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ディズニーランド40周年

観光客を相手にする生業の悲しさでゴールデンウィークは無休。その代わりでもないのですが、先週5月なのに真夏のような日が2日あったと思うのですが、選りによってその2日間妻と東京ディズニーリゾートへ。

還暦も超え今さらディズニーという柄でもないのですが、今年は東京ディズニーランド開園40周年。実はこの年つまり1983(昭和58)年に私は日本石油(現エネオス)に入社いたしましたので、開園をよく覚えていたわけです。日本石油はオフィシャルスポンサーで、社員向けの割引券があり2月などの閑散期には確か2,800円くらいで入場できた記憶があります。

妻は娘たちと行ってから3年ぶり、私自身はおそらく20年ぶりぐらいだったでしょうか。初日はディズニーシー、2日目はディズニーランドへ。客層は予想とは逆で、シーは若い人がほとんで私たち以上の年配は1割程度いるかいないか。一方ランドは私同様若い時の楽しかった思い出もう一度!みたいな感じなのか、結構年配の方たちも見受けられました。

シーではほとんどの若者がディズニーキャラクターが描かれたシャツに身を包み、男女を問わず頭にキャラ付きヘアバンドを乗っけているもの多数。ディズニーの魔法かなんか知りませんが、フツ~のピンストライプ長袖ボタンダウンシャツにチノパン姿の私は逆に恥ずかしくなってまいりまして、妻も「こうなったらTシャツ買うしかないわ」と。

翌日のランドは買い求めたハデ派手のTシャツに身を包み勇んで入場したのですが、意外とランドの方はキャラ姿の人は少なくこれまた予想外。それよりランドで目立ったのが外国人。特にアジア人(台湾、中国、フィリピン、タイ、ベトナム)が多く、極端に言うと半分くらいが外国人のイメージでした。

シーでは夜のショーが秀逸で、これを楽しみにしていた妻はスマホでビデオを撮りまくっていました。私はランドで懐かしいアトラクション(カリブの海賊、ジャングルクルーズ、サンダーマウンテン、ホーンテッドマンション等々)に乗るのが楽しみだったのですが、一番のお気に入りは「イッツアスモールワールド」。

世界中の子供たちが歌い踊るのを船で見て回るという何の変哲もない趣向なのですが心がなごみます。戦争をしている国々の指導者や兵士たちには是非問うてみたい。「あなたは自分のやっていることを自国の子供たちではない、相手国の子供たちの前で誇れるか」と。子供は世界共通の宝、子供に誇れないことはやめましょうよと。

ディズニーランド40周年。そういえば私が日本石油に入社して最初の職場で後ろの席に座っていたのが妻。「てことは我々も出会って40周年やん。」気づいたのは帰りの新幹線の中。50周年は最初から狙って行きます。

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