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「マクロレンズ」か? 「ミクロレンズ」か?

 さてさて、カメラがバンバン上手くなるようにはじめたこのnoteなのですが、ぜんぜん撮影作業に入れません・・・。とりあえずカメラ用語の勉強をしております・・・。ということで、前回、前々回に引き続き、いただいたコメントからのお勉強です。前々回に中岡始さんからいただいたコメントはこちら↓

こんばんは、初めまして。強度の近視・乱視持ちです。裸眼ですと、常にアウトフォーカスです。焦点距離は、せいぜいマクロレンズの開放付近くらいです。裸眼で夜景を見ると…すべてが玉ボケになります。そんな私ですが、ハードコンタクトレンズを装着すると、一気にF22くらいは見えるようになります。

 コメントありがとうございました。ちなみに中岡さんのnoteはこちらでございます↓


 で、今日は「マクロレンズ」についてお勉強をしようと思います! 「マクロレンズ」って言うからには「マクロ」に写るレンズなのだと思われます。おそらく、かなり「マクロ」に写るんだと思われます。あー、マクロマクロ・・・ん? そういえば「マクロ」ってどういう意味でしたっけ?


「マクロ」とは何か?

 ということで「マクロ」の意味を調べてみましたら・・・「巨視的」と出ました。お〜、「巨視」って、なんだかカメラ用語っぽいですよね。普段使わないですよね、こんな言葉。「そんなに俺のことを巨視的に見るなよー」とか・・・。つまり「マクロレンズ」とは「巨視的」に写せるレンズなのでしょう。なるほどなぁ〜・・・巨視的、巨視的・・・ん〜、ところで「巨視的」ってどういう意味なんですかね? 

「巨視的」とは何か?

 で、「巨視的」をネットで調べてみましたら・・・以下引用。

「肉眼、感覚で直接に識別することのできる程度の大きさを有するものを対象として見るさま」

 とのことでした・・・すごい。まったく何を言っているのか、わからない文章・・・。神様、僕の頭をもっと良くしてください・・・。で、えーと、違う意味もありまして、それは・・・、

「物事に対し全体的に把握・理解をするさま。 大局的な観点より把握するさま」

 と出ました・・・物事を俯瞰で見るってことですかね? ・・・うーん、僕が思っていた「マクロ」と違うなぁ。僕は「マクロ」は「近づいて見ること」だと思っていました・・・。

「マクロレンズ」とは何か?

 ではでは、「マクロレンズ」とは何かを調べてみましたら・・・うーん、結構ややこしいなぁ・・・以下引用します。

「マクロ撮影とは被写体に近づいて撮影する、いわゆる接写のことで、マクロ撮影を行うためのレンズのことをマクロレンズといいます」

 うんうん。これはわかります。僕が思っていた「マクロ」です。で、えーと、違うサイトからも引用します。

小さな被写体を大きく写せるレンズがマクロレンズです。植物についた水滴や、機械式時計のムーブメントなど、繊細で緻密な被写体をマクロレンズをとおして見ると、肉眼で見るのとは違った世界が見えてきてとても魅力的です」

 なるほど・・・「マクロレンズ」は「小さなものを大きく写すレンズ」ですか・・・ん〜、けど、その意味だと「マクロレンズ」じゃなくて「ミクロレンズ」なんじゃないですかね? この説明だと「ミクロの世界を撮れるレンズ」って意味で、ぜんぜん「巨視的」じゃないような・・・。さらに違うところからも引用。

 「マクロレンズの定義は難しいですが、一般的には撮影倍率が等倍を超えるレンズをマクロレンズというようです」

 とのこと。なるほどなるほど・・・ぜんぜんわからない・・・「撮影倍率」ってなんでしょうね?

「撮影倍率」とは何か?

 ということで「撮影倍率」を調べてみました。これまた引用。

「撮影倍率とは、撮像面上(撮像素子)に写された像の大きさと、被写体の実際の大きさとの比率」

 とありまして・・・、

「たとえば、5cmの長さの被写体が撮像素子面上に1cmに写ったときの撮影倍率は1/5倍(1:5)といいます」

 へー、なるほど・・・。5cmのものが1cmに写るとそれは「撮影倍率」が1/5倍。で、マクロレンズの定義が「撮影倍率が等倍を超えるレンズ」ということでしたから、5cmのものが10cmに映ったらそれは「撮影倍率」が2倍の「マクロレンズ」ってことですね。・・・けど、10cmもある撮像素子なんてあるのかなぁ? すんごくどでかいフィルムとかかなぁ・・・。

それってやっぱり「ミクロ」じゃないの?

 さて、以上を調べてみて思ったのですが・・・まず、僕は「マクロ」を勘違いしていたということ。「マクロ」は「巨視的」って意味で「物事を俯瞰で見る」という意味でした。その勘違いを認めて考え直すと・・・やっぱり「マクロレンズ」じゃなくて「ミクロレンズ」の方が意味があっているような気が・・・。「ミクロ」の意味は「非常に小さいもの」ですから、「ミクロ」のものを大きく撮れるレンズってことで「ミクロレンズ」の方が僕にとって、しっくり来ますね・・・。

「マクロ」なのか? 「ミクロ」なのか?

 で、僕はしつこい、粘着質の人なので、さらに、しつっこくネチネチと調べてみましたら・・・こんな文章を発見しました!

「Canonなど多くのメーカーでは「マクロ(Macro)レンズ」という呼称ですが、Nikonでは同じものが「マイクロ(Micro)レンズ」となります」

 あ、これだ! これが原因だ!! ユリイカー!!! これで僕の疑念はすっきりします・・・。で、ここからは僕の想像で書きます。裏は取っておりません。信じるか信じないかはあなた次第・・・。

むかしむかし、あるところに「レンズ」がありました。そのレンズは小さな「マイクロ」のものを大きく撮れるレンズだったので、村のカメラマンたちは「マイクロレンズ」と名づけました。しかし、なんだかんだと、いろんなことがありまして、時は流れて幾星霜、いつのまにやら「マイクロ」の「イ」が取れてしまい「マクロレンズ」という名前になり、レンズの意味が逆転しまったとさ。めでたしめでたし

 ・・・って、ぜんぜん、めでたしじゃない! 以上のような僕の邪推により、おそらくNikonさんの主張が正しい気がします・・・。「マクロレンズ」じゃなくて「マイクロレンズ」なのだと思うなぁ・・・。この説があっているのかどうか、もっと調べたいけれど・・・ちょうど時間となりました〜♪ ってことで、今日はここまで! 次回を刮目相待!!


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