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離婚問題。それからー③

山本春野さんからいただいたLINEは、今でもスクショしてとってある。
そして迷った時とかに見返してる。
文字でのやり取りって、こうして残るからいいよね。

すごく嬉しかったのは「よく見つけてくれた」と、言ってくださったこと。
「あぁ、私はこの方に頼ってよかったんだ」って
全てが許されたような気になった。

そして相談内容である
「自責傾向、べき思考が強いのだけど、これを和らげるにはどんな思考の訓練をしたらいいでしょう?」
には、こんな作戦を授けてくださった。

題して「グレーとピンク作戦」!!

「○○すべき」という思考は、
白か黒か。0か100か。なんだよね。
で、「○○すべき」が苦しいとか良くないなら
「○○すべきを捨てるべき」になる。
「べき」の迷宮(笑)

だから、「○○すべき」をちょっと緩めてみる。
やってもいい。
やらなくてもいい。
だから、グレー。白でもない、黒でもない。
だから、ピンク。白でもない、赤でもない。

例えば夜ご飯。
寒い日は鍋にするべき!という掟があったとして(笑)、その上で、
「私は今、鍋が食べたい気分か?」
と、まずは自分にお伺いをたててみる。

で、「鍋が食べたい!」なのか
「今日は、鍋じゃないんだよなぁ」
を確認してみる。

そこで「鍋が食べたいです、隊長!」という回答を得たとしても
「でも、作るの面倒だから鍋はやめよう」
「食べたいから、鍋作って食べよう」
こんな感じに、選択肢をもつ、ということらしい。

↑の、「今は何食べたい気分?」は、5年位続けてたけど、その先の「それを選んでもいいし、選ばなくてもいい」は、私の中に無い価値観だった。
それを選んだら、それを選ぶべきだ、みたいな。
やっぱり、べきの迷宮(笑)

これは結構意識しないと、
すぐに選択肢がなくなってしまう。
今でもかなり意識するようにしてる。

私はずっと、周りを否定することが多かった。
夫に対しても否定が多かったし
例えばテレビに知らない芸能人が出てると
「チヤホヤされちゃってさ」とか
道を歩いてても「何してんのあの人」とか
とにかく何もかも、否定的だった。
(ちょっと例えがよくわからないかな‥)

だけど、春野さんから相談の回答をもらって、
「グレーとピンク作戦」を意識してやるようになってしばらくしたら、世界が180度変わった。

通りすがりの人が変な動きをしてたときに
「あー、あの人楽しそうでいいねぇ」
って思えたのだ。
以前なら絶対に「変な動きしてる。なんかやだ」って感じてたのに。
本当にびっくりした。

だけど、これで初めて気付いたんだ。
「あぁ、否定してたのは、周りじゃなくて、私自身だ」と。
「今までずっと、私の気持ちを無視し続けてきたからなのだ」と。

ここでまた一つ、殻が破れたのだ。

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