ポルノグラフィティのツアーが終わったのでその話。
4/6。ギタリストのCANDY MANです。
先週は暑いと思ったら今週はまだまだストーブつけたくなる朝もあって。そんな中でも桜はもう満開らしいです。春よ、来い。
さてそんな暑い日に、アツいライブを観に行った。ポルノグラフィティの25周年記念ライブの最終日だ。今日はそのツアーについて、機材を中心話したいと思う。
ということで今日のテーマは「ポルノグラフィティのツアーが終わったのでその話。」です。
コロナ禍が明けて規制なくライブが出来るのが4年ぶりともあり、セットリストも序盤からコール&レスポンスが多い曲の目白押し。
1曲目のCentury Loversは「Before Century」と名がつく位曲前にコール&レスポンスがあり、ライブが盛り上がるきっかけの一つだ。それがなく、一曲目からこの曲を持ってくるなんて、贅沢。
特に驚いたのは新藤晴一さんのギターだ。
ヘヴィ目な曲だとレスポールを持つし、彼の代名詞とも言える1960年のレスポールスタンダード、所謂バーストを使っていたが、このギターがまぁ高価。
都内でも場所によっては戸建てが買えるくらいの値段なので扱いが大変とのことでレコーディング用として引っ込んでいる。それの代わりにg7guitarsのレスポールモデルを使っていたが、今回は1958年のレスポールカスタムをメインに使っていた。
https://twitter.com/blackcaster/status/540802453306740736?t=RRyjDQFpXJkp9F3t1ZDCVw&s=19
これもまぁ高価です。高級外車レベル。
見たイメージ通りだけど、重い。以前アミューズのフェスでちょろっと使って、あとはPVで見かけるくらい。なのにメインで使ってたのは心境の変化があったのか。まぁカッコいいもんな。
この日のメインはこのカスタムと1959年ブロンドテレキャスター。
ひひひ。
因みにリットーの書籍もラジオでも1962といってますが、1959です。お店にアーカイブが残ってるので。過渡期なので仕様からでは判断しづらい。
ちなみに写真に写ってるストラトが1962なのでもうシッチャカメッチャカですわ。
ヤバい、このペースだと1万字になる。
本人曰く地味な「アニマロッサ」や15周年記念で作られた「俺たちのセレブレーション」などマニアックな曲を挟みつつ、ツアーではおなじみのアコースティックコーナーで「Sheep 〜song of teenage love soldier〜」というバカマニアックな曲を出してきた。今年50の彼らが奏でるteenのラブソングは気恥ずかしさなどなく、昔の恋話をおもいだすかのような、暖かいものだった。
平和を歌った新曲「アビが鳴く」では今まで使っていたヴィンテージのテレキャスターではなく、楽屋用として使っていた白のマスタービルダーのテレキャスターだった。
何故この曲だけこのテレを使ったのかは謎。こちらのほうがヴィンテージより温かく雑味のない音が出るのかもしれない。
メインアンプはこちらだろう。
2020年辺りからケンパーがメインになっている。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/304029/
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/268262/
ケンパーというのは、実際のアンプの音をコピーして保存しよりリアルに再現できるもの。本人曰く自宅でも同じ音で練習出来るから良いとのこと。確かケンパーの前にブースターを噛ましていてデジタル臭さを取り除くおなじみのやり方をしていた気がする。アンプをステージに並べてなんぼみたいなところはあったけど、年を取れば気持ちも変わるもの。
アコースティックセクションはお馴染みのGibson Chet Atkins CEC
今回のツアーで使われた機材の中では最古だと言って良い。アゲハ蝶の頃から使ってるからね。
1月から始まり、3月に終わったツアー。アンコール最後の曲だけ撮影可でSNSアップ可にしたり、機材も常に新しいものを道入したりと常に進化を続ける彼ら。8月9月にも地元広島の因島と横浜でライブも決まったし、これからのポルノグラフィティが楽しみだ。
以上。
おまけ
トップ画はソロです。昔は恥ずかしくて撮れなかったけど、今は一人でも撮ってもらえるようになりました。おとなになりました。
今日の一曲 ポルノグラフィティ「解放区」
彼らのライブはまさに解放区だった。
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