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4回やって気づいた、やっぱりサラリーマン向いてない。

表題の通りです。もう、ようやくですか。と自分に声をかけたくなる。「あれほど向いていないって言ったじゃん!」と、過去の自分の声が聞こえてくるようだ。通算4回目のサラリーマン生活を謳歌していた私ですが、やっと不向きであることに気づきました。4回もやっているなら、2回目くらいで気付きそうじゃないですか?普通は。でも、実は始める前からわかってはいたんですよね。サラリーマン向いていなさそうだな、って。頭ではわかりつつ、いつもの好奇心と藁にもすがる思いで、えいやとトライしてみたら、やっぱり向いてなかったわけでございます。履き慣れていない靴を無理して履いていたら、あっという間に赤い靴擦れになってしまうのと同様で、まったく向いていないことを無理して続けていると、それなりにしんどくなってくる。そこで、ようやく思い出す。「あ、向いていないや。」と。歯を食いしばって、会社と己自身の成長を目指すべく果敢に挑むような胆力・忍耐力など持ち合わせていないのです。自分がいかに怠惰な人間であったか、思い出した。
でも、今回ばかりは自分を褒めてあげたい。本当にしんどい時期もあったけど、いろんな防御方法を身につけたし、さまざまな人と関わり合うことで、草食動物も驚くぐらい視野が広がった気がする。そして、元来、疑問先行型人間だったため、「何故これをやるのか?」という課題ファーストの思考に磨きがかかったと思う。一方で、特に課題なんてないのに、課題解決するための課題を見つけだして、一生懸命解決しているんじゃないだろうか。という課題解決の海に溺れていた。目標を達成するためには、さまざまな課題があり、それらを事細かに、スピーディーに解決していくことで、ようやくビジネスの成長が望めることは百も承知なんですが、少しくらい課題解決しなくてもどうにかなりませんか。我ながら、立派にサラリーマン不適合な主張だなぁ、と思うが、ビジネスで求められる成長スピードと、自分の人生のスピードが合っていないと痛感いたしました。激流過ぎるよ〜。高瀬川くらい緩やかに流れさせてくれませんか?という気持ちです。
ちなみに、まだ完全にサラリーマンから足を洗っている訳ではないが、サラリーマンを辞めるぞ〜!と決意してから、ご飯が美味しくなったし、空の色も一層鮮やかになりました。空って青いですね。(サラリーマンを悪としているのではなく、自分に合わなかっただけの話です。)
サラリーマンを辞め、これからどんな環境に身を置くかはわからない。まあでも、どうにかなるでしょう。どうにかしてきたんだし。
自分が大切にしている思想や行動指針だけは、お守りのように携え、川に流るる鴨のように、穏やかに生活していきたいと思う。
終わり。

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