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親子ともにハッピーになれる読書感想文のお付き合い

お久し振りでございます。Gです


お仕事が少し落ち着いたので、息子君の読書感想文にお付き合いしてみました。夏休みのドリルは早いうちに終わらせてたし、自由研究は好きでやる気満々の息子君ですが、読書感想文だけどうしたら良いか分からないとのこと。


どれどれ…と宿題の要項を見ても「読書感想文:原稿用紙2枚以内」と書いてあるだけで、どのように書けばよいのか書式が分かりません。

「学校ではどんなふうに習ったの?」と聞いても、習っていないとのこと。教えてもらってなければ書けるはずないじゃんね。これは困るわなというわけで、お父ちゃんの自己流ですが読書感想文のお手伝いをいたしましょうと。そういうわけでして。


息子君は前にも書いたけど、文の読み書きがもの凄く苦手です。なので、できるだけ負担感を減らしながら、書き上げた時に達成感を感じられるようにサポートしてあげようと思いました。

午前中に下書き1時間、午後に清書で30分くらい。合計1時間30分で書き上げて、出来も上々、自信がついたご様子。お父ちゃん、一安心でございます。

以下、インスタントに書ける読書感想文の進め方(我が家では成功)の手順を書いておきますね。すごく簡単だったので、親子ともに負担感が少なくてお勧めです。この時期に苦労してるお仲間さんたちのお役に少しでも立てばと思いまして、載せておきます。


①人におすすめしたいくらい好きな本を選ばせる
 まずはここから。じゃなきゃ書けないね。
無かったら一緒に図書館に行って探してあげるくらいの事をしないと、無理ゲーだと思います

②私が質問して、彼が口頭で答えた内容を、彼の言葉の通りにメモしてあげました(若干、言葉の整理はしましたが)
「誰が書いた、何という本ですか?」
「どんな人(たち)が何をする話ですか?」
「主人公はどんな人ですか?」
「心に残ったところはどんな場面ですか?」
「それを読んで、息子君はどう思ったの?」
なんて風に

言葉が足りないところは「それは~ってことかな?」なんて聞きながら補ってあげます。

③メモを並べて、その通りに原稿用紙に書き写す(下書き)
下書きだから、文字の綺麗さとか関係なく。あとで読めりゃいいんです

あと、彼がここで「この方がいいかな~」なんて書き直したところは、その表現を尊重しました。私の作文じゃないもんね。

ここまでちょうど1時間くらい。小学校低学年の集中力は限界っす。なのでここで休憩。続きは昼ご飯のあとね。

④下書きしたやつを声に出して読んで、それで良ければ清書
今まで苦手意識が強かった作文だけど、なかなか良いものができたと自信になったご様子。息子君は3回くらい声に出して読んで内容を確かめていました。
 清書も集中して30分くらいで書き上げました。字も丁寧に書いていたし、ここまで来たらお父ちゃんもう言うこと無しです。



ここまでやって思ったことですが、成功体験って本当に大切だなと。私が彼にしてあげたのは「分解して単純化する・順序立てる」「苦手な作業を少し肩代わりしてあげる」「認める」ことだけ。たったそれだけなんだけど、苦手な分野でも彼は「できた!」って達成感を味わえたんですよね。

「何か良いものができそうだぞ…」と感じ始めたあたりから、彼は私に言われなくても字を綺麗に書こうとしていたし、何度も自分から読み直していました。そして、「できた!」「やれた!」という達成感だけで彼はハッピーになってその後の洗濯物たたみをご機嫌でやってくれました。

上機嫌の息子氏を見て私もハッピーになりました。めでたし、めでたし

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