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Stop to BAD road for Legalizing Cannabis.

 大麻解禁を進めるものは何だ? 

大麻解禁に向けてBADな道に進もうとした人がいたとき、それを見かけたら引き留めて、肩を抱いてrealな道へと共に進むのがnaturalじゃありませんか?
 こんにちは、ただのCBDユーザー つぼみです。
 つい2日ほど前、日本大麻党 党首の小林さんが「HHC-Oでリキッド体験会をする」宣言をツイート。
 この様子を見かけたつぼみは、陶酔作用が強く、ベイピングに健康被害の懸念があるHHC-Oで初心者向けに体験会を行う危険性や、精神作用のないカンナビノイドにも麻の良さを伝える力があることをお伝えするため、小林さんと会ってお話してきました。
経緯をまとめましたのでご覧じて頂ければ幸いです。 

 会って話す、知見を共有する

小林さんのツイートの印象から、リキッド体験会自体のイメージやノウハウがないのでは?と感じたつぼみは、リキッド体験会の運営の仕方や、精神変容を含めた体験会をするなら所謂シッターが必要だということを伝えなければいけないと考え、小林さんに「体験会を体験」してもらうことにしました。

手持ちのリキッド20種ほどを机に広げて各種試しながら、体験会の際に何に留意してどんなことをするのかイメージを持ってもらうため、つぼみアジトで合流。

最初のDMから一時間もせずにスタートしたこの体験会、打ち合わせなしのぶっつけ本番の模様をスペースにて生中継し、視聴者の皆さんにありのままをお伝えしました。
 結果として、この「体験会の体験」を通じて、リスクや危険性のある体験会が実施されることは避けられた旨を報告します。

※お話した当時は危険な開催をしないこととつぼみの参加を了承頂けましたが、その翌々日にまだHHCO体験の意志があるようで「避けられた」訳ではありませんでした。力不足をお詫びします。どのような方針でやっていくのかはまだ調整中とのことで、進展を待ちつつ対話は諦めていません。

芽を摘まない、手を貸す

 大麻解禁なら主役は乾燥大麻のはずだし、合成カンナビノイドが大麻からかけ離れたものであることは知っている人は知っています。
 しかしながら、大麻の経験がない小林さんもつぼみも、HHCというカンナビノイドから大麻の良さに気づけたラッキーで珍しいタイプの人間ですし、これから大麻の良さに気づいていく人も、大麻を知らない人です。
 間違ったこともするし、知らないこともたくさんあるからこそ、今回どんな経緯があったのかを明らかにしたうえで、みなさんからの導きを請います。

状況の整理として、
・小林さんが「体験会をやりたい!」と発信したところ、HHC-OなどのO系カンナビノイド製品が手元に届いた

・小林さんはケテンの健康被害に関して過小評価された知識しかなかったため訂正した

・小林さんはCBD業界のグレーゾーンやブラックボックス的な部分をそこまでディープには知らなかった。O系も業者が売ってるのだから、悪いものではないと考えていたので訂正した

・精神変容があるなら、あえてのHHC-Oでなくてもいいのでは?と提案したところ、それ以降の新成分については知見がないとの事で、今後新成分についてもレクチャーしながら体験会のラインナップを協議していく

・体験会をやるならBADや事故がないよう安全管理をしてやらないと大麻の信用を落とすため、安全管理と運営につぼみがボランティア参加することを承諾して頂く

・小林さんが望む、大麻由来製品による陶酔作用を体験することも可能にする 。自己決定権の範囲で許容できる程度の安全とのバーターにはなるものの、リスクを伴うものを強く教唆はしない。
(O系はケテン発生原因である無水酢酸の添加がないことを保証されなければ試飲させないのが現時点での安全管理者としてのつぼみの方針)

ざっくりとしたまとめですが、だいたいの経緯は掴んで頂けたかと思います。
まだ至らぬ点もありますが、大麻解禁や発展的利用を進めていくために、小林さんも私も活動していこうとしていることを御理解頂けましたら幸いです。
 売り手買い手で分断することなく、ストナーとダメ絶対で分断することもなく、総合して「日本を明るく楽しく」する方向に向かっていきましょう。ご協力とご指導、心からお願い申し上げます。

日本大麻党のリアル

 以下、空気感をお伝えするため、小林さんとのやりとりを抜粋して終わります。

つぼみ(以下、つ): 小林さん、HHC-Oを体験会で使うのはなぜですか?
小林さん(以下、小): 規制前の HHCを体験した時に、確かに精神変容があることを感じ、この作用は人間の社会生活において有用だと感じた。
精神変容がある合法カンナビノイドの体験によって、自然と「大麻があれば社会が明るく楽しくなる」ことを実感してもらえば、大麻解禁の流れに繋げられる。
逆に、体験会に参加して何も得られなければ、有用性をはっきり認知してもらうことが難しいうえ、来てもらった人に時間の損をさせてしまう。
また、大麻に興味を持つ層は精神変容を求めている人が多い。
これらの観点から精神変容のあるカンナビノイドを用いた体験会をしようと考えました。

つ: HHCの有用性から大麻解禁を考えた経緯は私も全く同じで、賛同します。では、ベイピングによる健康被害が懸念されるHHC-Oについて、危険性は認知されていましたか?
小: していました。ケテンですね。でも10万人に1人死亡…現実的な数字ではないと捉えていました。また、実際に業者が販売しているのだから、何が悪いのかという認識がありました。業者も、そんな危ないものを売るなんて寒いことはしないでしょう?

つ: この業界は少し特殊で、グレーなものでも平気で販売され、売れてしまいます。小林さんは人が良いですね~。でも、実際には小林さんと同じように、業界のリスクを知らないユーザがほとんどです。この問題を是正するため、ユーザが声を上げるコミュニティをつくることでシーンを健全化していこうと考えています。

つ: 大麻解禁を推進する以上、安全面には極めて留意する必要があります。これについてはご理解頂けたでしょうか。
小: 理解しました。

つぼみ: それでは、大麻解禁に向けて安全で意義のある体験会になるよう、一緒にやっていきましょう! ご協力や協賛もぜひよろしくお願いします! 小林さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
小林: よろしくお願いします。

(参考資料)当時の生中継スペース

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