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コーチングでコーチは一体何をしているの?|いろいろありますが、シンプルに表現してみました。

はじめまして。me:Riseキャリアコーチの小泉です。

私は、21年間の電機メーカー勤務や、店舗での挿花業やベンチャー企業勤務を経て、現在はフリーでキャリアコーチとしてキャリア形成のサポートを中心に活動しています。

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me:Riseキャリアコーチは、コーチングを受ける方が安心して自分のホンネに向き合い、納得したキャリア選択を実現するための作戦を考える場を創ることを日々心掛けています。

me:Rise公式noteでは、me:Riseキャリアコーチが日頃考えていることやキャリアデザインにまつわる情報などを発信していきたいと思います。

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今回は、コーチングセッションを通じてコーチがしていることはどんなことなのか、私が考えていることをお伝えします。

一言で表現すると、

思考・感情・行動・発言のベクトルを合わせるサポートをすること


納得したキャリア選択など、目標を達成するためには、思考・感情・行動・発言のベクトルを一致させること必要だと考えます。

例えば、

思考:考えていること→専門性を活かして将来は独立したい
感情:思っていること→面倒。どうせできないのでは(思考と不一致)
行動:やっていること→独立に向けては何もしていない(思考と不一致)
発言:言っていること→いつかは、独立したい(思考と一致)

とか

思考:考えていること→英語でペラペラ話したい
感情:思っていること→自分には無理かも(思考・行動・発言と不一致)
行動:やっていること→通勤時に英語のラジオを視聴(思考と発言と一致)
発言:言っていること→英語ができるようになりたい(思考・行動と一致)

といったように、自分の中でも矛盾した状態でいることは以外に多いのではないでしょうか?

「思っているけれど、行動できない」とか、「行動しているけれど、思うように進まない」というときは、このベクトルがバラバラだということが多いように思います。

自動車に例えるとタイヤ4本の向きが揃っていないということ。
どんなにアクセルを踏んでも、なかなか行きたい方向に進むことは難しい状態です。

コーチはセッションを通じて、このバラバラな思考、感情、行動、発言を確認し、整理しながらベクトルを合わせて、目指す方向に進めるようにサポートします。

まず、「思考」からアプローチします。

"なぜ、そう考えるのか?”

そう思考する動機になった出来事や経緯を探るところから始めます。

次に、「目的」を明確にします。

"なぜ?そうしたいのか?"

さらに、その目的の先に描いていることをとことん探ります。

"その目的を通じてどうなりたいのか?"
"目的の先には何があるのか?"

「思考」が整理される中で「感情」の変化を確認します。

”ここまで話してきて、どうですか?”
”今、どんな気持ちですか?”

「感情」が一致すると、「行動」に繋がりやすくなります。
「感情」が伴わない(一致しない)場合、「感情」の出どころを探ったり、そもそもの目的に立ち返って「感情」が一致する手段を探したりしていきます。

こうして、「思考」と「感情」のベクトルを合わせて「行動」のモチベーションに繋げます。

いわばこの時のキャリアコーチの役割は、ツアーガイドといえます。
問いかけを通じて、コーチングを受けている人の頭の中や心の中のいろんな角度にライトを照らすことで、隠れた想いを一緒に探します。

さらに、目標実現の為の「行動」の内容を共に考えたり、「行動」促進させるためのアイディア出しのサポートなどしていきます。

その時のキャリアコーチは、壁打ち相手でもあり、さらに継続して「行動」し続けられるよう、可能性を信じて見守り、応援する応援団長でもあるといえます。

1回のセッションで、ツアーガイド→壁打ち相手→応援団長、とコーチは一人で何役もこなしながら、コーチングを受ける方の自己対話をサポートしています。

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いかがでしたでしょうか?
少しでもセッションの内容が伝わったらいいなと思います。


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