見出し画像

ロンドン滞在記録 vol.5 ロンドン住んでる顔していこうな

線路も続くし、日記も続くって知っているか?

#13. eastern eye balti house(インド料理屋)
Best Curry House In Bricklane – Eastern Eye Balti House (easterneyebricklane.co.uk)
ブリック・レーンに一人で来た時にお腹がすいて入ったインド料理屋さん。噂に聞くに、インド移民の方が多いからイギリスはカレーが美味いっちゅうことで、一回カレーを食べてみたかった!「この店はおいしいんです!口コミもいいんです!しかも安いんです!」っていう文言が店の外側に煌々と掲げてあって、ほな食べますやん~と思って適当に入ったんだけど、美味しかったよ~~~!サモサとサグチキンのセットを頼んだ。イギリスのカレーが美味しいという噂は本物だった!!!

サモサ(食べかけ)
カレー(食べかけ)


おいしそうに撮るという気持ちが削げ落ちすぎているんじゃないですか?

会計の時に店員さんから「日本人?」って聞かれて、せやで~って返事したら任侠映画が好きで~って話になったんだけど、当方、任侠映画の知識が全くなかったために何も返せなくてまじごめんって思った。任侠映画が好きな方はたくさん通ってください。

#14. princess of wales (パブ)
かわらいが仕事終わってから合流するゾォ!っていって向かったカナル沿いのパブ。カナル沿いって波もなく、水だけが広く漂っており、精神安定に大変に良い。ごはんも食べたんだけど、このソーセージがすんごい美味しかった!ハーブが混ぜ込んであってブリブリで大満足でした。カリフラワーのステーキみたいなのもあって、おいしそうだったな。かわらいが食べてたハンバーガーもすごいおいしそうだった。
周りにとくに何もない場所で、ご近所さんがたくさん来ているパブなのかなっていう印象で、でっかい犬とか小さい犬とか、とにかく犬がたくさんいて𝓛𝓞𝓥𝓔でした。

ブリンブリン

#15. alexandra palace
Forever Yours Ally Pally x Fun For All The Family (alexandrapalace.com)
キアランおじさんのライブを見たよー!!!電飾を上から吊り下げて、サラウンド音響の中で光と共にパフォーマンスするっていうツアーを最近やっていて、その環境の中でみれたのは本当に楽しかったな。Four Tet、めちゃくちゃに好きというわけではないんだけど『Beautiful Rewind』はとにかく聴いていて、私の2013年はこのアルバムと共にあり、くらいの勢いなんだけども、そのアルバムから結構たくさんやってくれて嬉しかったー!!と思ってセトリ見たら1曲しかやってなかった。そんなはずない。セトリが嘘なんだと思います。
2014~5年くらいにFour TetがDJとか作曲にVAIOを使ってるYoutubeを見て、その時私もVAIO勢だったので親近感じゃ~ンって思ってたんだけど、10年の時を経て、さすがにMac使っちゃってるよね…と思ってたら安定にWin使ってて(しかも2台^_^)、愛しちゃうじゃん!と思いました。
Alexandra Palaceは結構山の中にあるんだけど、すごくすごく厳かで立派な建造物で、こんな建物の中でライブがやれるなんて、チケット代£40だしても足りないよ~と思った。あと入ってみたら出店が数々並んでて、サマソニか?と思った。
あとは若者もちらほらいたけど、だいたいの年齢層がうちら世代から上の人ばっかでわかるよ~~~~の気持ちになった。

ほぼ動画しかなくて、ブレてるこれしか写真ない

#16. tate modern(美術館)
Tate Modern | Tate
イギリスは美術館がほとんど無料で、本当に良い。私はたった2,200円を出せずに、いま日本でやっているマティス展に行けていない。
tate modernは、楽しかったよ~という石田のお声もあって、この美術館には行こうと事前に決めていたところで、調べてたらロスコ・ルームあるじゃァん!ってかなりテンションが上がってた美術館だったんです。当方、ロスコが他国だとどこにあるかも調べるまで知らんかったくらいではあるんだけど、ロスコ・ルームはどっかでいつか見たいな~って漠然に思っている系女子でして、ロスコメインでノリノリで臨んだTate Modernだったんだけど、ロスコがあるはずの階をかなり隅々まで見たのに全く確認できず、一旦Twitterで調べたら現在ロスコさんはon tour中との情報が出て、嘘じゃん!!!!と思って学芸員さんに聞いたら今はパリ滞在中で来年帰ってくるよォんって返答があって普通に絶望。悲しくて、悲しくて、見るべきフロアはもう1階あったけど、辛くてミュージアム・ストアだけ寄ってそのまま帰った。しかも見れなかったロスコのマグネットを奥歯を噛みしめながら買った。So long rothko.
でもピカソとか見れたよ!(なけなしのフォロー、俺はロスコ見たかった)。

悲しみのマグネットロスコ

#17. tate britain(美術館)
Tate Britain | Tate
Modern側でロスコ見れなかったし、一旦オフィーリアでも見とこうや・・・と思って翌日いったTate Britain、オフィーリア以外あんまり調べずだったんだけどModernより楽しかった!!!!!!!!!!!!!Tate Britain大好き、何回でも行きたい。部屋ごとに壁の色が違って、テーマがそれぞれに割り振られていて、建物もとにかく立派で、何もかもが好きすぎた。ここに住みたい芸人。

女性作家の部屋もあって、その歴史も刻まれてた。

ベーコンとヘンリー・ムーアの部屋もあって、モラトリアム人間の当方、ぎゅっとなった。単純なんで。

オフィーリアはとってもきれいね。

#18. jam cafe(カフェ)
後半暇すぎて、暇すぎて、一人で散歩してたんだけどお腹がすいてその辺のよさげなカフェに入ったらここがめ~~~~っちゃ良かったの!!!!!店内のインテリアも無骨ながらにおしゃれでよかったんだけど流れていた音楽がMr.Britesideで、よろしくてよ~。テイクアウトでサンドウィッチとコーヒー頼んだんだけど、サンドウィッチもめちゃくちゃ大きくて、コーヒーもとにかくおいしくて、特にコーヒーをイギリス滞在中全然飲んでなくて久々に入るコーヒー、しかもうまいとなると脳が覚醒してしまってかなりハイだった。おじさんがすごいやさしくてパウンドケーキまで付けてくれたのに対して、女の子がめっちゃ愛想ないのに美味しいコーヒーいれてくれた対比も美しかった。良かった。コーヒーめっちゃおいしかった

#19. clissold park(公園)
公園でチルじゃ!(Part.2)広くて心地よい公園がほいほい存在するロンドン、どうしても愛してしまう。ここもとにかく犬が多くて、しかも野放し。野放しなのに言うことを聞く。どんな教育?

#20. bookbar (本屋)
おしゃれ本屋さんで、外で飲んでたり、地下がバーだったり。せっかく本屋に来たから1冊買って帰ろうってことで新作っぽかった『I am a fan』を買いました。ここから『I am a fan』の話をしますが、この本、「I stalk a woman in the internet who is sleeping with the same man as I am」っていう一文から始まっていて、本当にこの一文だけで主人公の自己紹介が済んでしまうという秀逸さが凄い。文章も、章が変わるごとに始まる日記のような書き口ですんごい読みやすい。主人公がthe womanに会いに行く場面が序盤で出てくるんだけど、そいつに釣り合うようにセカンドハンドで買ったブランド物を纏っていくっていう描写がもう解像度が高すぎて死ねる。これから対峙する相手の洗練度がまぶしすぎて負けるっていうのが目に見える。
しかもセカンドハンドで買うのがGANNIだったりして、GANNIって最近流行ってる可愛いデンマーク発のブランドなんだけど、めちゃくちゃ高いわけじゃないんだよね。ルミネ1らへんに入ってるような金額感。それをセカンドハンドで買うっていうところがこの本のミソで、狂おしいほどに主人公が等身大。狂おしいほどに苦しい。僕にこの本翻訳させてください。
あと、平成を生きし私たち(だけか知らんけど)って、丁度良い文化圏の固有名詞が作品に組み込まれているの好きじゃないですか、花束みたいな恋をしたがその主たる例だと思うんだけど、ちょうどよく「わかる」固有名詞が心を刺激する。なのでみんなに読んでほしいの、私は読み終えてないけど。

#21. tenmaru(ラーメン屋)
在英日本人が一番好きな日本食料理屋とのこと。ラーメンって、いつだって、どこにいたって食べたいんだから、ラーメン屋がロンドンにあってよかったよね。
かわらい的にはもっとこってりな家系がお好みのようでしたが、長嶋的には細麺ら~みん好きなんで確かにここがあると思うとロンドン生活乗り越えられるかもしれないなと思ったよ。在英日本人の心のよりどころ、てんまる。
でも確かにもうちょっと美味しくできそうなんだけど、もしかしてビジネスチャンスってあったりしますか?

長すぎんか?これ書き終えるまでに2週間かかった。でもまた行きたいなっていうお店ばっかり連れてってもらったし、そのお店で初見ながらに住んでる顔しまくれたの楽しかった!もしかしたら住んでるのかも!
あまりにComfy過ぎて本当に住んでるかもって思いながら過ごした1週間だったな。これはどれもこれもかわらいのおかげなんだけど、適応性あるし、住みます芸人やりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?