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離婚問題。それからー⑤

山本春野さんのLINEカウンセリングから
しばらくは自分と向き合いながら
彼との関係修復を目指して動いていた。

友人から、「愛情表現がたりないのでは?」と
アドバイスを受け、お帰りのハグをしてみたり、
どんなに遅く帰ってきても起きて待ち
笑顔で仕事の話を聞いてあげたり、
彼に触れる時間を増やしてみたり。

夜ご飯は毎日ちゃんと作って
食べてもらえなくても文句を言わないように、
乾きにくい洗濯物をじゃんじゃん出されても
ちゃんと洗濯してあげて文句は言わない、
猫たちのトイレ掃除を一切してくれなくても
これも責めない。

こんな感じで、頑張ってた。
今こうして文字にすると、本当に
めっちゃ頑張ってたんだなぁと思う。
そのくらい、必死だった。

離れていかないように。
一人にならなくてすむように。
もう一度私を見てもらえるように。
また笑い合って過ごせるように。

だけどある日、彼に言われた。
「頑張ってくれてるのはわかるけど、正直何も
 感じない。むしろ、辛い」
あぁ、私の気持ちはこの人にはもう
伝わらないんだと。
悲しくて、虚しくて、悔しくて。

じゃぁ私はどうしたらいいの!?
今だってこんなに頑張ってるのに
他にどうしろっていうの!?
そんな風に感じてた。
今思えば、だけど。

この頃は毎日がいっぱいいっぱいで
そんな風に言葉にする余裕もなかったから。

だって毎週末、「これからどうする?」って
聞いてくるの、私に。
いやいや、私は別れたくないって言ってるよ!?
でもあんたは別れたいんでしょ!?
なのにどうする?って何で私に
決めさせようとするの!?
私から「別れてもいいよ」って言わせようと
するの!?

なんか思い出したら腹がたってきた(笑)

だえどやっぱりこうして振り返ってみると
「彼のために」って思って行動してたつもりで
実は全部「私のため」だね。
そりゃぁ、彼には響かないし、彼も辛くなるわ。

少し自分軸やら自己肯定感やらが回復してきた
今だからこそ、客観的に見えるけど。
渦中にいた頃は、本当に辛くて。
毎日が抜け出せない迷路みたいで。

でもしばらく↑のようなことを続けてたら
彼に少し変化があった。
それまでは「今すぐ別れて」って感じだったのが
「お前は別れたくないんだよな?
 今のままだと無理だから一人になって
 考えてくる。週末は帰ってくる」
と、ホテル暮らしを始めた。

これは改善の兆しかもしれない、
この機を逃してはならない!と謎の観念が浮かび
ここでまた春野さんに連絡をとることにした。

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