酒に酔うと何が起こるのか

「酔っ払う」とはどう言う現象なのか。酔っ払ったことのないあなたにお伝えしましょう。ようこそ深淵なる酔っぱらいWORLDへ。
(らくだ個人の体験であり他の酔っぱらいのことはまったく知らないのでよろしくお願いします。)

わかりやすいようにシチュエーションは示しておきます。なぜなら酔いとは条件によって異なる様態をみせるからです。ここでは、あなた一人で部屋で飲んでいます。じっくりと、邪魔されることなく「酔い」と向き合うことができます。

まず、身体の状態は「全て」鈍くなります。耳が遠くなり、体幹に力を入れることができなくなります。千鳥足の正体です。耳は遠くなり、目は役立たずになります。(悪くなると言うより処理する脳側の問題)
しかし、痛みや気持ち悪さといった不快感もまた消え失せます。二日酔いの際の「迎え酒」は確実に有効です。その後のダメージが大きいのでオススメできませんがその場の苦痛をとりあえず抑える事はできます。

そしてここからが大事なのですが、うまく「酔いがハマったとき」は、精神面では「感受性が高く」なります。映画などフィクション作品を見ると普段より感動的な体験を得ることができます。しかし複雑なストーリーは一切理解できませんので単純なものに限ります。見慣れた風景はより美しく、まわりの音楽はより刺激的に聴こえます。
また、最高にハマったときは、前述の身体感覚の喪失に伴い「世界と自分の境目が曖昧になる」感覚を味わうことができます。どこまでか自分か?どこからが世界なのか。特異な体験です。
ハマるのは大変難しく大抵その前にべろべろになって気持ち悪くなったりします。

NetflixでLSDのドキュメンタリーを見たことがあるのですが、幻覚こそ見えないものの、体験として近しいものがありビビリました。酒ってこえーーーー。

飲まずに済むならこんなものは飲まないほうがいいですな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?