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ヒースロー空港はもう嫌だ

さて、オスロ空港からスカンディナビア航空でロンドンはヒースロー空港へ向かいました。
オスロからならスカンディナビア航空はいいですね。ノルウェーから多分一番飛んでると思うので、カウンターがいつも開いてるみたいです。
フィンランド航空は2時間前までカウンターに人がいませんが、今回は3時間前に発券してもらいました。

オスロ空港にて。SAS便

ロンドンまでは約2時間半で、音楽聴きながらうとうとしていたらあっという間でした。
丁度目が覚めたら、眼下に広がる海上に無数の風力発電がくるくる回っているのが見えました。
イギリスの陸まで結構距離あるところまで立ててあるので、凄い距離の海底パイプライン引いてあるんじゃないかとイギリスの国力を感じました。いや、実際のところは知らないし、今はネット検索もままならないのですが。
陸の上の空域を飛んでいて気づいたのはとにかく平野が多く、ソーラーパネルを設置してある建物が多いことですね。日本と同じくらい沢山ついてました。
良く日光が当たり風も吹くのか、とノルウェーから離れたことをこの時強く実感しました。
ノルウェーは上空から見ると森と湖しかなく、その隙間に集落が点在していて、電力は水力発電が多いです。農耕に適した土地はほとんどありません。

空港に降り立つ直前にロンドンの大都会部分と有名な赤い二階建てバスを目撃してちょっと感動しました。

中央部のビル街は壮観だった

ヒースロー空港の写真はこれしかありません。
降りた直後です。
これまで訪れた空港で一番デカかったのがオランダのアムステルダムくらいなので、この写真を急いで撮った時にはまだヒースロー空港を舐め腐ってました。乗り換え時間は1時間半あるし、パスポートチェックはない、持ち物検査だけだしなんとかなるだろうと。

ヒースロー空港

降りたところにゲート案内がなく、ターミナル番号しかわかりません。
仕方ないのでターミナル案内を辿っていくと、バス停に着きます。
ここでもまだ、ああ、羽田もあるよね、くらいしか思ってなかった。
まさかターミナル移動のバスで20分も取られるとは。
羽田成田間移動が嫌で東京通らないルート探したのに、何これ、ヒースロー舐めてた?

ターミナル移動用のバス

ここらへんでかなりヤバいことに気づき、駆け足で進み出します。持ち物検査はノルウェーより3倍くらい厳しかった。
というか持ち物検査で靴まで脱いで検知機にかけたんはヒースローが初めてだ。
時間がヤバいのは知っていたが、次は11時間のフライトなので水のペットボトルを買いたい。座席についてる水だけじゃ足りなくなるから面倒くさい。
焦って買ったら自販機を2回間違えてファンタを二本買ってしまう。やべえ、甘い炭酸嫌いなんだが。
後2分あったら誰かそこらへんの待合の人にファンタはお好きですかって配れたのだが、ここでなんと人生初の空港内放送で名前を呼ばれてしまう。
やっべぇ!走れ!
うっおー!なんつう広いターミナルだ。オスロ空港の端から端までとおんなじ距離感じゃねえか、まだ辿り着かねえよ!てかこれが四つあるってなんて規模だよ。空港じゃねえ、基地だろ。

と、ディスってばっかですが、ヒースロー空港の雰囲気はものすごく好きでした。英語圏の国に降りたったのが人生初だったので、案内が英語のみでものすごくスッキリしているのに感動してしまいました。周りにある情報がストレスなく頭に入ってくる安心感というのはとてつもなく心地よいです。例えそれがしょうもない広告であっても、理解出来ないというのは脳にストレスなんだなあと改めて感じました。
職員さんも当たり前ですが完璧なイントネーションの英語だし、あーこれが英語圏かと。ベトナム語はどう発音するのかすら予想がつきません。

とりあえず無事正しいゲートに辿り着き、ベトナム航空のカウンターで、「マダム、お呼びしていましたよ」と言われ、ま、まだーむ!とショックを受けて一瞬凍りついたのは秘密だ。
頭の中をミンクの毛皮を纏った恰幅のよい婦人が10人くらいまとめて脳内を蹂躙していったからだ。多分、この瞬間が一番イギリスを感じた。
まあ、とりあえず無事にトランスファー出来て良かったぜ。

ベトナム航空は意外と快適だ。安全案内のムービーがベトナムっぽさのあるアジア映画系のダンス仕様で見ていて楽しめたし、座席にUSBチャージスロットがあるし、機内食はめちゃくちゃ美味しい。比較しちゃなんだが、フィンランド航空の湯で野菜とマッシュポテトよりずっと好きだ。
それに女性のCAさんがアオザイ着ていて超ステキ!

なんかチキンの煮込みと芋粥が美味しすぎた

ファンタ重すぎ!と思って、一つとびの反対側の中央通路席に座ってたベトナム人のお兄さんに、
「ファンタお好きですか?ヒースロー空港で間違えて買ってしまったんですよ」って話しかけてみたら、最初は尻込みしてたけど(いや、自販機前ならいざ知らず、どう考えても不審なファンタだし、ちょっと押し付け迷惑だったな、と反省はしている) 話すうちに仲良くなって、最後は開けて飲んでくれてた。無駄にならなくて良かった。ベトナム人親切。Feが感じられる。
そういや国民性はESFJなんだっけ。ENFJには過ごしやすい環境なのかもしれない。楽しみだ。

と、ここまでホーチミンにつくまでオフラインで書き溜めていたものをあげておく。
続編は福岡行きを待つ間に執筆します。
それでは!

朝ごはんは、まあどこの会社も似た通って普通。トマトがグリルされていた。




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