見出し画像

しりとり笑い道③ 「ギャロップ」

こんにちは!とちぎキャンパる編集室の記者②です。
しりとり笑い道、3回目となりました!


外出ができない中、「大声で笑う」ということが一番のストレス解消法だと思っています。つまりお笑いが効果的!
読者の皆様のお笑いを見るきっかけとなるよう、精いっぱい書いていきます。今回もよろしくお願いします!


今回は、前回の「キサラギ」に続いて、
「関西では知らない人はいない!」と言われているベテランコンビ、「ギャロップ」を紹介していきます。


ギャロップは、2003年に結成された、ボケ・林健(はやしたけし)、ツッコミ・毛利大亮(もうりだいすけ)からなる、関西の漫才師コンビです。毛利さんが吉本の養成所の1年先輩で、同期の芸人は平成ノブシコブシ吉村さん、とろサーモン久保田さん、後輩の林さんの同期の芸人は千鳥、とろサーモン村田さんです。

林さんは「低身長・ハゲ」、毛利さんは「身長180センチでDJもやっているおしゃれ系」という、まるで真逆な2人で構成されていて、一度見たら忘れないビジュアルです。

実は毛利さん、関西では「ナルシスト」で有名なんだとか。
そしてその噂は東京の吉本芸人の元まで届いているそうです!(かなりのナルシストですね、、、)
後ほど詳しく説明していきますね。


M-1グランプリ ラストイヤー

2018年、M-1グランプリラストイヤーには、ファイナリストとなりました!結果は8位でしたが、ここまで来るのにとても時間がかかったようです。

コンビを結成してすぐに出場した2004年は1回戦敗退。翌年も2回戦止まり。2006年から2009年までは準決勝進出と、時間をかけて徐々に頭角を現し始めます。

しかしその後は3回戦止まり、準々決勝止まりと停滞し始めます。
そしてついに最後の年となった2018年に決勝に進出したのです。
長い時間がかかってしまったのは、このコンビのスタイルが関東には合わなかったからだと思います。ちょっとオヤジギャグっぽいところも、大阪では笑いになりましたが、関東ではすべってしまったのではないでしょうか。


特徴は、「関西で知らない人はいない」といわれるだけある、自信と余裕のある漫才です。ネタ中に噛んだり、おどおどしたりすることは一切なく、常にいいテンポで進んでいきます。見ていて安心して笑えます!

また、ネタの最初に観客席に向かって「みんな生えすぎちゃう?」とボケる林さんに、「お前が抜けすぎなんや!」と毛利さんがツッコむ、林さんの
”ハゲキャラ”を生かしたスタートも特徴です。


オチが微妙なしゃべくり漫才

ここからはネタの紹介です。
まずは、2018年のM-1グランプリ決勝戦で披露したネタ、「コンパ」。毛利さんが行けなくなったコンパに代わりに行ってくれと頼まれた林さんですが、そのコンパは何と全員が20代で、しかもモデル。「人数合わせだとしても行きたくない」と、かたくなに拒む林さんを説得するというネタです。

このネタでは、林さんの「低身長・ハゲ」というキャラを存分に生かしています。このコンビの場合、2人の特徴がかなり違うのでよりこのようなネタが引き立つと思います。
ですが、容姿をいじるネタはよく見かけますし、新しい感じはしません。
何よりオチがよくわからないので、大きな笑いが起きにくいネタかもしれません。オチがはっきりしてないと4分間何だったんだ…ってなってしまいますからね。

私が一番面白いと思ったのは、「海外の通販番組の吹き替え」というネタです。林さんが通販番組の吹き替えをするというネタなのですが、見ていると、「確かにこういう通販番組ありそう!」と思えてきます。
毛利さんの、外国人っぽい動作はもちろん、本当にありそうな商品を紹介しているのも見どころです。
でもやっぱりオチが…すっきりしない感じがしてしまいます。


テレビでの活躍

実はこのコンビ、「しくじり先生」というテレビ番組に、先生として出演しました。先に述べた通り、毛利さんがすさまじいナルシストだという話を主軸にしています。なんとそのせいで一時期解散危機にまで陥ったのだとか!

また、2016年には「吉本芸人が選ぶ、解散しそうな芸人」第1位に選ばれてしまいました!番組内で林さんは、「DJばかりやっていてナルシストな毛利さんの扱い方がわからなくなった」と言っています。確かに、かっこよく見られたい人と付き合っていくのは大変だと思います。


それでも、まだ解散はしていません!なんだかんだ言ってきっと仲がいいんだと思います。
番組内でのトークでも、ベテランならではのテンポの良さ、面白さを存分に発揮していました。ナルシスト云々はともかく、個性が強いコンビはテレビ映えするので、もっとたくさんテレビに出てほしいと思っています!


これで、ギャロップの紹介は以上です!


とちぎキャンパる編集室のツイッターもぜひ!

Twitter→https://twitter.com/campal_tochigi



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?