見出し画像

兼業者の悩み:雇用される仕事をいつまで続けるか?

本日は立春。
年度末なので、来年度のお仕事のことを考えてみました。


兼業生活9年目でわかったこと

サラリーをいただく仕事をしながら、フリーランスとしても仕事をするスタイルで生活をして、9年になりました。

フリーランスの領域が、かなりニッチーなこともあり、仕事のパイは小さいのですが、人員の高齢化が進んだのか、ご引退される諸先生方の後任(あるいは若手の登用枠)でお声をかけていただくことが急に増えました。

細々とでも、長く、地味に続けることの大切さをしみじみ感じました。

兼業を続けるために必要なこと

いっぽうで、細々と続けていたら生活が成り立たないですよね。それに、仕事がない日々が続くのは精神的にも辛いです。

結局のところ、細々とフリーランスの仕事を続けられたのは、サラリーをいただく仕事があったから。1回転職していますが、どちらも兼業OKで、仕事時間もフルタイムよりは短い(時間あるいは日数)ものです。

収入面では、大卒で務めた企業にそのまま務めていたら得ていたであろう給与の6割くらいに減りましたが、贅沢しなければ十分生活できる額です。

兼業を続けたいのか? フリーランスになりたいのか?

さて、ここで考えなければならないのは、どっちの仕事をメインにしたいのか? です。

私の場合は
・企業に勤めていると時間的拘束も長く、また兼業など他の仕事を自由にできない
・自分の関心のある領域で、所属にしばられずに仕事をしたい
・年齢を重ねていくことを考えると、時間的拘束のない仕事にシフトしたい

こんなことを考えて、えいっと企業を辞めました。当時は子どもがまだ小さかったこともありますが。

拘束される時間=仕事量 の原則

サラリーをいただく兼業先1社目は、週3日勤務でしたが、管理職だったこともあり、実際は勤務日外もメールを見たり、電話対応をしたりしていました。1日の勤務時間が長いこともあり(でも管理職だから残業代は出ない)、週の労働時間はフルタイムとあまり変わらず。でも、勤務しなくてよい日が確実にあるので、フリーの仕事を入れる余裕は十分ありました。

2社目は週5日勤務ですが、短時間(6時間)で、管理職ではない専門職だったので、残業や持ち帰りはなく、休みも時間単位で取れるので、フリーの仕事を入れることも可能と考え、転職しました。

仕事内容や待遇面はグッと2社目のほうがよいのですが、短時間であっても週5日勤務なので、フリーの仕事が入れにくい。休みはとれるのですが、専門職なので代替人員がおらず、結局休んだ分は自分が調整しないといけないので休みにくい。自問自答の日々です。

雇用される仕事に区切りをつける勇気

お仕事の打診があっても、打ち合わせを入れる日時が限られていると、うまく話が進まないこともあり、仕事を逃してしまうことも多々ありました。チャンスが来ているのに、まずい!

いまの仕事に転職したとき、「来年は次の仕事に移る!」と決めて、夏くらいから「次の仕事探しているんだけど・・」と知人に話をするようにしていました。転職先が決まったのは2月中旬なのでギリギリでしたが、知人からの情報がきっかけでした。

毎年12月に、来年度の契約更新の意向を聞かれるのですが、今年は思い切って「来年は引き続きお仕事をしたいのですが、来年で辞めさせていただきます」と伝えました。もともと1年更新なので辞めるというのも変ですが(笑)

確定申告のために源泉徴収票を見て、「あ~、この金額をフリーで稼ぐのは無理だぁ・・・」とサラリーの魅力を再認識したのですが、ここでズルズルはよくない! と自分に「あと1年」と言い聞かせています。

オフィスでの仕事も好きなので、稼働日数&時間をグッと減らすことができる仕事を、次の兼業先として見つけたいと思います。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?