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348 東京の奥座敷・御岳渓谷で燃えるような紅葉を楽しむ。

早いもので今年もあと20日を残すばかりとなりました。
できる限り多くの紅葉スポットを見に行こうと、今年はかなり精力的に紅葉スポットに出かけたのですが、11月最後の休日には東京の西部、奥多摩地方に出かけました。

JR青梅駅から奥多摩方面に向かう列車に乗ります。青梅線の青梅ー奥多摩間は「東京アドベンチャーライン」と愛称がつけられています。川下りやキャンプなど、東京都内でありながら手軽にアウトドアを楽しめるスポットが沿線に多くあることから名づけられた愛称です。

そんなアドベンチャーラインに乗ってやってきたのは沢井駅。この駅の下を流れる多摩川に沿って御岳渓谷と呼ばれる渓谷があり、そこの紅葉が見事だという情報を聞きつけたのです。

沢井駅は谷の上の方にあり、そこから道を下っていくとハイキングコースの入り口のあたりに澤乃井酒造が経営する「清流ガーデン澤乃井園」がありました。周りを真っ赤に染まった紅葉に囲まれながら食事をとることができます。もちろんこちらで製造した日本酒を楽しむこともできますよ。

ガーデンの脇にあるのがその名も「楓橋」。こちらの橋から望む紅葉の季節を迎えた多摩川の景色もとても美しいです。

さて、それでは隣の御嶽駅まで1.3キロ、多摩川沿いを歩いてくことにしましょう。

それにしても真っ赤な楓の木。一番いい時期にここを訪ねることができました。

このような民家の脇を通る小径も抜けていきます。東京都は思えないのどかさです。

この地方特産のゆずも売っていました。

カヌーをしている子供たちがいました。紅葉の絶景を川から見たらどんなに美しいことでしょうか。かれらにそれを見る余裕があるかどうかは別ですが。。。

こちらではパックラフトを楽しむ人の姿も。
まさに青梅線沿線は「東京アドベンチャーライン」。
川沿いに大きく枝をひろげた楓の木。壮観ですね。
川の向こうにも散策コースがあるようですが、紅葉は少なめになるようです。
多摩川に注ぐ小川の上を覆うように広がる紅葉のグラデーション。


疲れたら沿道のカフェで一服することもできます。素朴で味がありますね。

たった1キロ強の散策ですが、燃えるように赤く染まった紅葉や秋色の山々、その間を流れる多摩川と深まる秋をこれでもかと見せつけてくれました。

ゴールの御嶽駅下、玉堂美術館の前ではシンボルの大イチョウが出迎えてくれました。今まで真っ赤な紅葉をたくさん見てきたので黄金に輝くイチョウが異彩を放ちます。

渓谷を約1時間かけて歩き、マイナスイオンをたっぷり浴びながら深まりゆく秋を堪能することができました。紅葉見物というと京都などで寺社巡りをすることばかりだった私ですが、渓谷の紅葉というのもまた違った味わいがあっていいものだと思いました。

東京都心から1時間強で来ることができ、電車の駅からすぐたどり着ける紅葉美。みなさんも是非その美しさをその目に焼き付けに御岳渓谷までおこしください。


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