mcバトルを見た日の夜見た夢とラッパーの未来

最近mcバトルをYouTubeでよく視聴する。先日行われたBATTLE SUMMITはオンライン配信で視聴した。昨日も1歳2か月になる我が子の世話をしながらYouTubeでmcバトルを視聴し、夜9時に就寝した。

そして夢を見た。その内容をここに綴り、その夢を見て感じたことをここに綴る。


赤く焼けただれた喉のような壁に囲まれた部屋には日本を代表するラッパーが集結していた。一人一人学校机に座りAuthorityが差し入れした日本酒を味わいながらその時を待つ。しばらくすると部屋の空気が一変し皆立ち上がり机を壁に寄せ始めた。mcバトル開始の合図だ。

場所は変わってここは日本のどこかの地方都市。人口減少が進み活気を失ったこの都市は再生をかけて勝負に出た。世界温泉大会一位を目指し農業と温泉をテーマにした宿泊施設を建設。さらには新幹線の停車駅を誘致し、その駅の傍には、とある有名な学校法人と医療法人が提携し医療・看護・福祉・獣医の大学と附属の総合病院を建設した。

よく晴れたある日、新幹線停車駅と大学、病院の開業・開学を祝うセレモニーが開催された。セレモニーには政財界や芸能界から多くの人が駆けつけセレモニーに華を添えた。その中にラッパー、Authorityもいた。セレモニーの始まりにはさだまさしが校歌を熱唱し、セレモニーの合間の休憩時間にはあちらこちらで各界の大物たちが談笑していた。Authorityは小堺一機と周囲の芸能人の輪の中にいた。小堺一機はAuthorityの肩に手をやり「この前、ごきげんように出てもらったんだけど、彼、すごくお茶目なんだよ」と番組でのエピソードを披露していた。周囲は笑いに包まれAuthorityは初々しくはにかんだ。

ラッパーとして日々しのぎを削りながら日本中から愛される存在になるべく
奮闘するAuthorityの姿がそこにあった。

私は今、株式会社宣伝会議が開講している編集・ライター養成講座を受講している。そしてその卒業課題として「ラップを教えることでラッパーが飯を食える時代」がくるのかどうかというテーマで文章が書けないか模索をしている。ラップを教えることで飯を食える(報酬を得る)にはラップを教えることの需要が高まる必要があり、ラップを教えることの需要が高まるためにはラップを学びたい、ラッパーになりたいと思う人口が増える必要がある。その人口が増えるための要素の一つとして「誰もが知っているラッパー、憧れられるラッパー」が現れることだと思っている。今はRー指定がその立場になりつつあるのかどうかというところだろうか。そんなラッパーが一人だけでなく多く出てくるようになるとラッパーが職業として、言葉を操る技術を持った専門職として認識され、多くの人が「ラップを学びたい、ラッパーになりたい」と思うようになるのではないだろうか。

夢の中で見たAuthorityはラッパーとしての立ち位置をブレさせることなく、日本中の老若男女に知られ、愛され「誰もが知っているラッパー、憧れられるラッパー」になる覚悟を決めて奮闘しているように思えてならなかった。現実世界のAuthorityはこれからどんな道を歩むのだろうか。

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