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イーサリアムの上海アップグレード

2023年3月に暗号資産の1つイーサリアムがアップグレードされるそうだ。名前がShanghai Upgrade、上海アップグレードと呼ばれている。

この記事はイーサリアムのことについて調べたことを記したものだ。暗号資産の購入を勧めたり、評価しようというものではありません。

これでイーサリアムの何が変わるのか?

イーサの報酬の支払いが22年9月のThe Mergeにより、PoWからPoSに変更になった。コンピューターの計算力によって支払われるPoWからイーサの預け入れによって報酬を得られるPoSに変わった。そのことで使用電気量が99.5%も削減されたようだ。

Shanghai Upgradeではこの預け入れられた(Steaking)イーサの引き出しが可能になる。

現在どのくらい預け入れられているかといえば、イーサ(ETH)の供給量の13.2%に当たる1,600万イーサ(約3兆1,200億円)だ。報酬は年利4〜6%が分配されている。

イーサの価格はどうなるか?

引き出しが自由になる3兆円超のイーサはどうなるのか?引き出しには手順があって一度に全てが引き出されることはなさそうだ。

イーサの価格は引き出しが多ければ下がる。この預け入れられたイーサ(ETH)が大量の引き出しが行われるかどうかは大きな影響がある。

ただイーサは当時に比べて価格が下がっているので含み損を抱えている状況だ。そのため今のまま預けれいて報酬を得た方が良いという判断もある。

イーサは報酬額と同等額をバーン、永遠に使えなくする機能が備えられている。これにより価格の維持や上昇を期待できる。現在生成供給されるイーサよりバーンされるイーサの方が多く、イーサの総量が減少している。とすれば希少性が高まって価格が上がることも予想される。

今現在、暗号資産に資金が流れているような様子も見受けられる。

暗号資産は国や組織などの後ろ盾があるものではない。だから希少であり価値があると思う人が多けれ多いほど価格は上がる。ただのデジタルデータじゃないかと皆が価値を認めなければ価格は下がる。

総合的に考えれば価格は上昇傾向か?下降傾向か?髪のみぞ知るということだろう。

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