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かんなと学ぶ演劇②

『上野動物園再々々襲撃』
〜脚本 平田オリザ氏について 前半〜

言わずと知れた現代演劇の劇作家、平田オリザさんについて本日は学んでいこうと思います!

オリザさんの生まれ育ったのは駒場東大前。東大生には駒場キャンパスで馴染み深く、その時点で親しみを感じますよね😊
なんと文科三類のクラスが代々行なっている演劇にもオリザさんが関わっていたというから驚きです!今思うと羨ましい限りです、、、
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オリザさんは駒場東大前にある「こまばアゴラ劇場」という小劇場で芸術監督をされています。
また1982年には「青年団」という劇団も立ち上げており、他にもWSや講演会の開催など様々な活動で現代演劇にビッグインパクトを与えているオリザさん。
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劇作家としては、今までの演劇でタブーだった「小さな声で喋る」「複数の会話が同時進行する」「観客に背を向けて喋る」などのオリザ作品の特徴が注目されています。
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日本では観劇というコンテンツ自体(特に小劇場演劇の観劇)が、国民にあまり浸透していない文化ではあります。そんな中でも、世界から注目を集めるオリザさんのようなパイオニア(今やレジェンド的存在かもしれませんが)がいらっしゃることは、私たち役者にとって誇りです✨
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そしてなんといっても「現代口語演劇理論」抜きに彼を語れないでしょう。
次回はそちらについて深掘りしていきます!

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