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経済圏ポジションとしてのハロプロ=名古屋経済圏

名古屋経済圏に対してもハロプロ経済圏(勝手用語)に対しても偏見であるのだけれども。
過去は知らないが、(ネット上だけですが)現在のハロプロがあまりリスクをとらず手堅い/小さくまとまったビジネスになってるじゃん!みたいな話題を見かけたりする+時にそれが良しとファン側も思っているような状況をみると「あぁ、自分がなんやねんソレと思ってた名古屋経済圏の文化・価値観のアレみたいなやつだなぁ」と脳内をチラつくので出力する。


前書き、名古屋経済圏な文化・価値観

私は、名古屋に近いエリアで生まれ育って就職と同時に関東に出てきた民なのだが、閉鎖的ともとれる名古屋経済圏の名古屋がいい/名古屋でいいみたいな考え方があまり好きではなかった。

私がもやもやと考えていた名古屋経済圏の特徴とは・・・

  • 学問(大学):近くに旧帝大(名古屋大学)がある。

  • 仕事:トヨタとトヨタ関連など工業系は一定好況で就職に困りにくかった

  • 経済・生活:上記あり名古屋を中心としたエリアで困らない/成立する

といった、学問関連・仕事(企業)関連で一定以上のネームバリューのあるところが存在するエリアで経済もそこで完結できてしまう非開放的経済圏というシステム(閉鎖的とは言わない。積極排他ではなく別に望んでないから開放してないぐらいの感じ)みたいなものが存在し、地元の人達はそれを良し・さらにはそれが最高である!みたいな形で評価していたと思う。
それが親世代が評しているならば、大人の言ってることだろ?ってだけなのだが自分の世代(友人)もそういう価値観が定着していて、実家がいい(ここがいい)みたいな雰囲気があった。

地元企業がでかすぎて・強すぎて表現や話の軸がブレて/ずれてしまうんところがあるのだけど、東京だけじゃないけれども自分達のこのエリアの外にもっと世界はあるじゃない?そういう興味とかあまりもたないの?
みたいなことをよく思っていたのだ。


ハロプロ経済圏

そういう非開放的経済圏(システム)に近しいものがハロプロが構成する世界・ハロプロを取り巻く世界にあり、揶揄表現(?)としてのハロプロ村とか村ビジネスみたいな言葉につながるのかなぁと感じる。

立ち上がりの時期とかは抜きで、現時点のハロプロの立ち位置・見え方(ファン目線、ファンが勝手想像するアイドル側目線)として

  • ブランド:ホール・大箱(武道館)でコンサート開催できるグループが複数ある。一代築いたモーニング娘。あり知名度もそれなりにある。

  • 仕事:グループが複数ありハロプロ全体としての興行もできる。CDも出せる(買える)、コンサートツアーもまぁ毎年ある。外部仕事はあったりなかったり(少なかったり)

  • 経済:安定してお給料?出てそう。興行やグッズ収益が一定ある(グループ活動が維持できる程度には?)

みたいなあたりが、地上波のTV番組に出演したり、ドメジャーなCMやドラマなど出演したり/曲採用されたりはなかなかないが、ハロプロとしての興行はおこなわれる、ファンも(提供された範囲で)楽しんでおり、成立しているといった視点で非開放的経済圏で回っている世界だな、と。

このことについては良い/悪いの判断は無く、正直言って好き/嫌いかの判断なものと思う。
楽曲だったりアイドルの活動を見せるといったコンテンツ提供側とそれを受けるファン側ともに継続することを一番に望んでいるとする場合、どうすると継続するのか(ビジネスが成立し続けるか)を考える必要があり、その検討結果として今の状況かもしれない。


私の気持ちの話

私は、他の有名/人気アイドルやアーティストとともにメジャーなTV番組(特に歌唱がある音楽番組)に出て欲しいし、何かのOP/ED曲に採用されて欲しい=もっと世間に認知されて欲しい(特にファンなのでJuice=Juice)と思っているので、アップフロントはもっとハロプログループの売り込み頑張ってよ!!!と勝手に腹立てていたりする。
この経済圏を拡大に向けてアクションしていかないのか!と。
売り込んでないんだったら、なんで?と思うし、売り込んでこの状況だと売り込み下手くそかと思ってしまう。
結局、前述のビジネス継続の観点でハロプロという事業の目標が見えないところにあるのかなぁと思ったりする。(この辺りIR情報などに記載あるのかな……)
会社員+目標/成果管理の人生を長く続けているとですね、どういう目標立てて・アクションに落とし込んでるのかが気になってしまうのですよ。

アイドル(メンバー)やアーティストはそういう目標みたいなものから距離を置いたところで活動するものなのかもしれないですが。

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