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ありがとうございます。次の職場でも頑張ります。

昨日、素敵な送別会をしてもらった。
してもらったのだが、店の至る場所で酒が入り盛り上がっていてありがたいはずの上司の言葉は全く聞こえなかった。

聞き返すのも失礼な気がして、「そうですね」「すごいですね」「本当ですか?」をニュアンス適度に聞こえる声で判断して返す。
たまにコマンドを間違えていたのか、上司が???って顔をするとわたしも???とはてな返しをして引き分けに持ち込んだ。

なんとか聞こえた中で発覚したのが、わたしのいる部署は業績が悪化し始めているということ。
早めに引導を渡してやれ、という上司の優しさにより真っ先にわたしの契約が切られた。
沈みつつある船からまずいらないものを海に放り投げようとしたのだろう。それがわたしだ。

でも、捨てる神あれば拾う神あり、とはまさにこのこと。
次に行く場所は今いる会社の系列で、そこはたいそう儲かっているらしい。そしてその分忙しい。

いい時期に良い場所が決まったよ、そっちに行きたいくらいだと口々に言われた。
忙しいのは嫌です、と正直に言ったが、忙しい方が絶対良い。楽しいよと言われた。楽しいわけがない。仕事だぞ。

おやつカルパスしか食べたことないわたしは、前菜で出てきた本物のサラミに感動した。でも、美味しいのはおやつカルパスだった。舌の成長が年齢に見合ってない。

たくさん食べ、ぜんぜん聞こえない会話をし、上司の犬の写真を見せてもらった。犬はとても可愛くて愛されているのが伝わってくるから「早く帰ってうちの犬にすりすりしたい」と言いそうになってしまった。

お開きが20時のはずが21時になり、眠い眠いnote書かなきゃと思いながら電車に乗る。
22時頃風呂に入り、諸々を済ませ、さぁnoteだと思ったがじっくり書く心身の余裕がなかったので短歌にした。

でも、短歌だから簡単というわけではない。
三十一文字は遥かに遠いが、なんとか形になった。

そして今日も送別会をしていただく。
送り出していただけるのは有り難いことだとしみじみ思う。

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