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【返詩】ようよう白くなりゆくは


山根あきらさんの詩「ようよう白くなりゆくは…」に勝手に返詩を書かせていただきました。




咲いてこの世を 謳歌せん

散りて刹那に 酔う桜

見上げし人も 去りて後

花柄 紅き絨毯に

柔肌の下 紅き血の

潮の涙も かくあらん

穢れを纏う 雨垂れの

止みて 光の舞い踊る

ようよう白くなりゆくは

我が戯れの心ひとひら






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