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私たちの思いと「ALL オンライン」

こんにちは。

からだケアの代表の高井です。

いつもは「からだケア」の新機能リリースや活用方法について、このブログを通じてお知らせさせていただいていますが、今回はwithコロナ、Afterコロナの時代に「からだケア」としてどうすすんでいくのか。

ご利用の皆様やこれからご利用を考えてくださっている皆様向けて、お話させていただきたいと思います。

少し長いですが、ぜひ最後までおつきあいください。

答えのない時代と昨日までのこと

新型コロナウイルス感染症の影響で治療院・サロンに限らず、あらゆる業種で変化がもとめられています。

答えのない時代にどのように私たちは振る舞い、進んでいくのか。

からだケアメンバーの一人ひとりが考えを巡らせています。また誰か一人の考えを皆で議論し、交換しながら検討をすすめています。

今日お話しすることは今後の状況の変化により、変わっていく部分もあるかと思います。

しかし、答えのない現在において完ぺきというゴールはありません。

昨日までに私たちが考えてきたいことを、ここで一度発表させていただこうと思います。

withコロナと変化

私たちはwithコロナといわれる時代があと2年もしくは3年ほど続くのではないかと考えています。

その後もおそらくBeforeコロナといわれるような前の時代のライフスタイルに戻ることはないだろうとも考えています。

歴史を顧みると、ライフスタイルは変化し続けていくのが常だからです。

100年前、私たちの50%以上は農業に従事していました。いまの私たちからは、まるで過去の出来事のように感じます。

100年後の未来から”いま”みるとどうでしょうか。おそらく同じようなことを感じるのではないでしょうか。

ー 100年前、新型コロナにより私たちのライフスタイルは大きく変化した。

このように、過去の1つの出来事として語られる日がくるのでしょう。つまり、いつでも過去は ”いま”へとつながるひとつのプロセスだと思うのです。

「変化することは異常な出来事ではなく正常なことである」そう言い換えても良いかもしれません。

もちろん新型コロナは誰にも予想できないことでした。しかし「誰にも予想できないこと」が起こり、ライフスタイルが変化していくのは、これまでの歴史をみると常にある出来事なのでしょう。

ALL オンライン

前置きが長くなりました。結論を先にいいますね。

からだケア予約システムは、あらゆるものをオンライン化する 「ALL オンライン」を方針のひとつとして定めました。

正確には皆様が患者さんを施術するシーン”以外”のALL オンラインです。

あらゆるものがオンライン化していくと、直接施術するシーンはいままで以上に重要になってくると考えています。

一方、それ以外の部分は非接触な点も含め、オンライン化が進んでいくでしょう。それは治療院の文脈だけでなく、あらゆる飲食店やヘアサロン、病院などあらゆる業種が対象になっていきます。

具体例をいくつか

治療院やリラクゼーションサロンにおいて施術以外のALL オンラインとはどのようなことか。具体的にいくつかあげてみますね。

オンライン決済

オンライン決済はわかりやすいですよね。非接触な点だけでなく、利便性の上からもオンライン決済はベースとなっていくでしょう。

口コミ紹介

これまで他人に、お気に入りの治療院を紹介していたシーンのオンライン化です。単にホームページのURLをシェアするのではなく、AさんからBさんへと、明確に紹介する仕組みが必要でしょう。

スタンプカード

スタンプカードのオンライン化です。オンライン化により紙以上の価値が見い出せるとも考えています。すでに構想もありますので、ここは乞うご期待といったところでしょうか!

問診票

問診票も非接触なオンライン化していくでしょう。先日リリースしたネット予約時の「症状・ご要望」の入力をよりバージョンアップさせていく予定です。

オンラインケアも含めた治療計画

こちらは皆様のご意見があってこそなので、いまはあくまで構想段階です。ある顧客の治療計画の中に、オンライン対応が入っていくのではないかと想像しています。

これまでは(当たり前ですが)すべてオフライン対応だったかと思います。

しかし、Afterコロナでは、直接対面での治療をメインとしながらも、オンライン上でのケアも計画に入るようなことがあるのではないでしょうか。

▼これまで
直接治療 → 直接治療 → 直接治療 → ・・・

▼Afterコロナ
直接治療 → オンラインでケアサポート → 直接治療 →  オンライン → ・・・

このあたりは皆様にもぜひご相談したい点です。

コミュニケーション強化

ALL オンラインの中で、からだケアが注目していることのひとつにコミュニケーションがあります。

予約はコミュニケーション

私たちは以前より「予約はコミュニケーション」であるという定義をしてきました。予約を単なる機能的なものではなく、コミュニケーションのひとつとして再定義しています。

新型コロナの影響で、フィジカル的に人と人の距離が離れていくにつれ、ますますオンラインでのコミュニケーションの重要さは増していくことでしょう。

オンライン コミュニケーション

予約コミュニケーションからオンライン コミュニケーションへと定義を拡大する必要があるのではないかとも考えています。

つまり、予約や施術のシーン以外のコミュニケーションもサポートしていきたいと考えています。

たとえば自宅でできるセルフケア等のコンテンツ配信は今後必要なことかもしれません。コンテンツ自体は皆さんの知見があってこそですが、制作をサポートしたり、配信のお手伝いはできるかもしれません。

単に動画を配信する、コンテンツをあげるだけではなく、顧客と皆さんの間にコミュニケーションがあることによって、より伝わりやすくなっていくと思うからです。

施術とパーソナライズされた接客。新たな形態へ

Beforeコロナにも言われていたことですが「データを活用」し、顧客一人ひとりに適したサービス、いわば「パーソナライズ化されたサービス」の提供も加速度を増していくでしょう。

オンラインが活用されることで、データはどんどん集まっていきます。「データは21世紀の石油である」といわれるようにデータの活用は言わずもがなです。

私たちも皆様が顧客一人ひとりに適したサービスを提供できるようにデータの見える化にもこれまで以上に取り組んでいく所存です。

施術とパーソナライズされた接客により新しい形態へと変化を遂げていくと予測しています。

私たちの思い

最後に私たちの思いを少しお話しさせてください。

予約システムは毎日つかうものです。

毎日使うものだからこそ、心地ちの良いものをつかってほしいといつも考えています。

使いやすさ、安心感、そして、楽しさ。

この思いを大切にして、私たちは日々取り組んでいます。

治療家の皆さんが、目の前の課題に取り組むときも、遠くの目標を思い描くときも、いつでも傍にいるような存在を目指しています。

新型コロナによるさまざまな影響を耳にするたびにより一層この思いは強くなっています。

先に書いたオンラインケアも含めた治療計画のような私たちの想像は、皆様のフィードバックがあってはじめて現実化するものだと思っています。その際にはぜひご協力いただけますと幸いです。

皆様の施術技術やサービスに、私たちのシステムも加えていただき、一丸となってお客様に届けていきましょう!

私たちはシンプルで使いやすく心地よいシステムを届けていけるように、今後も取り組んでいきます。

からだケア代表
高井 大輔

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