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俺たちは転売ヤーなのか?

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否!と声を大にして主張したい。


限定商品や人気商品を買い占めて、高額で転売する人たちを指す「転売ヤー」という言葉。転売+buyerとは上手い事言ったもんだと感心しますが、その界隈に興味が無い人がグッズを買い占めて値段を吊り上げ販売するのは不快ですわな。多くの人々が忌み嫌っているのも分かる。そりゃそうだ

「買うために情報を仕入れたり、朝早くから並んだりしてるんだから文句言うな」というバイヤー側の理屈も聞きましたが、そんなこと知ったこっちゃない。誰がお前に頼んだってんだよ。人の足元見て商売するのはクソ野郎だ。



先日Twitterを見ていましたら、人気のカードが安かったから5枚買ったという人に向かって「転売ヤー消えろ」みたいな感じで中傷するコメントがありまして。その発想は無かったからあたしゃ衝撃を受けましてね。

確かにデッキに入れるなら上限4枚だけど、他のデッキに入れたかったのかもしれない。いや、そもそもカードを売ろうが友達にあげようが、それは所有者の勝手であり他人がどうこう言うことでは無い。

トレーディングカードは「トレードする」ことが前提で作られているんだから、友達と交換したり金銭で売買したりするのは適切な楽しみ方の一つなのだと私は捉えている。

トレード【trade】 の解説
[名](スル)
1 売買の取引をすること。貿易。
2 物と物、人と人とを交換すること。
3 プロ野球などで、選手の交換・移籍を行うこと。

辞書に一番目に「売買の取引」と、こう書いてあるではないか。


私が趣味でやっている「トレカせどり」は将来値上がりしそうなカードを情報収集・分析して人より早く購入し、値上がったらニチャアとほくそ笑みながら余分を売って悦に入る単純なお楽しみである。個人で売買できる量なんて高が知れているから相場の操作なんてできないし、誰にも迷惑をかけていない。トレカという概念を構成する遊び方の一つなのだ。

その証拠に「トレカせどり」の「せどり」とは先の辞書によれば

せ‐どり【背取り】 の解説
古書業界で、転売を目的として同業者や愛好家から古書を買い取ること。特に、掘り出し物を見つけて高く転売すること。

とこう書いてある。元々は専門的な知識や先見性を持つ人々が安く売られている古書を買い取り、適正な値段で転売することを指しているのだ。



転売って書いてあるね…



でも転売ヤーって言われるのは嫌だなあ…



今は使わないカードだけど、将来高くなりそうだから買うのってみんなあるよね?そういうのもお楽しみだからさ。トレーディングカードゲーム略してトレカ・TCGだからさ。ね

辞書に転売って書いてあったのは再びの衝撃だったけど、まあ「ゲームも楽しんでるけどトレードもやってるよ」くらいには言っても許してにゃんまげ。

以上

幸せのおすそ分けを頂けたら嬉しさの極み。 新弾箱買いします