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マインドマップ思考術、楽しいかもしれません

トニー・ブザン『マインドマップ超入門』を読んだ。
そして早速実践してみた。

実際に描いてみた様子

左が前日までのメモ書き、右が書籍のポイントと感想などをマインドマップを用いてまとめたものである。

一度は挫折したマインドマップ

中小企業診断士の教材にSTUDYingを使っていた。マインドマップを軸に講座が展開されるのだが、いまいち馴染めず、結局のところ暗記物は自分でまとめ直したり、他の教材に頼ったりした。私にはマインドマップは合わないんだ、と思っていた。

しかし先日TEFCASの概念に出会い、それがとてもしっくりきたので、考案者が同じマインドマップについて改めて学習しようと思い手に取ったのがこちらの本である。

中身はあっさりしていて、2~3時間で読了できるレベルだ。書く練習をしようと、本の中身をマインドマップ化してみることにした。

脳の中の見える化ができるマインドマップ

やってみてわかったことは大きく3つある。

  1. 自分にとっては分かりやすい

  2. 思考経路をそのまま書き出すので早い

  3. 楽しい

①自分にとっての分かりやすさを実感した。STUDYingのマインドマップは、講師=他人の頭の中を覗いていたのだ。人の思考は千差万別だというから、それは分かりにくいはずだ。自分で考えながら作ったなら、きっと理解が深まっただろう。(時間がないから、という理由で他人様作成のものに飛び付いたのは自分である。)

②作成の早さ(速さ)は、イラストや色付けを除けば、箇条書きするのと変わらないレベルだ。思いつくままに、線を伸ばし、単語を書き出すだけで、脳の働きそのものを見える化できる。連想をどんどん書き足していけるが、「どうしてそれを連想したか」が箇条書きより分かりやすいのもメリットだ。

そして何より、③楽しい。どんどん書きたくなるし、考えも深掘りできる。見返すのも楽しいので、記憶力を高めたいシーンや、計画進捗を確認するシーンで、当該マップを何度も見ることでそれらの効果が高まるだろうと予感させられた。

マインドマップを活用する

様々なシーンで使えるそうだ。個人で、家庭で、教育で、ビジネスで。チームで共有してブレインストーミングしたり、プレゼンテーションに用いたり、課題発見や対策立案したり、何にでも活用できるという。

ひとつ注意するとすれば、マインドマップの考え方自体を理解せずに使ってしまうと、効果は半減するだろうということだ。用法を知らない相手にいきなり持ち出しても、ちょっとよく分かりません、となるかもしれない。
何事にも言えるが、定義を相手と共有することは常に意識がけたいと思う。

なお今回の記事は過去最速で書き上げることができた。これもマインドマップ効果だろうか?
しばしマインドマップを使った思考法を続けてみようと思う。

本日は以上です。
閲覧ありがとうございました。

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