カポ

シンガーソングライター・団地・ツインコリダー・アニメ・ギター・DTM・プログラミング・…

カポ

シンガーソングライター・団地・ツインコリダー・アニメ・ギター・DTM・プログラミング・映像制作・大阪市在住

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    過去に制作したMusic Videoです。 出演・制作などしています。

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    ダウンロードもしくはCDとして販売中の音源です。試聴可です。

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2021年新譜販売開始のお知らせ

2021年6月18日より、BASEにて2ndフルアルバム「Reunion」(CD)の販売を開始しました。 過去にネットで公開した曲と未公開曲とを合わせたものですが、過去曲も再録音、リアレンジ、リミックス、リマスタリングしています。制作に1年余りを費やした、今の僕の渾身の作と言えると思います。 アルバムタイトルの「Reunion」は再会、再開、再結合などを意味します。 昨年から、誰しも何かしら、離れ離れになったり、寸断された物事があることと思います。僕にも沢山ありました。そ

    • MV「De noir à bleu」 /セルフレビュー

      【歌ってみた】とありますが、自作のボカロヴァージョンを自分で歌ってみたという意味です。いわゆる「セルフ歌ってみた」ですね。 "De noir à bleu" とはフランス語で「黒から青へ」という意味です。 曲想を思い立ったのは、フランス映画のような曲を作ってみたいと思ったのがきっかけなのですが、出来上がった曲はJ-POPの域内に収まりつつコンテンポラリー要素の濃いものになったような気がします(笑)。 ラブソングのようで、失恋ソングのようで、抒情歌のようで、そのどれでもなく

      • 構成要素

        国内外のTwitterで、#私を構成する42枚 というハッシュタグ及び画像が流行っています。 端的に言えば、思い入れのあるアルバムのジャケット写真を42枚並べるというものです。 到底42枚には収めきれないのですが、例えばあえて選ぶと、僕の場合は上掲のようになります。 ただ、僕を構成するとは言えないですね、やっぱり。よく聴いたアルバムたちではありますが、僕を構成するのはアルバム単位でもなければ、曲単位でもないからです。 構成要素という単位で考えると、例えばGroove

        • 新曲MV「Graphene Night」

           この曲を作るに当たってまず意識したのは、現代の、或いは令和のシティポップにしようということでした。  高層ビルに囲まれた広々とした公園で、夜な夜な遊ぶZ世代の男女達を度々目にすることがありまして、彼らのメンタリティに思いを馳せたのが曲想が浮かぶきっかけとなりました。  スケートボードだったり、Bluetoothスピーカーで音楽を鳴らして、だべったり踊ったり、都市の夜遊びと言っても、彼らのそれには盛り場のギラギラした要素が感じられず、僕の目には恋愛模様すらも希薄に映り、爽やか

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          作品と商品

          作詞作曲編曲を活動のメインに据えて幾年かが経ちました。 仕事として作編曲を受けることも少しですがあります。 ただ、最近つくづく思うのは、やはり僕は時間を掛けて作品を作りたいたちなのだなぁということです。 自分の曲は本当にアレンジに時間が掛かります。 それは汎ゆる要素に「トライ」が入っているからです。 どんな制作でも、ファインなミュージックを作るという目的は共通していますが、商品は求められる条件を満たすことが優先され、制約もあります。 僕自身の作品制作には制約がないので、あるフ

          作品と商品

          弾き語り動画第2弾

          弾き語り動画をYouTubeに投稿しました。 ソニーが呼んでくれないので自分でTHE F1RST TAKEを撮ってみたシリーズ第2弾です。 今回はマイクを立てて撮ってみました。 途中で雪が降ってきたり(笑)、(部屋が)寒くて緊張もしたり、何かと大変さはありましたが、何とか一発撮りにこぎつけました。 また、冒頭のマイク&カメラテストのやり取りは一人で撮っているので、小芝居です。ソニーのTHE F1RST TAKEシリーズにちょいちょい入っているのを真似してみるという遊び心です

          弾き語り動画第2弾

          最近のギター練習

          ギターを弾き始めてから幾星霜。 中学3年から、いや、初めて触ったのは小6でしょうか。 未だに上手くはない僕ですが、ずっと向上心を持って練習しています。 今年はエレキギターを練習する機会が増えました。 バンドを辞めてからはずっとソロでアコギのインストや弾き語りをしていたのですが、音源制作をするようになると、エレキギターのアレンジをせざるを得なくなり、やはりそこだけは打ち込みはしたくないなぁと。 そういうわけで、学生時代ぶりに今年は真面目にエレキギターの練習に取り組むようになり

          最近のギター練習

          力が欲しいか?

          欲しいですね。 ここで言う力とは権力とか暴力のようなものではなく、純粋に創作の力です。 ほぼ毎日、コツコツと音源制作をしているのですが、進みが一向に速くならないことにもどかしさを感じています。 つまり、納得の行くクオリティのハードルがどんどん上がっているんですね。一つ越えたら目の前にもっと高い山が立ちはだかるというように。 落ち着いて着実に越えて行くしかないのですが、届きそうで届かない逃げ水を追っているようなここ数年です。 それでも、着実に力をつけては来ているのです。成長を感

          力が欲しいか?

          観劇に思ふ

          何年かぶりに観劇をして来ました。 二人芝居で演目は「手ぶくろを買いに」。 あの新美南吉の名作童話をベースに、原作にほぼ準拠しつつ深い視点が提示される内容だったと思います。 脚本と演出が素晴らしく、言葉による美しい雪景や夜の街の描写に心が洗われるような気がしました。 新美南吉といえば「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」のニ作品が小学校の教科書に載っていたと思います。 「ごんぎつね」の結末のいたたまれなさに対してこの「手ぶくろを買いに」はハラハラする場面がありつつも、ほっこりする、

          観劇に思ふ

          再開

          Noteの更新を再開することにしました。 Twitter、Facebook、Mstdon、アメブロ、インスタ、YouTube、ニコ動、と、扱う媒体が多くて、随分とこちらが手薄になっていました。 ここにはここの、貴重なコミュニケーションがあったはずなのですが、四方八方のバランスを取るのが難しく。 今一度、それぞれのSNSの意味を自分なりに捉え直してみたところ、Noteだけでクリエイターとしての僕が書き記せることがあるような気がしてきたのです。 まあ、そんなに大上段に構えるつも

          文化の日・京アニお別れ会

          今日は祝日、文化の日なわけですが、京都アニメーションの「お別れ そして志を繋ぐ式」が開催され、参列して来ました。 僕は絵は描きませんが、アニメファンとして京アニ作品はほぼ全て観て親しんできたし、音楽の領域でのクリエイターの端くれなので、他人事ではないんです。 でね、やっぱりね、京アニさんの「仕事」は凄かったと思うのですよ。クオリティの高いアニメーションを作ることは大変な仕事だと思うんですけど、とかくブラックと言われがちなこの業界において、アニメーターさん達の福利厚生的な面

          文化の日・京アニお別れ会

          新曲

          新曲をニコ動に投稿しました。2作目になります。絵はやまはらなつみさんに描いていただきました。 「雨をひっくり返したようなバケツ」 http://nico.ms/sm34114755

          才能について僕が考えること

          才能論みたいなことは僕なりにもう答えが出ていて、どうでもいいと思っていたのだけれど、最近、周囲や音楽界やらSNSやらでよく話題が出るので、改めて考えをまとめてみます。 才能というのはある意味で実体のない概念だと思っています。 有るとか無いとか考えた時点で捕われてしまう。 そして、僕にとっては、もし仮りに才能というものが実体として有るとして、その才能が僕に無かったとしても、望むような結果が出ないとしても、音楽を作り続けることには変わりがないのです。 以前、芸術世界と生活世界

          才能について僕が考えること

          遅まきながら

          ニコ動デビューしました。初投稿。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm33894880

          遅まきながら

          Dystopia

          久しぶりに新曲を投稿します。 何だかんだで制作に2ヶ月ぐらい掛かってしまったけど、1~2時間ぐらいしか作業時間をとれない日も多かったのでと、言い訳しておきます。この曲からcaponyanという名義でネットで活動していくことにしました。曲調はその都度変わると思います。 "Dystopia" music & words caponyan Is your reality fulfilled? Liars, put your hands up! Is your fantasm breaking? Fakers, put your hands up! Is your shell cracking? Losers, put your hands up! 泣き叫ぶJustice 残骸のMusic 燃え尽きた熾天使(セラフィム) 蒙昧と羞恥のDystopia 火光(かぎろい) 揺らめく砂漠を彷徨い 意味じゃなく存在だけを、知った 虚無の底、暗闇に灯った 僕という燈火は消えない 運命があるのなら 神様を殴るから Please, don't catch me, baby 瞬く綺羅星を ゴミ溜めを掻き分けて 探して 感じて考えろ ◆ Is your sincerity ruined? Sneakers, put your hands up! Is your decadance dancing? Wise men, put your hands up! Is your honesty frozen? Escapees, put your hands up! 咲き誇る衆愚 優劣は空虚 枯れた世界樹(ユグドラシル) 賞罰と怨嗟のDystopia 螢火 往き交う奈落をたゆたふ 関係の明滅の中、散った 紅の湖に映った 退廃の残像は要らない サヨナラがあるのなら 悲しみを殴るから Please, don't leave me, baby 笑って手を振った 暁を抱き留めて 赦して 最期に解き放て

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          5/16新譜CDリリースのお知らせ

          2018年5月16日に新譜CDを発売します。 capo 1stフルアルバム 「Ordinary Boys」 10曲収録 ¥2,000 [Jacket Illustration by tk4m(m.takeshima)] 手売り&BASEでのネット販売になります。 BASE https://capolabo.thebase.in/items/10985791 今回初のフルアルバムということで、今の僕の「ありったけ」を詰め込みました。 作詞・作曲・編曲・歌・演奏・録音・打ち込み・ミキシング・マスタリング……とすべての工程を一人で行いましたが、すべてが僕にとって大切な学びと冒険になりました。 表現したいことはまだまだありますし、もっともっと追求したい! その思いはますます強くなるばかりで、僕の音楽の旅はまだまだ続くのですが、このアルバムが一つの区切り、出発点となることは間違いありません。 アルバムの制作に取り掛かったのが2017年の11月。 演奏の練習を積み重ねて録音し、アレンジを作っては直し、ミックスしてはiPhoneに入れて外を歩きながらモニタリングし、修正点を見つけてはまた直し……体調と相談しながら来る日も来る日もそういうことをするのが、当たり前になっていきました。 完成予定は3月でしたが、結局、すべての音源がマスターアップしたのは4月15日。 プレス発注したのは4月16日となり、実に半年もの時間が掛かってしまいました。 大きな山に登ったような達成感があって、自分史上としては過去最高のクオリティになったと思うのですが、同時に自分のノビシロがさっと視界に広がったのを感じました。 つまり、まだ何も始まってもなかったのでは?まだまだまだまだまだまだこんなもんじゃない!と。一つ山を越えたら、目の前に山脈が広がってた的な。 全力で追い込んで作ったものがどう評価されるかは、正直怖いです。めちゃくちゃビビッてます。クリエイターってそこで頭打ちまくってナンボなところあるよなぁと。僕は自分がわりと傷つきやすい人間であることを知ってます。たまらん。ゾクゾクする。 ただ、これからの創作・制作活動の土台を作れたのかなぁという感触はわりと確かなものです。 いい年こいてまだそんなところにいるのかって感じですが、気にしてる暇はないですし、とにかく聴いてもらいたいです。(何か高校生が言いそうなことを言ってるな、僕) "Ordinary Boys" を直訳すると、「普通の少年達」。 僕らの多くは普通の凡庸なピープルだと思います。 何か飛び抜けた能力があるわけじゃないし、世間様にとって大きな価値があると言える存在でもない……でも、そんな自分や生の「価値」って何なんだろう? ここ何年かのそんな青臭い自問に対するアンサーが、このアルバム表題曲を始めとする収録曲にいろいろな形で詰まっています。

          5/16新譜CDリリースのお知らせ

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