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【スト6】C春麗マスター到達しました

はじめに

初めまして、うおまちと申します。
7月頃からスト6を始め、3月末にやっとクラシック春麗でマスターに到達できました。これを機に、どのようなことを考えてプレーしていたか、言語化も兼ねてまとめてみようと思います。また、これからマスターを目指すC春麗使いにも参考になればと思い、使っていたコンボや所感等も併せて記載しています。上級者の方からすると意見が違う部分もあるかと思いますが、その点はご容赦いただけると幸いです。

春麗ってどんなキャラ?

まず自分が春麗に対してどういった印象を持っているか話します。
春麗はずばり、、、
飛び道具打って中足をどっかで差して詐欺飛び行くキャラ
です。
自分で今書いてみて、いろんなキャラがそうなんじゃないかと思ってきました。
ただ、立ち回りの強さや始動技の当てやすさなどから、詐欺飛びに行く機会はかなり作りやすいキャラではないかと感じます。詐欺飛びとはなんぞやという方は以下の動画を参照してみてください。大雑把に言うとローリスクハイリターンなセットアップです。

https://www.youtube.com/watch?v=jaU5xJ1sjQM

中足の振り方
まず、中足の振り方についてです。他の多くのキャラに言えますが、中足は発生が早く、リーチの長い立ちガード不能な下段技です。中には中足をヒット、ガードさせた際に中足の硬直をキャンセルし、ドライブラッシュに以降できるキャラもいます(通常中足ラッシュ)。
春麗の中足は発生が早く、リーチが長くかつキャンセルラッシュが可能な高性能な通常技です。個人的にはこの技を上手く触れるかどうかが、マスター帯までの勝率に大きく関わってくると思います。自分の中足を振る時の意識は主に以下の2つです。

相手の前進を止める中足
相手の後退を狩る中足

前進を止める中足
大前提として中足を含む下段技は立ちガード不能の攻撃であるため、ガードするためにはしゃがむ必要があります。しゃがむと移動が出来ないため、必然的に前進ができませんよね。相手に中足を見せてしゃがませる、これが前進を止める中足です。具体的には中足の間合に入って振る、中足の間合に入ってそうだから振る、中足の間合に入りそうだから振る、こういった意識で良いと思います。中足を有効に使い、相手に立ち回りで窮屈な思いをさせると、相手は前ジャンプドライブインパクト等の行動をとりたくなります。この2つは絶対に返せるように意識しましょう。
(これらの他にしゃがみガード継続、後退といった選択肢も相手側にとって中足を喰らわないための有効な選択肢ですが、いずれにせよこちらが有利な状況になりやすいため、特別意識しなくても良いと思います。)
中足で相手を動かす、相手の動きに対応する。

“地上戦”やね.......

後退を狩る中足
次に後退を狩る中足です。前述の通り、下段技は立ちガード不能です。そのため下がりたいと考えてる相手にも中足は有効です。どんな時に相手が下がりたいと感じるか、雰囲気でやっていた部分を自分なりに言語化してまとめてみました。ずばり、前歩きガードを通せている時です。相手に前歩きをされると何したいと考えるでしょうか。基本的には技を振って追い払うか、下がって距離をとる事を考えると思います。しかし格闘ゲームは画面端という概念があります。下がる事ができる距離は有限なので、基本的には技を振って「こっち来んな〜」って牽制をします(これのことを技を置く、置き技を振るみたいな表現を使ったりします)。やっと本題ですが、この置き技をガードしながら距離を詰めてみましょう。このゲームの技はガードさせてフレーム不利を背負う技が多いため、技をガードするとこちらがフレーム有利を取れます。不利フレームかつ、技の届く様な間合は嫌なので下がりたい、と感じるはずです。(むずいな...)。



使用していたコンボ

以下よく使ったコンボの紹介です。細かい派生や始動を除けば大きくこの4つかと思います。

  1. 中足(2中K)→キャンセルラッシュ中P→発勁(4大P)→構え(214P)→前突(構え派生小K)→中スピニングバードキック(2溜め8KK)

  2. 大K→構え(214P)→仙風(構え派生小K)→ODスピニングバードキック(2溜め8KK)

  3. 2大P→構え(214P)→前突(構え派生小K)→大気孔拳(4溜め6大P)

  4. SA2(236236K)→ジャンプ→鷹爪脚(2中K)→鷹爪脚(2中K)→大P→大P

SA2後のコンボは以後エリアルと表記させてください。(春麗のSA2の最終段のように相手を空中に蹴り上げたあと、空中で行うコンボのことをエリアルコンボ、エリアルとか言ったりすることが格ゲー界隈的に多いです。マーブルスーパーヒーローズというゲームのシステムが由来だそうです。)
1ずつ使う場面等解説していきます。

中足(2中K)→キャンセルラッシュ中P→発勁(4大P)→構え(214P)→前突(構え派生小K)→中スピニングバードキック(2溜め8KK)

このコンボは一番使用頻度が高かったコンボかと思います。さらに始動や派生のバリエーションが多いため、ほかのコンボより少し多めに記述します。

まず始動についてです。ここでは中足ラッシュ始動としていますが、ジャンプ大Kから中P以降を繋げたり、小Pカウンターヒットから中足に繋げることもあります。個人的にはどれも習得して欲しいところです。また、小Pカウンター始動については後述の「これで勝率が上がったシリーズ」にて少し触れます。

次にコンボの〆についてです。基本は中スピバで〆ますが
・ODスピバ→小スピバ(運び重視)
・ODスピバ→SA2→エリアル
・ODスピバ→小百裂→大天昇脚(画面端限定)
・ODスピバ→鷹爪脚(2中K)→鷹爪脚(2中K)→大P→大P(画面端限定最速前ジャンプで詐欺飛び)

などあります。一応これらは使い分けていました。少なくとも上2つの派生はできた方が良いと感じます。(上2つできたら下2つも習得早そうだけどね。)

1つめでかなり長くなってしまいましたがあとは手短に終わるので安心してください。

大K→構え(214P)→仙風(構え派生小K)→ODスピニングバードキック(2溜め8KK)

インパクト返した時に使っていました。ODスピバの後は前述の派生で上げたSAや小スピバなどが繋がります。
こんな感じでコンボって1つ覚えたら似た要領で他のコンボに役立ったりするため、思ったより労力がかからなかったりします。

2大P→構え(214P)→前突(構え派生小K)→大気孔拳(4溜め6大P)

これ結構神です、全部入れ込んで使ってました。最初の2大Pが当たってたらダメージ取れておいしい。ガードされてたらドライブゲージ奪えて嬉しい、みたいな感じで起き攻めの時やジャンプ攻撃をガードさせた時に使っていました。


これで勝率が上がったシリーズ

これを覚えたことで勝率がぐんとあがった、ランクが停滞していたときにこれを知って停滞を脱出できた、と感じた動きを紹介していきます。

中足ラッシュ

まずこれです。自分は記憶ではダイヤ行くまで使ってこなかったので、使い始めは遅かったのですが、スト6の攻めの参考書1ページ目といっても過言ではないのではないでしょうか。どのランク帯でも使い始めていいと思います。リスクの少ない振りやすい下段技から、密着有利展開を作れる神のムーブです。中足ラッシュをした後の行動は正直言って全然整理していませんが、本当にやるだけで勝率につながっていました。基本的に中P2中Pと入れ込んだり投げてみたりしていましたが、中Pの後に投げと微下がり2中P(投げぬけ狩り)などを狙っても良かったのかな、と今なら思います。3本ゲージを消費するため、その後のコンボは中P→発勁(4大P)→構え(214P)→前突(構え派生小K)→中スピニングバードキック(2溜め8KK)を多用していました。

2大P→構え(214P)→前突(構え派生小K)→大気功拳(4溜め6大P)

‘‘使用していたコンボ‘‘で紹介したものです。うりょさんの動画(下にURL張ってます)を見て抜粋して使い始めました。個人的にはこれが一番組み込みやすい連携だと思います。(動画で最初に触れている2大P→大百裂のほうが簡単ですが、プラチナ~マスターあたりから大百裂をガードされてしまうことが多くなってきた印象で使うのをやめました。)
ガードされても良い技なので、間合いの内ならどんどん振っていい技です。ドライブゲージを奪いにいく、あわよくばダメージを取れたら、みたいな意識で使っていました。余談ですがマスター行く直前くらいで2大Pのヒットを確認して大気功拳を中スピニングバードキックにできる時もありました。

https://www.youtube.com/watch?v=LMWL8wy5nEA&t=685s

相手のラッシュを止める追突拳(からのキャンセルラッシュ)

ラッシュしてきそうだと思った時に相手のラッシュをがん見、ラッシュが来たら追突拳からリターンを取るムーブです。相手の行動の抑止、かつダメージをとれます。また、ダイヤ未満ではラッシュを止める人が少ないランク帯に感じるので、ラッシュに信用を置いているプレイヤーも多いのか刺さりやすい印象です。近すぎると技の発生が間に合わないので注意。(春麗と相手との間に2~2.5キャラくらいは必要だと思います。)キャンセルラッシュの後は前述の中P→発勁(4大P)→構え(214P)→前突(構え派生小K)→中スピニングバードキック(2溜め8KK)を使っていました。

小P(カウンター)→中足ラッシュ

少し難しいですがこちらもかなり助かったため紹介します。相手の連携をガードしきった際の確定反撃として使っていました。小Pは発生4Fと春麗が出せる最速の技であるため、反撃として使用機会が多いです。また、相手の技の後隙にこちらの技をヒットさせるとパニッシュカウンターという扱いになり、その場合中足がヒットするようになります。パニッシュカウンターの使用上コンボダメージも上がるため、ダメージをとりつつ自分のターンを作ることができます。勝ちづらいキャラが分かってきたときや、わからん殺しをされているなと感じるときにプロがあげている対策動画や、フレーム表を見てこの連携はここで技が割り込めるよ、この技打った後は-4F以上不利を背負うんだな、なんてことがわかった時には組み込めるかもしれません。少しキャラ対策の要素が絡むため組み込むのが難しいと思いますし、ダイヤ帯くらいまで来て本当に伸び悩んでます、って時まで無理に使わなくても良いと思います。キャンセルラッシュの後は前述の中P→発勁(4大P)→構え(214P)→前突(構え派生小K)→中スピニングバードキック(2溜め8KK)を使っていました。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回このような記事を書くのは初めてだったため、拙いところもあったと思いますがご容赦いただけると幸いです。自分はスト6をやる前にスマブラを4年ほどやっていたのですが、負けることや失敗は強くなるために絶対に必要だと思います。志半ばで折れそうになっている春麗使いや、スト6で格ゲーを始めてくれた方々にとって、この記事が少しでも参考になれたらと思います。改めて、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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