「本物」を残していくために必要なこと。


農薬関係の仕事をしていたおじちゃん。
最初は正義だと思って農薬を使っていた。

でも
農薬を使うことで生態系が崩れていく
現実を目の当たりにして
オーガニックを突き詰めた
野菜栽培をはじめたそうです。

動画はこちら👇
https://www.facebook.com/TimelineNews.tv/videos/376460419678963/

スーパーで出回っている
虫食いのない、綺麗な野菜たち。
「流通のための野菜」って知っていますか?


私たち消費者が
虫食いのない綺麗なモノを求めるから
生産者もそれに応えようと出荷するわけです。

…だってそうしないと売れないから。


虫も寄り付かない野菜って不自然じゃない?


虫も食わない野菜をわたしたちは
平気な顔して食べてるってことです。


アトピー でお世話になっている
中医学のクリニックの先生は
こんなこと言ってました。


うちは田舎だからね、
近所の農家さんから野菜を貰うんだよ。
その時にこう言われたんだ。

「それ、農薬使ってないから大丈夫よ!」

出荷する野菜と自分たちが食べる野菜を
分けて作っている農家さんもいるんだよ。


なんだか複雑な心境になりました。
でも、これが現実ですよね。


だって、
農家さんが一番よくわかってるでしょ。
農薬のこと。


農薬を使う際は、
メガネ、マスクなどの防護装備が当たり前。

なぜなら、それを行わないと…
農家さんたちの体に健康被害が出るからだよね。


農水省は農薬による事故防止対策の一環として、
厚労省と連携して事故や被害を調査しとりまとめています。

2019年の調査結果によると、
人への事故・被害は21件で被害人数は38人。
前年度に比べて件数で2件、人数で15人増。
また、死亡者が1人。

管理・取り扱いがずさんだった。
泥酔などで誤飲誤食した。
散布時の装備不十分。
などの理由で健康被害が報告されています。

国の調査が細部まで浸透するだろうか。
実際の件数はもっと多いことも
容易に想像できるのではないでしょうか。


健康被害と隣り合わせの農家さん…
農薬をかけて育てた野菜を
食べたいと思わないのもわかる気がします。


アトピー もアレルギーも鬱も…
病名のつかないカラダの不調も…
日々口にしている食べ物で
引き起こされていることって
実はけっこう関連があります。


なぜなら、
わたしたちのカラダは
「食べる・飲むもの」で出来上がっているから。


痒くないって素晴らしい。
皮膚がボロボロじゃないって素晴らしい。
そんなの普通だと思っているかもしれないけど…

わたしはアトピー を通して
健康なカラダの尊さを感じています。


一人一人が、
もっと自分のカラダに意識を向けてほしい。
もっと自分のカラダを大事にしてほしい。

そんなことを強く想っています。


この流れをストップしないと
わたしたちよりも若い世代に
全部シワ寄せがいく。

不妊、アレルギー、アトピー 、ADHDなどの脳神経障害、鬱、キレやすい、原因不明の体調不良…など。


…もうすでにわたしの世代でも
その恩恵を受けていると感じます。


これからの未来のために
「本物の野菜」を残していくためには
一人一人の意識が大切ではないかな。


無農薬野菜を求める人がもっと増えれば、
国だって動かざるを得なくなるかもしれない。

無農薬野菜を作る農家さんたちへの
助成金などの制度やフォロー体制が
もっと充実していくだろう。

そうしたら、
農薬を使っている農家さんたちだって
安心して無農薬野菜を作れるようになる。

無農薬野菜が主流になれば、
今度はそっちの方面でのいろんな開発が進んでいくだろうし(自動化、無害化。)
そうしたら、
値段も今よりも下がるかもしれないよね。


農薬を使っている農家さんたちが
悪いわけじゃない。

農薬を使わざるを得ない状況があるから
そうなっちゃう。

エゴを持ちすぎているのは人間だけ。

そのエゴによって、
生態系も自分たちのカラダすらも
おかしくしている。

人間も、動物も、菌も、自然も…
より良い形で共存共栄していきたいですね^_^

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