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話が合わない。

たまにはバイク以外のことを。いや、バイクにも通じるのですが。

思い切りネガティブなタイトルです。嫌な予感のする人はここでやめましょう。


感情が急激に冷めることもある。

職場でも、あるいはコンビニの買い物中でも、取引先の人でも。
言葉を交わす中で突然感情がシャットダウンする瞬間があります。
自身の体験と相手の体験とが遠いであろうことを感じさせる仕草や言動や態度挙動を感じた時です。


遮断する。

崩れた親子関係や失踪した兄など過去の出来事が対象ではなく、仕事上の経験の蓄積で、現在も直接または間接的に触れる他人の生死に関わる部分のこと。
人は過去に生きるなと言う。
過去の捉え方は変えられるし、ある方からその術を教示して頂いた。

以前から現在まで向き合い続ける仕事において、人を相手にする以上リスクやトラブル回避のための対応を図る場面がある。
その対応法は、仕事を辞めるまでは変えられない。
例えば相手から脅迫される場合。
利益誘導される場合。
恫喝や威迫はよくある話。
面談中、話が要点に差し掛かった際に部屋の押し入れから8人の外国人が出て来て囲まれることも。
銃口を向けられることも複数回。
いや、民間企業としての仕事です。
その前の仕事では首を絞められ危うく…も。

相手の権利や請求の正当性について当事者が争いになり、そのジャッジのための資料を集め解析し所見を提出する仕事なので、相手方は必死です。

寒い冬でも薔薇は咲く

以前より対面の仕事をしない立場になったので、感情や情動を刺激される機会は減りました。
年齢も重ね、心の波を抑える術は増やせています。
しかし、他人の日常感覚と自身のそれとの乖離を感じた瞬間に、不随意反射として相手を遮断する反応が現れます。
止めようは無く…相手はわけがわからないであろうことは承知していますが、致し方ない。
言葉も感情も通じないし、赤の他人の相手から殺されかけることが度々なんて人生の緊張感を共有しているわけがない。
ましてや、こちらから相手を追い込み、そして正当な根拠で相手や相手の家族まで人生を狂わせることを、簡単に記憶や感情から平穏なオブラートに包めるわけもなく。

店を閉めても印と記憶はすぐには消えず


単純に言えば、時を過ごす世界が違ってしまった人と同じような人付き合いは未だ難しいということ。
幸いな部分があるとすれば、妻子も離れずに無事接してくれること、私にも友人が少しはいて、彼ら彼女らはまっすぐに話を交わしてくれることでしょうか。

この数年は、事故解析の書類による闘いが依頼の大半です。
自分の所見を記していく中で、擬似的に緊張感が増していき、終盤は徹夜しても疲労しないようなハイな状態になります。
ヘッドホンから同じ楽曲を何時間もリピートして聴きながら結論と編綴まで自分を追い詰めて終了。
そこまでしないと気が済まないのです。
相手を倒すのが命題なので。


枯れるのも悪いことじゃない。

頭おかしいやね(笑)




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