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役行者さまへの断捨離レポート

奈良の生駒市のとあるお寺で私は役行者さまから白羽の矢を立てられた。
そう申告せざるを得ない地味だけど意味のある数十年後の今の実感。
人間は必然の偶然に信憑性を感じる生き物だと思うのだが貴方には今から記す事はこじつけ話しで何の意味も価値も感じられずノーサンキューで終わってしまう可能性大であろう。

禅の世界に憧れいざ京都へ。仏教学科へ自ら進路を決める人間は大層珍しいらしく早速「さとりちゃん」という呼び名を頂いた。
何とか一人親しい同学科の友人が出来、ある年の夏休み奈良の古寺巡りの短い旅を二人で決行した。その旅で宿泊したのが役行者さま縁のお寺だった。たまたま宿泊翌日に護摩祈祷行事があり、その際修験者の弓から放たれた矢のひとつが私を目掛けて飛んできて目の前の地に刺さった。同時に私の奥深い所にも謎の指令が刺さってしまった。その指令が何なのか究明しようもなく只々日々の暮らしに埋没していた。

大学生になっても尚、私の「真実を求めて止まないシュレディンガーの猫」は健在だった。そろそろ卒論テーマを絞らなければならない頃、純粋にゼミの先生に相談。チベット仏教が専門の先生のアドバイスで私の禅好きを活かせるテーマが決まる。「師資相承の観点からみるカギュ派の宗風」というものだ。

世の情報に長けている貴方はカギュ派と聞いておや!と思われた事だろう。そう、あの世間を騒がせたオウム真理教が本としてなぞった「それ」だ。しかしながら、私が卒論テーマとして先生にご教授頂いた時期の方が、オウム真理教の布教活動が盛んになるより先だった。自分の大事な卒論テーマとして扱う宗派が大々的な新興宗教に登場するという偶然にひとりたじろいでいたが、先生の余裕ある一言で落ち着きを取り戻す。「近頃、ヘンな宗教団体が出てきたがかかわらんときー」こんな関西弁ではなかったかも知れないけど。とは言え、気になり関連の書籍を読み時には読者の声を送付してみたり。心の中で問答が繰り広げられる。至って冷静に。真実を求めて止まないシュレディンガーの猫が、その宗教に関わる事と真実を求める探究として取り組んでいる卒論と共鳴しないからやめとき!と結論を出してくれた。当時は心の声色もはっきりせずただのカンで通過したようなもの。違う!とはっきりわかったのは正直ずっと時間が経過してからだ。

4年間の暑い京都生活を名残惜しげに終える。だが、真実を求める猫に変わりなく経済的な安定より精神の平安を求めて不器用な足取りで歩いた。ある年齢までは定職して落ち着くより経験を重視しての転職の日々。真実を求めての心の旅も健在だ。必死になって見つけたどり着いたもの、それは楢崎皐月氏が遭遇したカタカムナの解説書、宇野多美恵氏の相似象という書籍だ。随分熱心に取り組んでは見たものの、雑念が多すぎて一向に辿り着かない高嶺の山だった。今では有名どこのyoutuberが多く取り上げて賑わっている。当時からすると信じられない広まりようだ。皆様に学ぼう。

黙々と役行者さまの矢が刺さったままという認識なく人生は進んでいた。世界の情勢とか政治経済の話には疎かった。地に足着けた生活より中二病風のファンタジーに浮いてる生活。TVでのトンデモ番組は好きで世に言う陰謀仕掛けの話には関心を持っていた。社会の斜め読み、裏読みは私の実生活にじつは必要で繊細なハートを守る為の防衛本能に近いものだ。そのセンサーに大きくスイッチが押されたきっかけは2011年3月11日の東日本大震災。それまで、SNSには疎くPCも携帯電話も持っていなかった。TVでの政治経済話しに真実の匂いを感じたためしがない。であれば、そろそろ(結構遅いよ〜)真剣に自分で真実の情報を探しに行かなくては!とPCを購入。

私は脇道、寄り道、脱線に好かれる。(都合よく受け身気分)
最初に動画で探したのは伝説?のチベットの行者ババジ様の動画だった。関連動画で上がってくるものも興味深々。でも、どういう訳かこれ関連動画?と思えるものが何時も何時も紐付いてくる。元々、政経の真実を知ろうとして入手したPCだ、「これも何か意味があって私に見させたいんだね、PCさん」と。友達は相変わらず少ないのでPCは友達で名前をつけ心で話し掛ける。根負けしてクリックした動画はリチャードコシミズさんのものだった。一度見るとリチャードコシミズさんの関連動画は無限に近い程沢山上がって来た。言葉は辛辣だったが私が求めているのは真実だ、その内言葉の辛辣さは超極悪と対峙している証だと確信に変わっていった。311の真相の解説で世界の陰謀丸わかり。

リチャードコシミズさんの動画でわかったのは邪悪組織の隠れ蓑は美しき「聖なる宗教」という事。そして、その邪悪組織の資金源調達のカラクリに宗教組織が利用されているという事。宗教は個人の悩みや人生を改善するものと思いきや、裏でこっそり信者の財産や時間を搾取する取立て人がトップの醜狂団体も存在するのだ。勿論信者からの寄進略奪は一部分で舞台裏ではもっと・・・。

その事が世間の表層に現れた事件。それが2022年7月8日の安倍元首相銃撃事件だ。事件の経緯に不審な点は多いが、事件を発端に少なくともT教会が信者に無理な寄進を迫り困窮に喘ぐ人々を生産している事が浮き彫りになった。

家族や身内に問題があれば嫌でも「私」も巻き込まれる。同様に視点を広め世界の隠された問題を暴いてこそ本当のクリーニングが出来るというもの。臭い匂いは元から断たなきゃダメって昔から言われている通りだ。貴方の不幸は私の不幸であり、貴方の幸せは私の幸せ。一万年以上続いた縄文時代の縄文人の遺体には殺戮の傷跡が見えないとどこかで聞いた。どんなメンタル、そしてどんな会話を交わしていたのだろう。いけないいけない、浮いて来た。地に足!

世間では国の決め事とか国営放送などに信頼を置く向きがあるが、大きな美しい理念を掲げる場所の陰で蠢いている存在があると知った。そう感じる感性は人の痛みを我が事のように捉える感性に依るものでいずれ身を守る術になる。繊細人間は生きづらく表舞台には縁遠いがある意味お役目だから性分だから自然のままに。

大胆不敵な大掛かりな陰謀は、陰謀説や陰謀論というジャンルに閉じ込めようと超極悪等が躍起になっている模様。今でも迷彩色の情報戦争真っ只中。
真相究明純潔人間側に入り、真相に蓋を被せる役割の皆々様、ご苦労様です。
何の事だかさっぱりわからない方は、リチャードコシミズさんの動画をご参考に。日本の人口減少が急速に進んでいる。そしてこの数年は己の命も危険に晒されかねない時。どれだけ冷静に真実を知ろうと求める事が大切か。コロナの真実、ワクチンの真実、そして解毒の術。迷彩色豊かにして迷い道に誘う為の情報がてんこ盛りだけど、リチャードコシミズさんの言葉はその濁色を一蹴する浄化の水の如し。お試しあれ。

さて、最近自分の住んでいる近辺に西の修験道の地とも言える岩場というか山があるのに気付いた。そして、近くの古い神社は神仏習合の痕跡あり龍柱素晴らしい。何年も近辺を車で走っていたのに気付かず過ごして居た。京都で過ごした素晴らしい寺社仏閣巡りの思い出が逆に地元の神社巡りを鈍らせていたのだろう。ところが、こんなに近く(というか住んでるし)役行者さまの修験の地があったとは夢にも思っていなかった。ここに来て、あのハタチそこそこの青い猫だった私にやはり指令の矢は放たれて居たのだと受け止め且つ矢を抜く瞬間のカウントダウンをここで迎える。

役行者さまへ
真実を究明したいという必死の思いに応えて下さった役行者さまの本名は
「役の小角」で別呼称に「山上さま」(さんじょう)という呼び名もあるのですね。
私がその昔お世話になった宿坊は奈良の元山上、千光寺でありました。

千光寺の縁起
修験道の祖である役小角(えんのおづぬ)は、舒明天皇6年(634年)元日、出雲の国の高賀茂問賀介麿(まかげまろ)と賀茂役氏の娘の白専女(しらとうめ)の子として、大和国葛木上郡茅原の郷に生まれました。幼少期の時より山に入り、修行を積み、修験道を開かれました。後に成人し、金剛葛城山において仏道修業に励まれました。

西暦660年頃、生駒明神に参拝の折にご神託により鳴川の里に入り、小さな草堂を建て、将軍木(ウルシの木)で千手観音を刻んで安置しました。その後、天武天皇が国家鎮護を願って伽藍を建立し、「千光寺」と名付け、寺領500石を下し賜われました。

「元山上」「女人山上」の由来
日夜、荒行に励まれていた小角の身を案じた母・白専女は、従者と鳴川の里に登り、小角と共に修行しました。
ある日、小角が遠見ケ嶽に登り南の方を観ると、多くの山々の中に金色に輝く山を見て霊威を感じ、母・白専女を鳴川に残し、二匹の鬼を従えて此処より南へ二上山・葛木山・金剛山・友ケ島を経て熊野ヘ、熊野から大峯山の山頂である山上ケ嶽に登り、修行根本道場と定められました。
後世の人々は、役小角が大峯山を開く以前に修行したところから、「元の山上(もとのさんじょう)」と呼ぶようになりました。

一方、母・白専女は、小角が大峯山に行かれてからも鳴川の里に残り修行を続けられたとのことです。この伝えから、女人禁制の吉野大峯に対し女性の修行も受け入れたため、「女人山上」と呼ばれ、女人の修行道場として栄えました。

千光寺HPより

私の住んでいる地域は奈良、和歌山とは掛け離れて居ますが、奇しくも修験の開祖の地にまつわる同名の地名がついており、奥の山々は修験の地であったと解説されているのも然り、頷けます。偶然の必然を見つけ、これは失礼な表現かも知れませんがなんという仕掛けを為されたのですか!という驚きで一杯です。
そして、そして、奇しくもT教会に苦しめられ教会に近いとされる安倍元首相を銃撃したとされる人物の名前は「山上」でした。事件は奈良で起きました。
私の地味で幼稚な人生も裏を返せば一個人の真実の究明の痕跡を示すお役目であったと分かりました。素敵な体験をありがとうございました。リアル劇場版断捨離レポート、提出終了。赤裸々すぎる中ニ病と思われようが書くしかない。

栞さん、登場。
カナダガンさん、レポート提出お疲れ様でしたー。
役の小角さまの矢も抜けましたね。私栞が今度はローマの弓の名人にカナダガンさんに向かって矢を放って頂く段取りつけましたから。矢は35億本と5000万本あるそうよ♪   探さない、ま・つ・の。

オースティン・マホーン「ダーティ・ワーク」聴きながら待っててね!






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