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京都が好きだ

京都が好きだ。私が今、自信を持って言えるのはこの六文字だけかもしれない。大袈裟かもしれないが、それほどまでに京都に魅了されてしまった。
好き、という想いの前に、まず「感謝」を伝えたくって筆を走らせている。(正確にはキーボードを叩いている。)
ひとまず、京都ありがとう!
とびきり美味しいご飯屋さんに、親切に迎え入れてくださった地元の皆さん。暖かいお部屋を提供してくださったお宿。毎日のように通った銭湯。そして、エネルギーに満ち溢れた神社仏閣自然の皆皆様。ありがとうございます。
私のことなんぞ覚えていないかもしれないけど、私はきっと絶対一生忘れないぞー!と思うほどに、優しくて親切な方々に巡り会った。そんな思い出を、ぽろぽろと取り留めもなく書く。
とにかく胃袋を酷使したことだけは、覚えておかなくてはならない。胃薬の代わりに、Mr.Childrenの「友と嘘とコーヒーと胃袋」聴いて、胃袋に頑張ってもらった。私の胃袋よ、もっと強靭たれと!お腹は減るが、仕事が減らなくて泣きそうだ!なんてときには、duck river side歩いて、気分転換して、くるりなんて聴いちゃって、「やれそうで むりそうな 仕事ばっかり」の一節だけ、やけに脳裏に焼き付いちゃったりして。「ちょっと京都来てるのに仕事ばかりしてていいの?」ってもう一人の自分がお尻引っ叩いてくれて、夜中に京都タワー見に行ったり。「考えることいっぱいだー、よしサウナで考えよ!」→「熱くて、気持ち良くって、何も考えられないや」熱いわ整うわで、現実逃避には打ってつけ。立ち飲み屋で、初めて会うのに5年前に会ったことありませんでしたっけ?な、常連客とダラダラお話ししたり。胃袋が「ごめんけど、もう消化無理っす!」ってストライクしてきたタイミングで素敵なご夫妻の養生ランチをいただいたり。土日は「せっかく京都来たんだぞ」マインドでメジャーもメジャーなスポットに早起きして観光しに行ったり。そういえば京都って電車もバスも盛んなのに、使ったの2回っきりでほぼほぼ歩いていたな。(土日は1日3万歩歩いていた)伏見稲荷神社、山頂まで登ったものの、出町柳で予約していたランチに間に合わなそうで、全力疾走で下山して、冬なのにものすごい汗かいて(なんなら稲荷山の神々に失礼)結局電車間に合わなかったんだけど、途中で特急に乗り換えたら予約時間に間に合ってことなきを得たり。夜の鴨川散歩していたら、いきなり大きな牡丹雪が舞い降りてきて、年甲斐もなくはしゃいでしまったり。ショーケース見てるだけでワクワクするキュートなパン屋さんで、5mmくらいの分厚いバターが挟まれたギルティなあんバタサンド2日連続で食べたり。昨晩のおばんざいがまだ胃に残ってるだろうなー、という胃のもたれを感じながらも早起きしてだし巻きサンドモーニングしにいったり。
この場所に来なかったら、永遠に出会わなかっただろう、人、食べ物、文化、なんなら自分にも出会えちゃったりして、とにかくとにかく素晴らしい体験だったわけであります。環境で人は変わる、なんて容易い結びにはしたくないが、結論そうなのかもしれないし、進化論がそれを物語っている。
あー京都、なんて強いコンテンツなんだ。ふるさと納税は京都で決まり!大好き!!すぐ行くから待っててね!
終わり

(お土産話はたくさんあるが、買ったお土産は一保堂のいり番茶のみ。枕に詰めて眠りたいくらいに素晴らしい香りなんだよなー)

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