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【最新版】国家資格キャリアコンサルタント試験の受験番号と属性の関係性&受験日時の謎(受験票)

*キャリコン・技能士の学科・論述・面接試験対策を希望される方は

読了目安:約7分(全文2,695文字)※400文字/分で換算

 私は、以前から受験番号と受験生の属性との関連性や面接試験の受験日時がどうやって決まるのか等を第1回試験から調査しています。
現時点で最新版の情報をご案内します(あくまで個人の調査報告になりますので、受験団体からの公式発表ではありません)。

1.受験番号と属性の関係性

 発送された受験票に記載されている受験番号と属性の関係性について、第1回から24回までの受験生からのヒアリングにもとづく、個人的な分析結果になります。以下ご参考ください。

(1)キャリアコンサルティング協議会(キャリ協)

第23回以降
【受験番号】C011A239999(サンプル)11桁

C011A239999
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪

① ②受験団体略称
③受験地区

 区分:地区
 1:札幌
 2:仙台
 3:東京(大宮含む)
 4:名古屋(愛知県)
 5:大阪
 6:広島
 7:福岡
 8:沖縄
 9:高松
④受験選択

 1. 学科と実技(論述及び面接)
 2. 学科のみ
 3. 実技(論述及び面接)のみ
⑤受験資格
 A. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
 B. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
 C. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
⑥⑦ 受験年度の第〇回
⑧~⑪ 識別番号

第22回以前
【受験番号】C11013C9999(サンプル)11桁

C11013C9999
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪

① 受験団体略称
②受験選択

 1. 学科と実技(論述及び面接)
 2. 学科のみ
 3. 実技(論述及び面接)のみ
③ 受験資格
 1. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
 2. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
 3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
 4. 平成28年3月までに実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格である養成講座を修了した方
④⑤ 令和〇〇年度
⑥ 受験年度の〇回目(第1回試験のみ例外あり:一部⑥が「A」→予備日程のケースか?)
⑦ 固定(第5回までは以下の通り受験地区を示していた)※第22回では以下の可能性あり(2023.4.4更新)
 区分:地区
 S→A:札幌
 M→B:仙台(杜の都)
 T→C:東京(大宮含む)
 A→D:名古屋(愛知県)
 O→E:大阪
 H→F:広島
 F→G:福岡
 H:沖縄
 J:高松

⑧~⑪ 識別番号

(2)日本キャリア開発協会(JCDA)

【受験番号】※第1回から変化なし
J1114T9999(サンプル)10桁

J1114T9999
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩

① 受験団体略称
②受験選択

 1. 学科と実技(論述及び面接)
 2. 学科のみ
 3. 実技(論述及び面接)のみ
③ 受験資格
 1. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
 2. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
 3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
 4. 平成28年3月までに実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格である養成講座を修了した方
④⑤ 受験回
⑥ 試験会場(受験地区)
 区分:地区
 S:札幌
 D:仙台(SEN「D」AI)
 T:東京
 N:名古屋
 O:大阪
 H:広島
 E:愛媛
 F:福岡
 K:沖縄 (O「K」INAWA)
 Z:金沢 (KANA「Z」AWA)(2023.4.4追加)

⑦~⑩ 識別番号

2.面接試験の受験日時の謎

 あくまで推測になりますが、受験団体で共通しているのは、受験番号で前述した「受験選択」が少なからず影響していると思われます。その理由は、学科試験と論述試験(実技)の受験会場が同じだからです。座席の都合で連番にしないと空席ができるため、その分余計な会場の確保が必要になります。これが不確定要素になりますが、受験日時確定の謎を受験団体別に以下にて解説します。

(1)キャリア・コンサルティング協議会

 現時点までの調査結果(受験生へのヒアリング)によると「申し込み順」である可能性が高いと思われます。受付期間初日の開示時刻すぐのWebエントリーが最も優先され、最終日のエントリー(郵送含む)が空いている日時に割り当てられるという考えです。ただし、一部当てはまらない受験生もいるため、「明確な法則はない」というのが現在の見解です。

(2)日本キャリア開発協会(JCDA)

 現時点までの調査結果(受験生へのヒアリング)によると「誕生日順」である可能性が非常に高いと思われます(ほぼ確定です)。参考までに1/1生まれの受験生が面接試験初日の1番早い時間帯で、12/31生まれの受験生が最終日の最後の時間帯です(一部例外あり)。過去には1/1スタートではなく、4/1スタートで3/31が最終日という時期もありました。受験生からは「誕生日が一日違いの人が前後に並んでいた」という話もよく聞きます。なぜ、誕生日を基準にしているかの理由は分かりませんが、もし試験当日ご友人や知り合いを見つけたら誕生日を確認してみてください。

(3)おまけ(所感)

 ここからはいつもの蛇足になりますので、読み飛ばしていただいて大丈夫です。

 受験生の皆様にとって大事な受験日や受験会場の情報を知らせる受験票の発送について気になることがあります。それは、なぜキャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会で発送日を揃えることができないのかということです。受験団体にもいろんな事情はあるのでしょうが、本来一日でも早くお伝えするべき受験情報をなぜ団体間で連携・調整できないのか。第1回の試験から未だにその姿勢が改善されておらず落胆しています。そろそろ高い受験料を払っていただき、試験に対して多大な労力を使っていただいている受験生のことを第一に考えて欲しいと切に願います。

3.まとめ

 受験番号と受験生の属性との関連性は、一部変化はあるものの、ある程度確立されていると思われます。ただし、面接試験の受験日時は複数の要因が重なっていることもあり、今後も継続調査が必要であると考えています。

もし皆さんでも関連情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えてください!(ジャン・一)

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