かんのこうた

菅野康太(Ph.D.)。HPはこちら[ https://can-no.com ] 大学…

かんのこうた

菅野康太(Ph.D.)。HPはこちら[ https://can-no.com ] 大学で研究をしています。仙台で生まれて、東京に行って、今は鹿児島にいます。 この投稿から、日記を書くことにしました https://note.mu/can_no/n/ncd0ec96b9392

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  • かんのの研究note

    研究や研究生活に関する記事のおまとめ

  • かんのの R note

    Rを使ったグラフ作成や統計について、勉強したことをスクリプトごとまとめていこうと思います。うちの学部生のラボメンバがのちのち読んで勉強することも想定しています。

最近の記事

意外な組み合わせ:共同研究の話

パン屋はたくさんある。どの都市にもある。現代ではありふれた商店(焦点)と言える。だが、それでもやはり、自分の街においしいパン屋さんがあると嬉しい。研究者のオリジナリティや生き残りということを考えた際に、「自分の分野のそういう "パン屋" になれば良いのかもな」というようなことを書いた(昨年度、もう一昨年のこと)。これは、昨年度の自律神経学会で小倉に行った後に思ったことであった。 着眼:研究の始まり僕を小倉の学会でのシンポジウムに招待してくれた座長の先生お2人のうちの1人が、

    • 初めての学生たちの卒論を初めて論文にした

      冬ですね。前回のnoteは6月に書いたので、半年も放置してしまいました。 大学は、卒論シーズン。学位論文の締め切りは卒論→修論→博論といった順で迫ってくることが多いでしょうか。博士課程生までたくさん担当している先生は大変な時期なのです。 うちの学部は、昨年度まで年明けだった卒論締め切りが、今年度から年末となりましました。新カリキュラムの学生を送り出す、最初の年度なのです(いわゆる完成年度)。実験室でも、本気で取り組んで疲れ果ててるラボメンが目立つようになりましたね。一方で

      • 「今できること」は、かけ捨てじゃない方が良い

        前回のnote「知られていないことの幸せと、確実な1割」から20日経っていました。その頃は、授業の遠隔化対応で、オンデマンド授業の動画を作り終えた頃でした。いまは、オムニバスや前半を担当していた授業が終了して、LMSでの告知作業も減ってきたところです。 今日は、久々に自分主体の論文原稿を書き終えて、英文校正を発注し、一息ついた感じです。 -------------------------------------------最近の街やSNSを眺めてリアルな対面での社交や談議

        • 知られていないことの幸せと、確実な1割

          前回のnoteから1ヶ月半くらいたってしまいました。もはや日記ではないですね。 前回noteを書いた時は、ちょうど世間でコロナがひどくなり始めて、大学での授業をどうしたら良いものだろうかと思っていた頃。3月は、申請書書きで慌ただしく、あまり世情を調べていなかったが、「これはまずいなぁ」と思い、大学の末端の構成員として、機会があれば授業は遠隔化すべきだと言って回っていたら、いつのまにが学部の授業遠隔化ワーキンググループのメンバになって、学部向けの遠隔化マニュアル作りなどしてい

        意外な組み合わせ:共同研究の話

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        • かんのの研究note
          5本
        • かんのの R note
          0本

        記事

          それでも「日常」がある

          また、しばらくぶりのnoteになってしまった。昨年10月から今年の1月までは、こつこつ書いて3ヶ月で11万字書いたのに。 授業が終わり、2月に入ってからは、ずっと研究関係の物書きをしていた。日記やエッセイは、書けばなんでもネタになるし、時間をかけるほどに字数も簡単に増えていくが、やはり、(僕にとって)学術執筆は、そうもいかない。4000字書くのに1週間かかったりする。もっとかかることもある。信憑性・妥当性・正確性を自分が判断するための調べ物、字数制限がある中で表現方法の模索

          それでも「日常」がある

          ふしめふしめ

          相変わらずの年度末。空いてる時間のほとんどを、研究関係の物書き、もしくはその準備に使っています。会議も多くて、なんとなく怒涛の1週間でした。 昨日と今日は、僕が所属している学科のコースの卒論発表会でした。心理学コースです。2回目の指導学生です。旧カリキュラム最後の学年で、学部が改組して新カリとなり、現在はコースの教員が増えたので、この学年は学生人数に対し教員が多く、僕の指導学生も1人(僕も改組に伴って職を得ました)。いつも局長と呼んでるラボメンです。 局長は、wordチョ

          ふしめふしめ

          書くことの積み重ねによって、書く(中毒)

          かなり久々になってしまいました。もう、振り返って過ぎた日のことを日記風に書くこともできません... ここのところは、書ける時間の全てを、研究プロジェクトの立ち上げの文章書きに使っていました。あとは、日頃の学務とか、ラボメンの卒業論文研究計画書の直し、およびそのための構想の話し合いとか。卒論の研究計画書は、目処がつきました。 大学の年度末は、おそらく一番忙しい時期です。期末試験の採点やレポートの採点、成績の提出、入試関連業務、次年度の新入生対応の準備などです。しかし、流石に

          書くことの積み重ねによって、書く(中毒)

          「感謝以外の感情を抱くな!」

          「感謝しかするな!」 「感謝以外の感情を抱くな!!」 とは、最近僕がゆとりさんから言われていることです。世界の人々の在るべき姿に対する、私個人の見解ではございません。私の在るべき姿です... あっという間に、10日くらいnoteを放置してしまっていました。朝が弱いことで知られるかんのですが、ここのところ、朝も早いのです。そして、夜もそこまで早いわけでもないのです。大丈夫でしょうか。 昨年までの間に、計画的に仕事に早く取り掛かる、そのためのスケジュールとToDo管理をす

          「感謝以外の感情を抱くな!」

          新しい自分になるのは結構簡単

          1週間ぶりになってしまいました。意外と慌ただしかったです。あと、何故か早起きが続いていて、夜早いうちから非常に眠いです。今日は出張で、5時過ぎに起きて、局長の卒論の仕上げ作業をして返信して、駅に向かい、いま新幹線の中で書いてます。 1/6(月)が仕事始めでしたが、この日は1限から授業。その後、3限のゼミの時間から夕方まで、ラボメンと実験室の大掃除でした。去年より人が増えたので、早く終わりました。僕はその後、仕事しながら会議の時間を待ち、会議後、少し遅れてラボ新年会に合流(忘

          新しい自分になるのは結構簡単

          いま何字? そうね、だいたいね

          元旦昨年の年末年始は鹿児島で過ごして、その時は曇りだったため初日の出が見えませんでした。 今年は、知人らの投稿を見ていると、top画像のようにとても綺麗だったようです。ちなみに、仙台は暴風が吹いていて、一層寒いです。 さて、元旦ですので、お雑煮です。 仙台のお雑煮は、おひき菜やセリが入っていて具沢山です。本当はハゼの出汁ですが、我が家は鶏などのお出汁です。鹿児島から焼きエビも持ってきたので、鹿児島風にエビ出汁で豆もやしの入った鹿児島風も作ってもらいました。白菜を入れるお

          いま何字? そうね、だいたいね

          おお

          みそか。 帰省で仙台2日目。大晦日です。 昨晩、一応遅くまで仕事をしたので、かろうじて午前に起きました。それでも、睡眠は6hくらい。 お昼を実家で食べて、妹にストレッチを習いました。スポーツインストラクタもしくはトレーナ?をしているのです。肩甲骨のほぐし方や呼吸を習いました。これを日々やると、頭がスッキリするかも? その後、近所のコンビニに行ってタバコを補充し、ベローチェでお仕事。主に、仙台滞在中でやることの整理と、年明けの出張のチケット購入や宿の予約をしました。あと

          いつもどこにいても

          ここ数日は、怠惰な時間が多かったせいで、ちょっと圧迫気味でした。肩こりも酷い。27日の金曜は、夜に年賀状や年明け締め切りの郵便を出しに、鹿児島中央郵便局へ。入れ替わり立ち替わりお客さんがいました。ドイツ人の友人Sさんが郵便局にいて、立ち話をしました。これから年賀状を書くとのこと。 鹿児島中央駅前のイルミネーションは、薩摩切子のようなデザインでとても綺麗に思います。iPhoneで動画を撮ると、点滅して見えますね(以下の2個目)。 この後、大学で何かをしてました。たぶん、共同

          いつもどこにいても

          御用は納まってなくても2019年は餃子の年だった

          今日は、大学が御用納め。みなさんも、仕事納めは26日か27日が多いことでしょう。久しぶりにまるで業務の予定やアポがない日が始まるので、わくわくしますね...! 半分おやすみ気分というか、好きなことが出来るな、という気分で、ダラッと大学へ行きました。今日からは、やりたいように時間を使えるので、割と気分が良いです。仕事が納まるなどということは、ないものの。学科の事務の方と年末のご挨拶などしました。学会からの郵便物が1通。 夕方、ゆとりさんのご両親のオフィスへ行って、dで売って

          御用は納まってなくても2019年は餃子の年だった

          15minという名の3h

          今日は朝一で会議。ここのところ、朝から予定が入っているので、朝が遅い僕には辛い日々です。夕方に集中力が切れます。朝早く始めたら、早く切り上げれば良いのですが、一度始めると続けてしまうという耐久力というか、短期決戦で全てを決めたい節があります。小学校から中学校の頃は、夏休みの宿題は最初の3日以内で終わらせていました。しかし、このやり方はもう出来ませんね(後述)。 会議後は、鹿大にきてからは初めて行う処理事項を1件。その後は、事務へ行って昨晩まとめた書類などを提出し、いくつか質

          15minという名の3h

          クリスマスでしたか

          火曜日です。午前は同僚の授業を受けました。マルチレベル分析という統計手法の回で、ネットでも解説は多いのですが、結構難しいので、わかりやすく教えてもらえる機会を得られて、とても得した気分です。こんな授業が学部の頃にあるなんて、とても羨ましい。 足早にお昼を食べて、3限は自分の授業です。年内最後の授業。とはいえ、年明けすぐにまだ授業が残ってますから、どうということもない。最近、twitterや授業コメントを見る感じだと、レポート用の課題図書の小説を、みなさんボチボチ読んでいらっ

          クリスマスでしたか

          寒暖差- 保温と放散

          また、木曜日で日記を止めてしまいました(今は翌週月曜の深夜)。前回は、翌日のシンポジウムへ向けた気持ちまで綴ったのでした。 金曜日- シンポジウム当日初参加した次世代脳シンポジウム。最終日午後のシンポジウムを企画していました。 結論から言うと、とても楽しいシンポジウムになり、やっぱり学問に生きていたいと思ったのです。僕が集客活動まで手が回らなかったということもあり、もしくは最終日の午後な上に裏番組でクローズドの領域会議があったり、もしくは、企画者の僕の知名度不足などあり、

          寒暖差- 保温と放散