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CalTa創立2周年を迎えました!

2021年7月1日に産声を上げたCalTaは、この度2周年を迎えました。
この間のお客さま、株主をはじめとする皆様のご支援、ご指導ご鞭撻に深く感謝申し上げます。また、いつも読んでいただいているCalTaメンバーの皆さん、この間本当にありがとう!

幾度にもわたる新型コロナウイルスの緊急事態宣言があった2021年の7月1日にCalTa株式会社は誕生しました。そのような状況下のため、駆け出し時はメンバー同士もなかなか会えず、Slackやメール、Web会議等を最大限に活用して連絡を取り合い、営業活動を展開し、デジタルツインの開発を推進しました。今思えばこの頃がいちばん厳しく、見えないものを掴み取るために必死だったのを覚えています。(今もなお、見えないもの、或いは見えつつあるものを掴みに行く日々ですが!)

一般的に、CalTaのような大企業発スタートアップ企業は、大企業の事業の一部分を切り出して独立する場合が多いのですが、CalTaはこれからJR東日本の変革に向けて取り組みたいことをメンバー自らが創り出して独立するという、特殊なスタートを切りました。しかも、Liberawareさんのおかげで調査に使うドローンは手元にあるものの、デジタルツインは独立して会社を設立してから開発を進めるという状態で、開発がうまくいかなかったら会社が立ち行かなくなるリスクを抱えていました。細かくここで書けませんが、開発も波瀾万丈であり、試行錯誤に悪戦苦闘・・・の日々。そんな中でも、当初の思想や哲学を捨てずに、不退転の決意で最後まで取り組んだ結果、満足のいくTRANCITYが完成し、2022年の5月23日にプレスリリースに漕ぎつくことができました。もし、リスクテイクなチャレンジ精神を控え目にして、安全に確実にできる無難な道を選択していたら、今のTRANCITYはできなかったと思います。また、難易度の高い点検や調査を避けてしまう結果、IBIS2に向けた課題の抽出や、IBIS以外のロボット駆使という新たなソリューションにも行き着かなかったかもしれませんので、果敢にチャレンジして本当によかったと思います。

現在に至るまで、TRANCITYもIBISも、お客さまに喜んでいただきつつも足りない点があり、様々なご意見をいただいてきたわけですが、そのご意見を大切にして速やかに改善計画を立て、丹精込めて要件定義を行い、スケジュールを意識しながら一生懸命改善する・・・それが、この間のCalTaの取り組みでした。こうして生まれ変わったのが、先日6月26日プレスリリースのIBIS2とTRANCITYです。
新型ドローン「IBIS2」とデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」アップグレードがプレスリリースされました! - (calta.co.jp)

やっとここまで来たなぁという気持ちもありますが、これまでの準備や仕込みが実を結ぶのはこれから先ということになります。もちろん、引き続きケイパビリティを高い状態に維持し、更なる改善を行う計画も立てておりますので、アップグレードされたTRANCITYとその先のTRANCITY、更にその先の・・・(ヒミツです♪)が相まって、お客さまのワクワク感も、CalTaのワクワク感も、これからどんどん盛り上がるであろうと予想しております!

この5月30日にはACSLさんの屋外型空撮ドローン蒼天と、TRANCITYの連携もプレスリリースさせて頂きました。
株式会社ACSLの「SOTEN(蒼天)」とCalTaのデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」の連携を開始します。 -
これで、屋内型の国産ドローンIBIS2と、屋外型の国産ドローン蒼天と、国産のデジタルツインソフトウェアTRANCITYの「日本連合」が完成し、日本だからこそできる素晴らしいチームが結成されました。これを契機に日本ならではの技術の展開に取り組んでまいりたいと考えており、さらに磨きをかけて、日本の皆さまのお役に立ちたいと考えております。もちろんそれだけにとどまらず、グローバル市場にもチャレンジしていきたいと考えております。まさに、ワクワク感満載です!

この他、CalTa周りのことで言えば、2022年のGW明け5月9日に、高輪泉岳寺駅前ビル9FでCalTa本部オフィスが稼働開始しました。実はこの時、高輪地区に限らず、様々な場所にある多数の物件を見たのですが、このビルを初めて見た時は「こんな便利な場所に会議室が3つあるオフィスは不要では?」など思いつつも、1階に入っている居酒屋さん(てらけん)が魅力的過ぎたので、このビルへの引っ越しを決断しました。(なんと不純な決め方。。。(笑))
それからCalTaは急成長し、今やメンバーも当初の5倍近くに増え、定例ミーティングを開催する日はオフィスが手狭に感じることもあるくらいになり、想定外と言ってはいけないのかもしれませんが、素直に想定外な状況です。とはいえ、メンバー皆さん外回りが多いため、これを書いている今日のオフィスにはたった3人しかいませんし、そんな日も結構あったりします。全体的に言えば快適でコミュニケーションも取りやすいオフィス、ということになるでしょうか。

業績面では、会社を設立した2021年度はドローン調査が想定上に受注でき、お客さまの関心の高さを感じました。これを受けて2022年度は非常に高い目標を設定したのですが、その後ドローンだけでなく様々なロボットを使った調査を開始したことや、2022年5月プレスリリースのTRANCITYを皆様にご評価いただき契約件数が伸びたこと、また年度末の最後の追い込みが功を奏し、設定した高い目標をクリアすることができました。これにはメンバー一同たいへん充実感がみなぎっていて、皆さんドヤ顔でしたね・・・(笑)
2023年度も更に高い目標を設定し、取り組みがスタートしていますが、これからもっとアクセルを踏んでいかないと、その高い目標は達成できないと考えております。引き続き気合を入れ、決して気を緩めずに、みんなで取り組んでいきたいと思います。

CalTaは経営ビジョンとして、その事業を通じて人々に喜びと幸せを提供すること、そして人々の暮らしを豊かにし、社会との調和ある発展を目指すことを掲げています。お客さまの幸せ、社会の発展に寄与するとともに、今の子供たち、その先に続く人たちに、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも良い未来を残していきたいと思っていますし、そのためにCalTaメンバー全員で一丸となり、力を合わせて小さいことから大きなことまで、心を込めて取り組んでいく所存です。

まだ二歳になったばかりですが、これからもCalTaをよろしくお願いいたします!

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