見出し画像

行き詰まりを感じているあなたへ。抜け出すヒントは〇〇にある

◆はじめに:マイエピソード

” If you want to overcome this situation, open your mind”
「今の状況を乗り越えたいのであれば、視点を広げなさい」

これは、私が尊敬するエグゼクティブコーチからの最初の教えです。そして、私が不妊治療と仕事の両立に葛藤していた際、私に退職という決断を前向きに与え、コーチとしての人生を歩むきっかけを与えてくれた大切な教えでもあります。

申し遅れましたが、me:Riseキャリアコーチの志鎌あかねです。
今年の7月からコーチに仲間入りさせて頂きました。現在はフリーランスですが、以前は自動車メーカーで10年間、正社員として働いていました。当時の私は、人材育成という仕事に出会い、日々の仕事にやりがいを感じていました。

一方プライベートでは、自然妊娠ができないという現実を医者から告げられたことで、自分の将来が見えなくなり、今後のことを悲観してばかりいました。まるで、見えないトンネルや箱のようなものに閉じ込められ、毎日もがいているような状態でした。でもそんな時、アメリカで出会ったコーチのコーチングを受け、自分の人生を前向きに選択することができたのです。


◆本日のテーマ

仕事に限らず、私たちの日常生活の中で「行き詰まる」という経験は、誰もが1度は経験するものです。この記事では、あなたが行き詰まった際、自らの現状を客観的に見つめ、視野を広げることで、一歩を踏み出すためのヒントをお伝えします。


◆「行き詰まる」とは、どんな状況か?

まず初めに、「行き詰まる」状況を一緒に見ていきましょう。

仕事でやりがいが見出せず、自己分析をしてみたが、結局どうしたいかが分からない。
上司とコミュニケーションが取れず、自分の希望や提案を思うように出せない。
考えたアイディアがすべて上司に否定され、おまけにヘルプもない。
部署異動で新たな業務を任されたが、仕事が思うように進まない。
仕事と子育てを両立しながら、限られた時間でTo DOが終わらない日々が続く。

等々、さまざまな状況があると思います。そして人は行き詰まると、混乱したり、イライラして誰かに八つ当たりしたり、全てにやる気を無くし、途方に暮れ、前に進むこと自体を諦めてしまう人もいます。


◆「行き詰まる」の原因は?

行き詰まっているクライアントさんに伺うと、さまざまな理由が出てきます。会社の制度のような自分では変えられない環境。周りから寄せられる期待。MUSTで行う必要があるスケジュール、等々です。
誰にとってもコントロールが難しいことはあります。でも、その現実があることで諦める必要はありません。なぜなら、あなたが抜け出せない箱は、あなた自身の「ものの見方」によって作り上げられたものだからです。

では、「ものの見方」とはいったい何か?私が学んだCo-Active Coaching ®:米国CTI(世界最大かつ確立したコーチ養成機関)が開発したコーチング体系では、この見方のことを「視点」と呼びます。視点とは、時間をかけて作り上げられた”眼鏡”のようなものです。その眼鏡によって、私たちは物事をある特定の見方でしか見られなくなっており、それが、習慣的な考え方になっています。この眼鏡は、過去の多くの裏付け証拠から「この考え方こそが真実だ!」と私たちを信じ込ませているのです。


◆行き詰まっている現状から抜け出す3 Step

ここからは実際に、現状から抜け出すためのヒントを具体的にお伝えします。

Step1. あなた自身の視点を認識する

まず、あなたが今行き詰まっている状況は、どんな状況ですか。そしてその状況に対し、あなた自身どんな視点があるのでしょうか。自分が今持っている視点を認識することで、あなたは自らを閉じ込めている箱や、自らが作り出している支障となるパターンを理解できるようになります。

視点を探すにあたり有効なのは、行き詰まっている現状に対する以下のような考え方を探すことです。
~「●●は△△しなければいけないものだ」や「●●は△△すべきだ」 ~
 *●●をコーチングでは「対象」と呼びます。

例えば、今あなたが抱えている現状に対し、こんな風に感じておりませんか。
✓ 自己分析は、自分一人で行わなければいけないものだ。
✓ コミュニケーションは、相手の気持ちを優先すべきだ。
✓ 上司は、絶対に逆らってはいけない存在だ。
✓ 新たな業務は、仕事をしながら覚えていくべきだ。

これがまさに、自分自身が知らず知らずの内に作り上げてしまった箱、あなた自身のパターンなのです。過去の私もそうでした。「キャリアは、会社の中で形成していくべきだ」このパターンに囚われすぎており、自分自身を苦しめていたのです。あなた自身の視点を、まずは探してみましょう

Step2. あなた自身の視点を広げる

次に、他の視点を探していきましょう。視点を広げるヒントをここでは2つご紹介します。

①もし、あなたが好きなスポーツをしていたら。
あなたの好きなスポーツはなんですか?サッカーや野球。スポーツに興味がない人は趣味でもいいでしょう。まさに今、そのスポーツや趣味をやっていることをイメージしてください。その状態で、Step1の●●(対象)を見たら、どんな風に見えますか。すると例えば
✓ 自己分析は、仲間と一緒に行っていいものだ。
✓ コミュニケーションは、会話のキャッチボールを意識するのがよいものだ。 
等々、新たな視点がみえてくるはずです。

②もし、あなたが好きな旅行先にいるとしたら。
今行きたい場所はどこか、具体的にイメージしてみましょう。北海道のラベンダー畑。宮古島の海。そこにいると、どんな気持ちがしますか。身体の感覚はどうですか。その状態で、Step1の●●(対象)を見たら、どんな風に見えますか。すると例えば
✓ 自己分析は、癒される環境で行うのがいいものだ。
✓ コミュニケーションは、波のように流れに身を任せながら行えばいいものだ。 
等々、新たな視点がみえてくるでしょう。

Step3. あなた自身で選択し、実行策を考える

ここまでで、少なくとも2つの新たな視点が見つかったでしょう。実際に自分が本当にその視点を持つことができるようになるかは一旦脇に置き、まずは全ての視点があなたの中にあることを認識しましょう。その上で、これからの人生において積極的に取り入れたい視点を1つ選択してみましょう。そして、視点が選択できたら、日常生活でその視点を実践していく方法を考えてみましょう。図書館へ自己分析の本を借りに行く。相談できる友達に今の気持ちを話す等、小さな一歩で構いません。


◆さいごに:コーチングも1つの選択肢

いかがでしたか。今日は、あなたが行き詰まった際、一歩を踏み出すためのヒントをお伝えしました。実際、新たな視点を見つけられた方もいれば、正直「難しい」と感じられた方もいるでしょう。

最後にお伝えしたいのは、やはり信頼できるコーチにパートナーとなってもらうことで、新たな視点が多く見つかり、自分が望む以上のものを得られる可能性が広がるということです。実際私のクライアントでも、新たな仕事に行き詰まりを感じていた際、視点を広げることで自分なりの解決策を見つけ、現在は自分らしさを取り戻し企業で活躍されている方がいらっしゃいます。現状からどうしても抜け出せない。そんな時はコーチングを受けることも視野にいれてみてくださいね。



🔔オンラインキャリアコーチングサービスme:Riseでは、コーチによる無料カウンセリング(15分間)を実施しています!

・「いつかできたら…」「もしチャンスが来たら…」と受け身の人生を送っていることに不満
・やりたいことはあるけど、やり抜く力 GRITが弱くて、すぐ挫折しがち
・現状のキャリア、人生に何か変化を加えたい
・思い描く未来がありながらも、なかなか舵を切れない
・仕事も、人生もつまらないまま終わりたくない
と思っている方

プロのコーチが伴走してもらいながら、行動してみませんか?

🔔me:Riseのニュースレターで、キャリアデザインに関するコンテンツやキャンペーン・イベントのご案内、ニュースレター読者様限定のme:Rise主催セミナー割引などの最新情報をお届けしています。
ご希望の方は、ニュースレター登録(無料)またはme:Riseのホームページ内の登録ボタンからご登録ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?