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ランサーズ×AI画像 一撃¥30,000を得た方法

実際に私が登録してわずか3日で一撃¥30,000の案件を獲得した話を元に、ランサーズでのAI画像販売フローを基本を踏まえて解説していきます。

商品登録

ランサーズではココナラのようなAI制限はないので、しっかり代行と表して登録しましょう。

商品の名目については「代行」だけでもいいですが、具体的に細分化している方が、求める人に目に留まります。

  • ロゴ作成

  • 美女生成

  • ポスター表紙モデル生成

など、です。

登録の際のアピール画像でも多彩なアピールをするよりかは、ある分野に特化しているアピールをする方がいいです。

AI画像生成代行で注意したいのは、依頼者が求める希望に明確に答えれるかどうか。

そのためには、商品の【業務内容】のところでしっかり欲しい情報、注意点、取引のフローを明記しましょう。
以下、例です。

必要な情報の概要

タイプ
:アニメ、リアル、動物など
イメージ:ファンタジー、セクシー、かっこいい、スタイリッシュなど
髪型・髪色
顔の特徴:模倣はしませんが、参考例の提供可
服装
ポーズ
背景
カメラアングル
画像サイズ:上記のピクセルで参照
参考画像:あれば提出(写真やアニメも可)


注意事項

画像利用に関するトラブルの責任は負いません
(著作権はお客様に帰属)
実在の人物やアニメキャラクターの生成は不可
同じ顔やタッチの完全な再現は不可能
希望内容は詳細に指示を(上記のフォーマットでコピペ可)
大量生成後の大幅な変更や修正は受け付けません(奇形や画像崩壊の修正は例外)


取引の流れ

詳細情報の提出
生成画像サンプルの提出
確認と修正
注文確定(この段階での大きな変更不可)
納品(必要に応じて修正)


ご質問や不明点があればお気軽にお問い合わせください。100枚以下の依頼や特別な条件にも柔軟に対応します。理想の画像制作をサポートします。よろしくお願いします。

こんなかんじで明記していれば取引がスムーズになります。

料金設定

料金設定については、ランサーズでは¥10,000からの登録になります。
AI画像のばら売りではなく、
「まとめて△△枚○○円」
のように、高単価設定で提示しましょう。

※ちなみに、ばら売りや¥10,000以下での販売は取引の中で「カスタマイズ」にて変更できます。
設定の段階では、¥10,000以上で設定していきましょう。

取引のコツ

取引する上で重要な事
6カ条

  1. 明確なコミュニケーション: 発注者と制作者間での明確なコミュニケーションが取引の成功に不可欠です。両者は、希望する画像の詳細、料金、納期について詳細にやり取りする必要があります。

  2. 要件の具体化: 発注者は具体的な要望(画像の種類、表情、季節感、画像のサイズ等)を伝え、制作者はそれに基づいてサンプルを作成し、見積もりを提出します。

  3. フィードバックと調整: 発注者は提供されたサンプルに対してフィードバックを提供し、必要に応じて修正を依頼。これにより、最終製品が発注者の期待に合うよう調整していきます。

  4. 料金に関する透明性: 制作者は、提供するサービスの料金を明確に提示し、追加料金や割引についても説明しています。これにより、発注者は予算内で取引を行うことができます。

  5. 柔軟性と応答性: 制作者は発注者のニーズに応じて柔軟に対応し、変更や特別な要望に迅速に対応します。

  6. 最終確認と合意: 取引の最後には、提供されるサービスの内容、料金、数量などについて最終的な合意を行う。

中でも大事なのはサンプルです。

サンプルの重要性

AI画像生成と一言で言われても、ほとんどの人はピンときません。
サンプル画像はガンガン出していきましょう。

ひとつの要望に対し、例えサンプル希望がなくてもこんな感じにできますと提示することで、相手に感動を与え購買意欲を掻き立てることができます。

何より無償で提供することで、AI画像生成の知見の無い相手に信頼感を与えることが出来ます。

同時にサンプルから依頼者の希望に沿っているのか確認ができます。
サンプルを通して、フィードバックを得ることでより精度良く依頼者へ希望画像を提供することが出来ます。

ラピッドリーレスポンス

「メール返信についてはすぐに返す」
これは販売、サポートなどの業界では信頼関係を築く上で鉄則です。

画像生成となると、サンプル提供など、多くの場合でPCが必須となると思います。
顧客から連絡が来たものの、PCを持ち合わせておらず、すぐにサンプル提供したいがタイミングが悪いというのは良くある話です。
しかし、そんな場合であったとしても、すぐに文面での返答をしてください。

多くの場合、依頼者の要望は緊急性の高いものです。
案件によっては、他へ相見積もりしていたりとライバルがいる場面もすくなくありません。
そんな中で、高レスポンスで好印象を与え、迅速に対応することが重要になります。
また営業知識の一つとして、「依頼者が相談してきたときが一番財布のひもが緩んでいる瞬間」というのも有名な話です。
やり取りが長引けば長引くほど、購買意欲も薄れ、依頼者も疲弊してしまうので、常に取引の主導権を握りつつ、連絡はこまめにしていきましょう。

カスタマイズ見積もり

AI画像生成ではほとんどの場合、提示している料金設定で取引することはないです。

ランサーズでは、3つの商品を松竹梅形式で提示することができます。

しかし、デザイン関係の取引は依頼者様の要望希望も多く、想定するよりも金額が膨らむことも多いです。
その中で、依頼者様のAI画像生成の知見がないために、少ない枚数で多くのパターンを要望される場合があります。

例えば、

  • 100枚1パターン

  • 75枚3パターン

この2種類の商品で高額になるのはどちらと思いますか?

この場合は後者が高額になります。

画像生成において条件パターンを整えるのが一番のネックになります。大量生成自体は時間がかかるだけそんなに大変な話ではありません。

つまり、枚数での単価計算ではなく、条件パターンの数に応じて単価を引き上げることが必要になります。

これは生成師としては「めんどくさいな…」と思ってしまいますが、同時に値上げチャンスでもあります。

依頼者様とやり取りしていると、どんどん要望が膨らみ数十パターン提示されることも少なくありません。

その際は、
「AI生成は枚数ではなく、条件調整に技術を要する」
という旨をお伝えしたうえで、すべての要望にOKを出してください。
(※著作権侵害や画像編集、デザインなどの要望は除く)

その上でカスタイマイズ見積もり料金を提示。
料金は通常の提示金額と帳尻が合うように単価の計算式を確立させて、内訳の説明がつくようにしてください。

例)【条件3パターン時】
100枚 ×{(画像単価1枚 ¥80)×(条件パターン倍率1.25)}
=¥10,000
※条件は増えるごとに倍率+0.5

の場合

例)【条件10パターン時】
200枚 ×{(画像単価1枚 ¥80)×(条件パターン倍率4.75)}
=¥76,000

ここで上乗せで5000円などのせて提示。

※最終の合意時点で割引などするテイで、前もって金額は上乗せしておきます。
他者へ相見積もり取っている可能性もあるので、最終金額提示で割引を行うことで合意へつながりやすくなります。

ここでの金額提示はスピーディに行いましょう。これは見積もり提示のコツとして非常に大事なことです。

  1. 依頼相談

  2. サンプル提示、内容確認

  3. 修正希望、条件追加

  4. サンプル提示、AI生成の説明(条件調整の旨)、提案(アップセル*、クロスセル*)

  5. 修正希望、条件見直し

  6. サンプル提示、見積もり提示

一概には言えませんが、上記のフローを2日以内で行ってください。
これはあくまでも目標です。
スピーディに行うことが何よりも重要。疲弊した相手に高額の見積もりはダウンセルの要因になります。

※クロスセルとは…別の商品も一緒に買ってもらう方法。マクドナルドでいうと、ハンバーガーとご一緒にマックナゲットはいかがですか?と同じ手法。

※アップセルとは…更に高額商品を売る方法。マクドナルドで例えると、+20円でLサイズに変更できますがいかがでしょうか?と同じ手法。ダウンセルはその逆。

AI生成の場合は、条件パターンと枚数を依頼者顧客へ提案し、単価を引き上げることが重要です。

まとめ

  • スピーディなメール対応

  • 無償サンプル提示

  • なんでもやる気概

  • スピーディな見積もり

なにより、ギブの精神で相手の希望に寄り添い、ガンガン期待に応えることが大切です。又ランサーズ案件は、リピートにつながりやすいので顧客といい信頼関係を築くためにも、必ず必要な考え方になります。

そして何より、商品をスムーズに販売、サンプルの無償提供などするには、AI画像生成技術はある程度必要になります。
(脳死でできる感じではないです)

  • LoRA

  • プロンプトノウハウ、構文入力

  • Control Net

  • ADetailerなどの修正拡張機能、修正編集

  • 高画質化

  • 大量生成するためのノウハウ

  • 難しい構図への対応技術

さいごに

実際に私は上述した点を押さえて、

「女性向け美容サロンのホットペッパー向けのPR画像生成の案件」
「広告フライヤーのモデル生成案件」

を獲得しました。

どれも【一撃30,000】を軽く超えています。

とことんお客様に寄り添うことで、ほぼ言い値での取引も可能になります。それだけ価値のあるものを提供すること(生成技術)が大事。

また、実際に美容やコスメの界隈で、モデルさんやカメラマンを雇ってPR写真の撮影やCMを依頼した際の具体的な金額を調査することも重要です。

その金額と対比し、見積もりをあげることで成約につながりやすくなります。

いいものをつくる、提供する。無償で相談に乗る。相手の期待に応える。

これができればだれでも簡単に¥30,000案件とれます。

実績さえ積めば、商品販売の待ちに徹さなくとも、募集案件から提案することも可能になります。
募集案件はライバルが多いので、自分の特化した土俵で実績を積んでからチャレンジしていきましょう。

もし生成技術に自信のない人は、私が構築したGPTsを使ってみてください。
プロンプトや構文を網羅したSD特化のChatGPTです。

Tipsでは初心者向けSD導入記事を販売しています。一から学びたい方はこちらへ。

私が実際に獲得した案件は生成技術ありきのものでしたが、もう少し簡単にしたい人向けに。

画像枚数で勝負してください。200枚500枚はよくありますが例えば1000枚2000枚で販売してください。

複数構図や数種のパターンで大量生成したい場合はダイナミックプロンプトの拡張機能を使うと尚いいでしょう。

上述しましたが、生成で一番のネックになるのは最初の設定。プロンプト調整、構図など。

しかし、ある程度のものが1枚でもできれば、500枚、1000枚…

寝る前にポチるだけで商品が出来ます。
奇形や崩壊などは選別せずにそのままフォルダでお渡しすればらくちんです。

奇形崩壊の取捨選択は別途オプションで¥5,000~¥10,000つけておけばいいです。
めんどくさい奇形チェックも、1000枚見るだけで¥10,000は個人的には美味いです。

AI生成と一言で言っても、冒頭で言ったように細分化すれば無限に商品化できるのでガンガン商品出していきましょう。商品登録時はアルゴリズム上、検索で優遇されるのでいろんな商品で実績積みまくりましょう。

実績はそのまま信頼につながるので商品をまず見てもらう、味見してもらうところから始めていってください。

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