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「コーチングって何ですか?」を茂木コーチに聞いてみた【前編】

大門史果です。

cotreeにて、フィールドワーカーをやらせて頂いております。

cotreeには、オンラインカウンセリングの他にもアセスメントコーチングのサービスもあります。わたし自身、最初はcotreeのコーチングの事業に興味を惹かれ、お話を伺いにいきました。

今回は、「コーチングを学んでみたいんです!」というわたしの想いを受け止めてくださった茂木コーチに、「コーチングって何ですか?」を聞いてみました。

前編では、コーチングの流れからコーチングで得られるものまでをお話し頂きました。

茂木コーチってこんな人
cotreeではコーチとして、ビジネス開発を担当。最近はコーチの育成も行なっている。前職時代に働きすぎで適応障害になった経験などから、社会課題などの大きな方向から個人の内面やメンタルヘルスの領域に興味が変化。キャリアに悩む中でコーチングを知り、好奇心ベースで学んでみる。その後コーチングを仕事にすることを考えていた時にcotreeに出会い、入社。

コーチングセッションの流れとは?

大門:cotreeでもコーチングの事業を中心に関わっているとのことですが、コーチングセッションの流れを簡単に教えてください。

茂木:cotreeのコーチングセッションは60分間で、コーチからの問いかけベースで進んでいきます。

最初に、背景を知れればということで自己紹介をお願いして、その後コーチングをお申し込みいただいた動機や期待を聞かせていただきます。「転職について考えたい」「自分の特性と向き合いたい」など人それぞれで、それらを軸にセッションを進めていきます。

その後、自己理解の時間としてアセスメントシートの読み解きを行います。

そこからさらに、ご自身が今感じられてる課題やテーマに向き合う時間として、問いかけをして考えていく、というように進めていきます。主にその2つで、その後振り返りですね。

大門:ほとんどのコーチングセッションはそのような流れで進んでいくのですか?

茂木:はい。基本の構成は、アセスメントシートの読み解きテーマに沿った問いかけの2つです。

「アセスメントシートの読み解き」とは?

大門:「アセスメントシートの読み解き」は具体的には何をするんですか?

茂木:アセスメントシートには、答えていただいたアンケート結果によって分析されたその人のタイプや動機の持ち方について、解釈をお伝えしていきます。

それと共に、その人の今持たれている課題感とご自身の特性とどう関係してくるか、さらにこれからどう向き合っていこうかという話をしていきます。

大門:アセスメントの結果がその後の問いかけだったりアクションに落とすのにも影響してくるのですか?

茂木:影響することが多いですね。

課題やテーマに向き合う問いかけの時間

大門:2つ目の「テーマに沿った問いかけ」の部分ですが、どのように進んでいくんですか?

茂木:問いかけの部分はその人の向き合いたいテーマや課題について深めていく時間のことです。

コーチングにいらっしゃる方は、1人ではなかなか解決しない悩みや課題を持たれている方が多いですね。色々ハードルもありますし。

そのような人生に関わる課題を扱う時、まずその課題感について「どういう理想を目指しているのか」「どういう方向に向かっていきたいのか」という期待をまずお伺いします。

2番目に、その期待に向けて道が困難だったりしたら、「現在地はどこか」「具体的にどんな課題を感じているか」というところをクリアにしていきます。

その目的地と現在地の差分みたいなところに何があって、どう向き合っていくか、を考えていきます。

コーチングで得られるもの

大門:目的地と現在地の差分が明らかになったところで、最後はどういう形で終わるんですか?

茂木:終わり方は色々ですけれども、何を持ち帰ってもらうかは人それぞれです。その課題やテーマの段階にもよります。

コーチングによるわかりやすい変化は、何か壁があって、それについてどう行動していくか、という行動計画を持てることです。

他にも、今どういう状況にあるのかにモヤモヤしていることもあります。その場合は、自分ってなんでそっちの方向に行きたいんだったかだったり、具体的にどうなりたかったのかという、動機づけや目標がクリアに設定し直すこと、というのも1つのゴールになります。

自分自身がどういう状況にあるのか、どういう特性を持っているからこんな状況なのかとか、こんな葛藤で立ち止まっていたのか、など現在地をよりクリアに理解し問題をはっきりさせるところまでで一旦終了になることもあります。

大門:コーチングセッションの終わり方も人によって違うんですか?コーチングは最終的にアクションに落ちるイメージがありました。

茂木:人によりますね。できればアクションまで落ちた方がいい、みたいのはあるんですけれども、細かい話になったりするんで時間に左右されるところもでもあります。

「なぜそこに向かいたかったのか」や「どこに具体的に向かっていきたいのか」がクリアになるだけで、その人が勝手に進める状態になったりすることもあるんですね。そういう場合は行動計画をたてることに時間を割かなくても自分で動いていける状態になったりします。

大門:なるほど、コーチングの流れがよくわかりました!

《「コーチングって何ですか?」からわかったコーチング》
・cotreeアセスメントコーチングは、「アセスメントシートの読み解き」「テーマに沿った問いかけ」の2軸で進んでいく。
「アセスメントシートの読み解き」では、タイプや動機の持ち方などの解釈をもとにコーチングで扱いたいテーマに落とし込んでいく。
「テーマに沿った問いかけ」では、コーチからの問いに答えながら現在地から目指したい方向までの道を明らかにする。
・コーチングで得られるものは人それぞれ(行動計画を立てること、動機づけや目標を明確にすること、問題を理解することなど)だが、自分自身で進んでいける状態になることがゴール。

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後編は、そんな茂木コーチのコーチングへの想いについて、聞いていきます。

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