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"あったらいいな"は大抵世の中にある

世の中には色々なサービスがある。

こんなのあったらいいのにな、と思うようなサービスは調べてみると意外とちゃんとある。

そのひとつのものに最近出会った。
’’大人なってもゆるーく進路相談が出来るサービス”である。

今の仕事を続けていっていいのか?と思った時に、大抵の人は転職サイトをみたり登録したりする。

でもその手前の「自分は何がやりたいのか」の部分に対しては転職サイトではニーズが満たされない。

そこで出会ったのが「大人の新路相談室」なるところである。

ここには色々な経歴を持った相談員が登録されていて、その人が相談に乘ってくれるのである。但し、ここは就職先を斡旋したり企業を紹介してくれるところでは無い様子。
(もしかしたらやっているのかもしれないので断言はできない)

私の場合は、今の職場と仕事を続けることに明るい未来が見いだせない状態であった。
かといって、じゃあ何がやりたいとかもまだわからないし、今この仕事や会社を辞めることは不安とか将来のリスクがちらついていて、もうどうしてよいかわからない状態であった。

何日もかけて悩んだが、そのうちに「そもそも自分の思考は正しいのか?」と自分で考えていること自体が不安になってきた。

そこで見つけたのが、この「大人の新路相談室」である。

自分の思考に不安しか感じなくなった私は、とにかく自分に無い思考を他人から教えて貰いたかったので、自分のこれまでの人生とは全く違う人生を歩んできた人に相談をした。

具体的な考えや方向性も何もなく相談を始めたのであったが、この相談員の方と話すことで、
・踏み出してなんとかなっている人は沢山いる
・自分は先のことを心配しすぎて動けなくなりすぎている
・今の状態は人間らしく生きていない
・自分がいかに狭い世界しか知らずに生きているか
といった事に気づけた。

そして、今の自分の年齢とか状況を見据えて、未来をかえていく着実な方法を教えてもらった。

今はその着実な方法を実践している最中ではあるが、とりあえず如実に日々の思考が変わった。

以前は明日生きる欲が無く今ここで死んでもいいや、と思っていたのであるが、今は自分の未来にちょっと期待できている。
我ながら驚いている。

まだ何も始まっていないし、目標も見つけられていないが、とりあえずそのスタート地点を見つけられたことだけで未来にほんの一筋の光が現れた。

ひとりで考え続けるよりも、まずは誰かに話した方がよいという、昔から世の中でよくいわれていることを、今更ながら実感した。

そして、現代は困っていることに力を貸してもらえるシステムとかが色々あって、”なんでも相談できる友人”がいなくても、そういうのを利用していけばいいのだということが身に沁みてわかった。

自分の狭い経験や知識や考えの中にあるものは、現実世界にほぼ存在している。

情報は受け身では無く、自分から積極的にとりにいかなくては、とあらためて感じた。

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