201905_第1回よこぜプレゼン部

よこぜプレゼン部がスタートします

「高校生の頃の自分と、今の高校生は全く別の世界に生きている」

最近はよくそんなことを思います。
僕は昭和最後の年、昭和63年(1988年)に生まれて現在30歳です。

中学生、高校生の頃、バスケをやっていた僕は基本的に家→授業→部活のサイクルでした。社会との接点といえば、バスケ部を引退した後に始めたアルバイトくらい。
ガラケー全盛期で、TwitterやFacebookをやっている人は周りに皆無。学校の授業は真面目に受けていた方ですが、それも進学のために何となくこなしているだけ。今振り返れば「社会」の外にいるかのような、狭く閉じた世界で生きていたんだなと思います。

ところが、今はTwitterを開けば高校生・中学生が起業していたり、1人で世界一周していたり、自分がデザインしたものを公開・販売していたり、自分なりの問題意識を社会に対して発信していたりします。

それを目の当たりにした時、部活や進学のことばかり考えていた自分と比べて、天と地ほどの差を感じました。「こういう生き方があるんだよ」と、高校時代に戻って自分に教えてあげたいと本気で思うくらいの衝撃だったのです。

と同時に、自分なりのビジョンを持って活動している高校生や中学生のことを、もっと知ってもらい、そして繋がるための場を作ろうと思いました。

誤解の無いように補足すると、「中学生なのに凄い」とか「高校生なのに立派」というような持ち上げ方をしたいのではありません。

学生も大人も関係なく、【自分のビジョンを持って行動する人たち】が、年齢や立場の垣根を越えて楽しく繋がれる。そんな場づくりの実験をしてみたいというのが今の気持ちです。

よこぜプレゼン部の立ち上げ

そこで2018年12月、埼玉県横瀬町役場に「よこぜプレゼン部」の立ち上げを提案しにいきました。横瀬町は、池袋から西武特急で約70分で行ける東京から近い町です。

なぜ横瀬町かというと、何より「日本一チャレンジする町を目指す」という富田町長の人柄やリーダーシップに惹かれたことと、スーパー公務員田端さんの存在が決め手でした。

公務員はやる気がない、と思っている方もいるかもしれませんが、熱意のある公務員の近くには、熱意のある人が集まります。僕らが「どの自治体に提案に行く?」という議論をした時、複数のメンバーから横瀬町の名前が挙がりすぐに決まりました。熱意ある公務員の引力は、そうやって民間側の意思決定にも確実に影響を与えるものだと思います。

少し話が横道にそれましたが、写真の通り固い表情でプレゼンをした結果、有難いことに採択していただきました。
このプレゼン会場には審査員として富田町長はじめ町の関係者が10人以上並んでいましたが、審査員の皆さんにも共感していただけたことを嬉しく思います。

よこぜプレゼン部で何をするのか

まだ決まっていないことも多いのですが、よこぜプレゼン部は5月から毎月1回開催します。第1回を2019年5月11日(土)に実施予定です。

社会で活躍する高校生・中学生を毎回2名ゲストとして招き、参加者の前で自身の事業や取組についてプレゼンをしていただきます。その他、参加者同士が互いのことを知り、繋がることができるような仕掛けを準備中です。

詳細が決まったら、改めてSNSで告知します。
参加者は横瀬町内にお住いの方に限らずどなたでもお越しいただけますので、ぜひ沢山の方にお越しいただけるような魅力ある場づくりを頑張っていきたいと思います。

素敵な高校生・中学生を教えてください

よこぜプレゼン部では、プレゼンをしていただきたい高校生・中学生の皆さまに個別にご連絡をさせていただいています。

もし「こんな素敵な人がいるよ!」という方がいれば、自薦他薦問わずご連絡ください。DMは常時開放しています。

社会課題解決実行集団について

最後に、私たち「社会課題解決実行集団」について簡単にご紹介します。
2018年秋に立ち上げた有志団体です。起業家、ベンチャー企業、大手企業、行政、NPOなど様々なバックボーンを持つメンバーで構成されています。
全員複業状態と言えるかもしれません。

せっかく色んな分野から人が集まっているので、アイデアを出し合って皆が面白い!と共感したものを、実際にプロジェクトとして企画・実行しようというコンセプトで活動中です。

僕自身の「やりたい」からスタートしたよこぜプレゼン部も、多様なメンバーのブラッシュアップによって少しずつ形が出来てきました。
が、グループ名(社会課題解決実行集団)はかなり怪しげな雰囲気を漂わせてますよね。まずは怪しまれないレベルになるまで、オープンに発信していくのが当面の目標です。

これから始動する「よこぜプレゼン部」と社会課題解決実行集団を、どうぞ宜しくお願いいたします!

私のノートをお読みいただき、ありがとうございます!