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カウンターに同業者が集うと

この記事は投げ銭制です。
③の出だしまでは無料で読めます。

100円の投げ銭制なのですが、ここ最近購入が多くて、ありがたくも正直驚いています。 「BARを開業してよく聞かれる質問」「店は飽きないことが大事」の記事が好まれているようです。表題の内容が気になってか?展示会レポートの続きが気になってなのか?は正直、私にはわかりません。

① カウンターに同業者が集うと
② 今月のおすすめブランド
③ 19春夏 COMFY OUTDOOR GARMENT 展示会レポートについて 

BARを開業するだいぶ前に。
馴染みのBARで店主がふと漏らした「仕事終わりの同業者が集う雰囲気が嫌で閉店の時間を少し早めたんだ」を思い浮かべました。

当時は言っている意味があまりピンとこなかったんです。
でも今はなんとなくわかります。

同業者が集まると、同業の「店・人」を批判することが、多々見受けられるんですね。「適正な他者からの評価」ではなく、あくまでも「自画自賛」による評価で自分の「仕事のクオリティー」が上、「素材」が上とマウンテイングを繰り広げます。その様は「同調圧力を強いるお仲間」みたいで、まるでジムのロッカールームや文壇バーでの、その場にいない者を扱き下ろすような感じに近いのではないかと。

ただ私自身も身銭を切った上で「批評・分析」が口が滑っての批判めいたことになることが、たまにあります。けっして良くない。

ただ不思議と「洋服屋」が集まった場合は、そのような他店より自分の店が上だというような無益な会話は、ほぼなかったように記憶しています。

◼「飲食」のように素材から一品を作り上げるのではなく、出来上がったものを仕入れ、売るのが「洋服屋」なので、「腕・技術」ではない。
◼飲食店に比べると、洋服屋の「個人経営」がそもそも減っている。

といったことも関係しているのかと思います。他人が作った「服」を売るということは何処か、他人のふんどしで相撲をとっているという自覚があるからなのかと思います。

ちなみに私個人はBARを営みながらも、技術でカクテルを作るバーテンダーというよりは「品質の優れたワイン・ウィスキー」を注ぐ係にすぎないと思っているので「技術・腕」「豊富な知識を伴う」ではなく、やはり「他人のふんどしで相撲」って感じなんです。

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② 今月のおすすめの取扱いブランド

今年は、<COMFY OUTDOOR GARMENT/コンフィー アウトドア ガーメント>のラビットフーディーがスマッシュヒットを飛ばしたように「パタゴニア」の古いパイルジャケットが琴線に触れたんだと思います。
1980年代中盤のNORTH FACEのマンパが元ネタの<WORKERS/ワーカーズ> MOUNTAIN JACKETも流れとしては気になるとこです。

気に入ったら♥を押してくださいね。

メンズ洋品店「Cape Cod Clothing Store」はこんな感じのお店です。https://note.mu/capecodstore/n/nc35ddf788b89

「Cape Cod Backyard Bar」はこんな感じのお店です。https://note.mu/capecodstore/n/n987b2ef53f98

この記事は投げ銭制です。
この後、「19春夏 COMFY OUTDOOR GARMENT 展示会レポートについて(画像11枚、14アイテム)」について書いてます。

<COMFY OUTDOOR GARMENT/コンフィー アウトドア ガーメント>の19SS 展示会のスケジュールに合わなかったのでサンプルを送ってもらう。
届いたダンボールを開けて、サンプルを試着してオーダーを決める。
本日中にまたダンボールに戻して、次の店舗に送らなければならない。

19SSはキューベンファイバーに使用されているスペクトラアルパイン糸で織った格子状のナイロン生地を使ったアイテムが目をひく。
上記の「KILTIC SHORTS」もその一つだ。
LOOK BOOK(モデル着用の画像)でも使われているので雑誌等での露出も多く、問い合わせが多くありそう。

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