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“Close to You" Carpenters-1970

[RADIO DAYZ] 1970 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。

カーペンターズはUS出身のポップスデュオで、兄のリチャードはピアノ、妹のカレンがボーカルとドラムを担当しています。ロックバンドが全盛の中で、メロディ重視のポップスで勝負して世界中で大成功を収めています。

1969年にA&Mレコードと契約して、デビューアルバム『Ticket to Ride (涙の乗車券)』をリリース。これはもちろんビートルズのカバーです。

そして続く1970年には名作『Close to You (遥かなる影)』をリリースします。このアルバムはグラミー賞6部門ノミネート、2部門受賞と、彼らの歴代のアルバムの中でも高評価を得ることになりました。

当然ラジオでも、このアルバムからパワープレイ連発。彼らの曲が流れない日はありませんでした、まずはアルバムタイトルの「Close to You」から。

そしてもう一曲、このアルバムに収められている「We’ve Only Just Begun (愛のプレリュード)」も記憶に残る曲です。

いずれも優しいメロディとカレンの可憐な歌声が心に響きます。「Close …」は作曲が名匠バート・バカラック。「We’ve Only …」は作詞ポール・ウィリアムス・作曲ロジャー・ニコルスのゴールデンコンビが担当しています。

このアルバム制作から大物コンポーザーのバカラックが参加することになります。当初は彼の実力は認めるものの、作風には懸念点もあるとのことで、リチャード自身がアレンジを担当することを条件に作品を採用したのだそうです。リチャードの拘りも相当なものですね。

カーペンターズは特に70年代前半を代表するミュージシャンだけに、ヒット作もとても多いです。この企画記事でも何度も登場してもらうことになります。今回はこの2曲ということで。


夢中になってラジオを聞いていた頃の思い出をこちらでも語っています。

この記事を読んでくださった方の思い出などもコメントして頂けたら嬉しいです。

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