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落合陽一ヌル庵茶会体験

落合陽一「ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒」Yoichi Ochiai's "null-an: noise as silence ∽ silence as noise"

展示と茶会体験に行ってきました。

楽しかったー!!

麻布台ヒルズ ガーデンプラザA  B1F  
Gallery & Restaurant 舞台裏
茶室

こちらのお茶室で、実際にお菓子とお抹茶をいただく茶会を体験できます。

スタッフさんから手渡される「心得」に従って進みます。

腰掛待合で白湯をいただきます。
窓の外がお庭。


写真はないですが、お庭に出て水や自然の音を聴くひとときと……

周辺の作品を愉しみ……

「計算機自然観, 海と空の点描:鯖」
「コンクリに咲く花」
弥勒菩薩かな?と近づいてみると……

写真撮り忘れましたが「オブジェクト指向菩薩」様と対話できる黒電話もあります。
黒電話をダイヤルすること自体懐かしい操作ですね。
私はこのように質問してみました。

地の時代から風の時代に変わったことでデジタルネイチャーにはどのような影響がありますか

菩薩様には答えていただきましたが、かなしいかな一度聞いただけでは記憶できません。
次回がありましたら返答をレシート印刷して欲しいです菩薩様お願いします。

いざ茶室へ。

実は私は映像酔いしやすいので、少し不安がありました。
ディズニーのアトラクションでも、せっかく並んで入ったのに最初から最後までぎゅっと目を瞑って耐えてただけ、ということも。
動く床の間、光と音の刺激が大丈夫かな?と心配でしたが、全然大丈夫でした。ずっとワクワクしてて気になりませんでした。

お菓子とお抹茶をいただいた後の器
ぶんぶく茶釜
床の間

「騒即是寂∽寂即是騒」について。
大勢のお客さんが作品を見ながら茶室の周りををぐるぐる歩いています。
その中心にあって隔絶された空間の聖性を感じました。
都心の商業施設内の一角に、茶室と静かなお庭を共生させた妙が面白いです。

今回のお茶会をご一緒させていただいたもう一人のお客様は茶道ガチ勢の方らしく、落合さんがついていらっしゃる先生は凄い方だと教えていただきました。
私からはにわか知識で落合さんはこれまでにも茶室を作られてますよとお伝えしました。
一期一会でございます。

落合亭主の仕掛けがいっぱいのワクワクお茶会でした。

これから行かれる方は、最寄り駅が「神谷町」なのでお間違いなく!
私は六本木1丁目から行ってしまい、初めて行く麻布台ヒルズの想定外の広さに辿り着けるか心配になりました。

昨年11月開業の麻布台ヒルズ。特徴的な外観は英国のデザイナー、トーマス・ヘザウィックのデザインだそうです。
麻布台ヒルズサイトより



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