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自分は将来何がしたいのか?

就職VS独立

カンボジアに来てもうすぐ4か月が経とうとしています。
少しずつ将来のキャリア、大学卒業後の進路について考える機会が増えてきました。

以前トークンハウスで就職VS独立というテーマでお話をしました。
以下の記事をご覧ください。

今では副業を認めている会社も少しずつですが増えてきています。
最初から「就職」とか「独立」とかを決める必要はなく、自分の中では、就職しながら副業にも力を注ぎ、副業が軌道に乗ったら独立という考え方もありなのかなと思いました。

話していて思ったことは、本当に働き方は多種多様だと思いました。
例えば国際協力に関しては以下のように関わり方・働き方は本当に多種多様です。

・新卒でNGO・NPOに就職をする
・青年海外協力隊で働く
・サラリーマン兼NPO・NPO職員
・プロボノ(民間企業で経験・知識・人脈・資金を身につけ、インパクトを与える活動を行う)

自分に合った働き方をするために「何を軸に働きたいのか」「将来自分がどうありたいのか」を決めることが大切だと思いました。

で、何がしたいのか?

結論から言うと「ソーシャルビジネスで世界にインパクトを与えたい」
とは言っても「どこの国の」「誰の」「どんな状況」を変えたいという考えは未だに漠然としているし、ソーシャルビジネスは難易度が高いということも十分承知しています。
「将来の自分はどうありたいのか」「社会にどのような価値を与えたいのか」と、そんなことばかり考えながら、たまたま見つけた会社が「ソーシャルビジネスで世界を変える」というボーダレスジャパン。

ソーシャルビジネスを成功させることが難しいのであれば、ボーダレス・ジャパンが社会起業家のバックアップオフィスとなり、事業に専念するために必要な機能を提供すればいいと考えています。
具体的には創業資金・成長資金をはじめ、黒字化するまではマーケティング・広報・デザインなど事業のフロント側のサポート、黒字化以降も人事・労務・経理などバック側の機能をすべて提供します。

ボーダレスジャパンを知った時に「自分の可能性を最大限に引き出し、挑戦できる環境がある」と確信しました。

なぜソーシャルビジネスなのか?

①寄付や助成金には限界があると思ったから。
准認定ファンドレイザーの必修研修に行った際、NPO/NGOが社会にとってインパクトを与える活動しているにも関わらず、多くの方が「資金不足で継続することが非常に困難だ」と仰っていました。
私自身もカンボジアにあるNGOで活動している中で、資金繰りに苦労しているのは間近で見ていて、寄付や助成金には限界があると感じるようになり、寄付や助成金に依存するのではなく、活動を持続可能なものにする方法はビジネスだと考えたからです。

②自分が満たされて初めて人のことを考えれると気付いたから。
私はカンボジアの村で生活しているのですが、毎日のように停電/断水が起きます。
その時に人生で初めて衣食住が侵されているように感じました。

<マズローの欲求>

安全の欲求(停電や断水でトイレの水が流せない、シャワーを浴びることができない、明かりがない)が満たされていない状態だったので、周りの人のことを考える余裕はいつも以上に無く、自分第一で行動している自分がいました。
私の場合は、自分が満たされている状態ではない限り、人のことを考える余裕がなくなってくるということに気づきました。
つまり、誰かを支援する、誰かを助けることができない状態になるということです。

私は、生まれた国や地域が異なるだけで生じる「格差」に大きな疑問を抱いています。
日本で生まれたから、カンボジアで生まれたからとか、性別、宗教、慣習とかはどうでもいい。
先進国で生まれたから偉いとか、途上国で生まれたらそうじゃないとかではなく、同じ目線に立ち、対等な関係で、ある目標に向かって共に歩みたい。

支援する側、支援される側の関係性ではなく、自分がソーシャルビジネスで社会課題を解決しながら、「雇用と利益の創出をすること」が
WIN-WINの関係性が構築できるので、ソーシャルビジネスは魅力的だと思っています。

いまいち、なぜソーシャルビジネスなのかについて書けていないので深掘りしたいと思います。

今回はこの辺りで、、

自己紹介

1997年生まれ。大阪府出身の22歳。立命館大学4年次休学中。
2017年8月カンボジア農村部の小学校を訪問し、学校に行けない子供達がいて大きな衝撃を受ける。
2018年1月クラウドファンディングで42万5000円の資金調達をし、日本語ボランティアスクールを建設。約30人の子どもに日本語教育の機会を提供。
しかし思わぬトラブルが続き、運営できていない現状が続いております。
カンボジア人によるカンボジアの支援のあり方を学ぶべく、2019年6月から半年間「NGO CBB」にてインターンしています。

#キャリア #ソーシャルビジネス #社会起業家 #カンボジア

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