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ガソガソ詐欺にご用心!

 はてさて、僕はスタジオバンバンの西田カメラマン先生に弟子入りして撮影技術を学んでいるのでありました。


 で、西田先生より「画素数よりもイメージセンサーの大きさでカメラを買いなさい!」と教わったのですが・・・僕にイメージセンサーの知識がなくて、何が何やらさっぱりわからず理解できなかったのでした。わてホンマによう言わんわ。てなわけで、それを検証したのが前回の記事で・・・。


この階調の違いは200万画素の違いだけなのだろうか?

 で、「何だかよくわからないけどイメージセンサーって重要そうだな!」というのは理解できたのですが、じゃあ、翻って「画素数って何なのよ?」という疑問が残ったのでありました。僕が持っている13年前のコンデジと一眼レフでは画素数の違いは約200万画素。・・・200万画素の差って、けっこうな数ありそうですけど、例えば「イクラが200万個あるぞ!」って言われたら「そんなに食えない! 食ったら痛風一直線!」とか「軍艦巻き何個分? そんなに軍艦巻いたら寿司職人腱鞘炎!」とかって思っちゃいますけど、コンデジの約1,600万画素に対して一眼レフの約1,800万画素は約1.1倍ですからね。画素数が1.1倍でここまで画質に差が出るってことは、やっぱり原因は画素数ではなくてイメージセンサーの違いなんだろうなぁ・・・ということで今回は検証「イメージセンサーと画素数の関係」です。

 ・・・思い出しましたが、画素数といえば、旧バカルディのさまぁ〜ずのお2人が・・・って「旧ツイッター」みたいに言ってしまいましたが・・・組んでいたバンド(?)「マイナスターズ」で画素数のことを歌った「デジタル時代」という名曲があるのですが・・・。


 ・・・この「デジタル時代」が発売されたのが20年ぐらい前。確かそれ以前は「画素」とか「画素数」って言葉を使っていなかったような気がするのですよね。「最近のデジカメはすごい画素数さぁ」とか言い出したのはここ20年ぐらいのお話だと思われ・・・i modeでi shotしていたあの頃です。あの頃、君は若かった。まぁ、僕も若かったんですけどね・・・。

 あ、ちなみにイメージセンサーっていうのは撮像素子のことで、画素はピクセルのことです。でもって今話題にしている画素はイメージセンサーの画素なので、ディスプレイを発色するための画素のことではなく、デジタルデータの可変可能な画素のことでもなく、色を取り込むための画素の話でございます。「画素っていろいろな画素があるんだねぇ」というのを踏まえていただいて、本題! 本題に入るまでが相変わらず長い!!

 


 てなわけで僕の調査結果です・・・あ、この調査結果、もし間違っていたらごめんなさいね。僕が個人的に調査した結果です。「これって、間違っているんじゃないか?」と思われましたら、ご面倒ですが各自でググっていただいたり、ウィキペディアったり、ひねもすのたりのたりかなしていただいて・・・僕なんかよりも詳しい方が、このワールド・ワード・ウェッブというクモの巣の中では、いっぱい書いていらっしゃいますので、そちらをご参照くださいませ・・・という逃げ腰エクスキューズを入れさせていただいて・・・で、えーとですね、まず、僕の持っているコンデジの画素数は約1,600万画素。それに対して一眼レフの画素数は約1,800万画素。一眼レフの方が約1.1倍、画素数が多い・・・。


画素数の差は1.1倍なのに・・・

 で、イメージセンサーこと撮像素子を調べてみましたら、コンデジのイメージセンサーが1/2.33型CCDというセンサーで、一眼レフがAPS-Cというセンサー。で、この大きさの違いを調べてみたら、びっくりしたなぁもう、なんと13倍もありました! 一眼レフの方がイメージセンサーこと撮像素子が13倍も大きい!!


撮像素子の大きさの差は13倍!

 これって数字よりも絵にするとわかりやすいです。大きさの違いを例えるならば、朝ごはんの定食で出てくるパックに入った味のりの大きさと、切らない全形ののりぐらいに大きさが違います! (あくまで個人の感想です。)


全形のり!

 でもって、このイメージセンサーこと撮像素子の大きさに対して、画素がどれぐらいの大きさで入っているのかを割り算してみますと・・・(撮像素子の大きさ)÷(画素数)・・・その差は約12倍でした! つまり、色を取り込む画素またはピクセルが、コンデジより一眼レフの方が12倍大きいのです! ですので単純に考えると、一眼レフの方が色の情報量が12倍入っている画素またはピクセルなのでありました!!


約12倍の情報量!!

 同じ画素という名前なのに、ああそれなのに、方や一眼レフの画素は情報量が12倍ですよ! 12倍ってすごいですよね!! だって明日の朝に目が覚めたときに、もしあなたの身長が12倍になってたらどうします? 150cmの人だったら18mになってますよ! おそらく寝返り打てないです! というかよく起きなかったな? パジャマはビリビリに破けてますし、布団も小さいから寒いだろうに。夏だったのかな? ってことで、僕はこのイメージセンサー事実を全く知らなかったので、カメラマンの西田先生と話が噛み合わなかったわけです・・・例えるならば、2人はシーフードヌードルという同じ話をしているつもりなのですが、西田先生からすると僕が話しているのはミニサイズのシーフードヌードルの話だったのです。西田先生はシーフードヌードルのビッグの話をされていた。けれど、僕はシーフードヌードルはミニしか知らずにビッグがあることを知らなかった・・・って、この例え、あっているのかしらん? 何だか違う気がする・・・。


この撮影むずかしかったです・・・

 シーフードヌードルの例えが違うならば・・・天かすですね。揚げ玉です。ピクセルは揚げ玉です! ・・・あの〜、スーパーで売っている揚げ玉って、揚げ玉を作ろうと思って作られた揚げ玉なので、あんまりおいしくないのですよ。なぜなら、味が少ない。揚げ玉の醍醐味はいろいろな木っ端が入っているところです。おそば屋さんの揚げ玉が、なぜおいしいかと言えば、天ざる用の天ぷらを作ったときに「出きてしまった」揚げ玉なので、エビとかイカとシソとかの木っ端が入っているのでした。ですので、いろいろな味がします。なので、おいしい。つまり、おそば屋さんの揚げ玉は、情報量が多い揚げ玉なんです! だから、おそば屋さんで食べるタヌキそばはおいしいんです! 僕はシーフードヌードルも好きですがタヌキそばも好きです!! 「シーフードヌードルとタヌキそば、どちらか1つしか選べない。どちらか1つだけ選べ! 選ばないとお前は死ぬ!!」って言われたら困っちゃうなぁ・・・って、それを俺に言っているお前は何者?・・・って、あれ、えーと、僕は何の話を書いていたのでしたっけ???

 あ、そうだ! 画素数とイメージセンサーの話だ!! ・・・ということでございまして、えーと、画素数がいくら多くても、イメージセンサーが小さかったら得られる色情報は少ない! ・・・僕は今までカメラの知識が全くなかったので、カメラを買うときは、ただただ「画素数が多い」ってのだけを基準に選んでました。やられた・・・ガソガソ詐欺にだまされたぁ・・・って、これって、もしかして常識なのですかね? みなさんご存知でしたか?? 僕が知らなかっただけ???

 ということでございまして、今日の結論としましては「タヌキそばを食べるならば、揚げ玉の情報量が多い、おそば屋さんで食べる方べし!」ってことですかね。あぁ、タヌキそばが食べたい。♪夏が来れば思い出す〜 冷やしタヌキは小諸そば〜♪ ということでございまして、ちょうど時間となりました〜♪ 今回はこれにてドロンします! タヌキそば食って寝ます。次回を刮目相待!!


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