朗読

なくした顔

詩: Tome館長 朗読: candycandy
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顔をなくしてしまったの
どこかに落としてしまったの
さがしたけれど見つからないの
こまってしまって泣きたいの
でも顔がないから泣けないの

あなたの言葉を思い出すの
「おまえの顔など見たくない」
あんまりだなって思ったけど
そんなこと言わなくたって
もうあわせる顔なんかないの

(『箱夢の詩集』トメ著 より)

★Tome文芸館(HP)でも紹介されています。 
 http://poetome.exblog.jp/13848862/
(このHPはTome館長の詩や小説の宝庫です)

★Tome館長のnoteはコチラ。
 https://note.mu/tomekantyou1/n/n1d24ba7f9735