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居心地の良い環境づくりは、相手に好印象を持ってもらうことから。

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人の心をつかむ15のルール


親しくなりたい人、好きな人にはもちろんですが、過ごす時間が長い環境にいる相手にも、好印象を抱いてほしいですよね。


人の悩みの9割は人間関係の悩みであるというくらいなので、接する相手全員に好印象をもってもらえば、幸せな時間しか過ごすことができなくなるでしょう。


本日は、そのような相手を1人でも増やすために、好印象を与えるコツを8つご紹介していきます。



① 相手に微笑みかける

挨拶するとき、対面で相手と話すときは、笑顔(明るい雰囲気)で話すように意識してください。


不機嫌そうにしている人や、あからさまに不愉快な顔を向ける人もいますが、その人はそれだけで損をします。少なくとも得することはないでしょう。


今日から声を掛けられたときは、マイナスの感情をそのまま相手に見せることはやめましょう。その表情や雰囲気を晒すことは八つ当たりでしかありません。


声を掛けてきた人にはなんの非もないのですから。


② すべての人の最大の関心事は「自分」

【どこまでいっても、人は自分に一番関心がある】


これは人間関係において絶対に覚えておかないといけないことです。どれだけ大切な人がいたとしても、その人を大切にしたいという自分の感情があるから、大切な人のために行動できるのです。


つまり、行動を起こす前に、「自分の感情を優先すること」というステップがあります。


もちろん、これは悪いことではありません。


ただ、相手と親しくなりたいのであれば、この特徴を絶対に忘れてはいけません。


③ 相手の話に耳を傾ける

②に通ずるところがありますが、すべての人は【大切にされたい】と思っています。


そして、相手の話をしっかりと聞いて反応することは、相手の【大切にされたい】という気持ちを満たすこととなります。


逆に、話をちゃんと聞かないと、相手は自分を軽んじられたと感じ、あなたにプラスの感情を抱くことはないでしょう。


話を聞くときは、
『スマホを机に出さない』
『相手の目を見る』
『相槌、表情でリアクションする』

この3点を絶対に忘れないでください。


④ 心をこめて相手をほめる

相手の行動や話に褒めることができるポイントがあれば、すぐに褒めてください。


ただし、【あなたが本心で思ったときに限って】です。表面的に褒めた言葉は、言われた側は意外と気づくものです。


また、「褒める」という行動は、相手によっては上からものを言われていると感じることもあるため、マイナスの感情を抱くこともあります。


「褒める」という行動が合わないと感じる相手には、【尊敬】【共感】の言葉を伝えるようにしましょう。


【尊敬】【共感】は相手を否定しない言葉なので、マイナスに捉えられることは少ないと思います。


ただし、繰り返しになりますが、本心からの言葉でないと、相手にマイナスの印象を与える可能性を忘れないでください。


⑤ 相手の名前を頻繁に呼ぶ

誰にとっても、自分の名前というのは重要な単語です。


名前を呼ぶということは、相手のことをしっかりと認識し、相手のことをちゃんと見ているということを示します。


とくに、褒める時には、頻繁に相手の名前を呼ぶことで、重要人物視されていると印象を与えることができます。


⑥ 「相手」を会話の主役になる

自慢話や武勇伝を語って生き生きとしている人っていますよね?


人は自分について話すとき、とくに好意をもってほしい相手に話すときには、熱が入って自分をアピールしたくなります。


「聞く:話す=7:3」の比率で会話をすることが良いと言われますが、これが難しいのは、みな自分のことを話している時間が気持ちいいからです。
(私もすっごく共感できます。(笑))


でも、だからこそ、自分の話を真剣に興味を持って聞いてくれる人には、好印象を持ちます。


会話で大切にしておきたいことは、あなた自身が自分の話したいことを話すのではなく、相手がその話を聞いてどう思うかを考えることです。


どうしても、自分の話をしたいとき、話してから「話し過ぎている」と気づいたときは、相手がその話に参加できる隙を作りながら会話を展開するように意識してください。


会話はあなただけでなく、あなたの「目の前の相手」と2人で成立させるものです。あなただけ話したいことを話して、相手が自身の話を始めたときに、会話の熱を下げるようなことはしてはいけません。


自分の話をしながら、相手が会話に入る隙を作ることは容易ではありません。まずは、話の最後を「相手への質問」で終わらせることを意識することから始めてみましょう。


⑦ 反論しない

自分の意見や経験を否定されて嬉しい人はいませんよね。


自分の意見を主張できることは良いことですが、その意見が相手を否定するような意見であれば一度立ち止まってください。


あなたが常識的に100%間違っていると思っても、相手には相手の考え方や思考のプロセスがあると理解を示しましょう。


反射的に自分の意見を主張する前に、相手に共感しようとする姿勢を始めに示してください。


新しい考え方の発見や、相手の新しい一面、もしかしたら相手をよりいっそう好きになるきっかけになるかもしれませんよ。


⑧ 聞き手の関心事を話す

会話で大切なことは、あなたが何を話したいかではなく、相手が何を聞きたがっているかです。


コミュニケーションが上手といわれる人は、相手目線で話を展開できる人です。


相手の仕事や経験を踏まえたたとえ話や、会話の主軸を相手の趣味や関心事にすることを意識してみてください。


間違っても専門用語のオンパレードや、相手を置き去りにするような話をしてはいけません。会話上手な人は簡単な言葉しか使いません。


難しい言葉を使っている人がカッコよく見えるのは、画面の向こう側で聞き手が自分に限らない場合だけです。


好印象を与えるために。

ご紹介した8つすべてを意識・実行できている人は、他人から敵視されることはなく、好印象を抱かれている人だと思います。


個人的な感想としては、「⑤ 相手の名前を頻繁に呼ぶ」「⑧ 聞き手の関心事を話す」の2点がまだまだ足りていないなと感じる部分です。


また、つい自分の意見を主張してしまいたくなることが多く、「自分の意見が強い」と思われている節もあるのかなと感じています。


私自身は、自分の意見を強く持っていないと思っているつもりですが、周囲からそのように思われるということは、そういうことなのだと思います。


やはり、好きな人たちには私のことを好きでいてほしいので、これからは、もっと相手に関心を持っていることが伝わるようなコミュニケーションを心掛けていきます。


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