僕は他人からの影響の受けやすさにはちょっと自信がある。学生時代にイケてる男の子がハイカットスニーカーを履こうものならすぐさまハイカット系男子になり、斜め掛けのカバンを使い始めたならばすぐにリュックをやめると言った有様である。そんなわけでこのジャンルに関しては第一人者であると勝手に吹聴している僕が、いま最も影響を受けてしまう人物、それが野村訓一という男なのである。そしてまさに野村訓一から影響を受け、わざわざ日曜日の朝にせっせと出かけることになってしまった食べ物、それこそが本タイトルのマックグリドルなるものなのだ。まず、野村訓一を知らない方のために少しだけこの男をご紹介したいと思う。ラジオDJや空間デザインなどをやっている、いま日本で1番グラサンが似合う男。それが野村訓一である。兎にも角にも渋い、渋すぎるオッさんなのである。（此処では敬意を込めてあえてオッさんと呼ばせて頂きたい）そして感の鋭い方ならもうお気づきかもしれないが、前置きが長くなりすぎたのでマックグリドルについてはまた別の記事に書きたいと思う。（なにを言ってんだと思われた方、誠にその通りです。本当に申し訳ありません）ということでまさかのマックグリドル、続きます。