見出し画像

「実はビジョンなんてないんだけど…」な経営者でも作れる!【中小企業のミッション&ビジョン】

中小企業のミッションやビジョンに関する記事を探していたら、興味深い記事を見つけました。それがこちら↓

この記事の中で筆者の小島氏は、
下記のようなフレーム(考える枠組み)を提唱し、①〜③の順に考えると分かりやすいですよ、と解説しています。

①ビジョン:自社が思い描く理想の未来
②ミッション:理想の未来を実現するために自社がやること
③バリュー:自社がやりきるために持つべき価値観

なるほど!わかりやすい!
さらに平たく言うとこういうことですね。

①ビジョン=「⚪︎⚪︎な未来を作りたい!」
②ビジョンを実現するために「ミッション」があり
③そしてミッションをやりきるために「バリュー」がある

この順序で考えれば、企業は、ビジョンから日々の具体的な行動まで一貫性を持って連動させることができます。
川の水が、川上から川下に滞りなく流れていくように、組織全体の業務がなめらかに運営されるイメージですね。

このフレームは、ミッション・ビジョン・バリューの概念をとても分かりやすく説明しています。

がしかし、

ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を
どういう手順で作っていくか?

という視点で考えると、少し事情が異なると思うのです。

そこで今回の記事では、中小企業が取り組みやすい「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を作る手順」についてお伝えします。

中小企業が取り組みやすいミッションビジョンバリューの作り方
中小企業は、バリュー→ミッション→ビジョンの順で作るのがおすすめ♪

⭐️この記事はこんな方のお役に立ちます
✔️中小企業の経営者で、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)に興味があるが「イマイチ概念がわからない」方
✔️ MVVを策定してみたが、「なんとなく借り物みたいで自分でもしっくりこない」経営者
✔️「ビジョンなんてないんだけど…」な自分にコンプレックスを抱いている経営者

⭐️この記事から得られるもの
✔️ ミッション・ビジョン・バリューの概念が、平たい言葉で理解できる
✔️ 自社のバリューを言語化する方法がわかる
✔️ バリューから、ミッションとビジョンを導き出す方法がわかる
✔️ MVVを策定することで得られるメリットがわかる


1.ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)をどういう手順で作るか?


冒頭で紹介した記事の中で筆者の小島氏は、「実際に作る際は、①ビジョン→②ミッション→③バリューの順で作るのも、その逆もよし」とおっしゃっています。

しかしながら「①ビジョン→②ミッション→③バリュー」の順でMVVが作れる経営者や会社は、全体の20%程度ではないかと私は推察します。

その20%はどんな人かというと、ビジョン派の経営者さん・新会社や新規事業を立ち上げる人。要するに何らかのビジョンがある人です。

では残りの80%はどうなの?
それはこんなタイプの経営者さん。

✔️今現在のことでも精一杯なのに、未来のことなんて考えられない…。
✔️そもそもそういうビジョンが湧かないタイプなんだ、私は。

もちろん”ビジョン派”の経営者さんからすると「え、なに言ってんの?」「経営って、ビジョンありきでしょ!?」と言いたくなるでしょう。

でも、経営者にもいろんなタイプの方がいらっしゃる。
「ビジョン」というものに対して、ある種のコンプレックスをお持ちの経営者は意外と多いのです。

なので、「ビジョンありきではないMVVの作り方をお伝えしていこう」というのがこの記事のテーマです。

2.結論:バリュー→ミッション→ビジョンの順に作るのがおすすめ


私が提唱するのは「逆」バージョン
つまり、バリューから考える=バリュー→ミッション→ビジョンの順に作ることをお勧めします。

ビジョン・ミッション・バリューを
再度かみ砕いてお伝えするとこうなります。

①企業として「こうしたい」(ビジョン)ってのがあって、
②「じゃこうするか」(ミッション)があって、
③「じゃ日々の行動では具体的にこれ大事じゃん」(バリュー)がある。

この3つ目の、③バリューから考えるのです。
バリューは、実はどんな会社にもあるからです。

バリュー→ミッション→ビジョンの順で作るのがおすすめ♪

3.そもそもバリューとは?


バリューとは、企業が大切にしている「行動指針」や「価値観」のことです。

「行動指針」や「価値観」というと、なにやら難しく聞こえるかもしれませんね。もっと平たくいうと、

バリューとは、日々の活動で「大事にしている」こと、実際に行動に移している「こだわり」のこと

です。これがない会社は実はありません。

たとえば極端な例ですが、「お客をだましてでも契約をとってこい!」という会社があったとします。
この会社は「どんな汚い手を使っても売上を上げること」が大事なこと(行動指針・バリュー)なわけです(もちろん指針としてはひどすぎます)。

3-1.「ウチには特別な行動指針なんてものはない」は本当か?


そうはいっても「ウチには特別なバリュー(行動指針)なんてものはないよ」とおっしゃる経営者もいます。

その場合「行動指針はあるんだけどそれに気づいていないケース」がほとんど。つまり、よくよく観察してみると「あ、行動指針は実はあったけど、それに気づいてなかったんだ」と判明することが多いです。

ちょっとややこしいですね。ちゃんとご説明します。

会社のさまざまな行動には、意識的行動/無意識的行動の両方がありますが、無意識でやっていることは当たり前すぎて気づきづらいものです。

無意識でやっていることなので、誰かから指摘されても「これって普通でしょ?」とか「そんなのどの会社でも一緒でしょ?」と思いがちなのです。

3-2.「実は当たり前ではない」行動の例


たとえば、和菓子屋さんを例にしてご説明しましょう(架空の話です)。
この和菓子屋さんは観察してみるとこんな行動が見えてきた、としましょう。

  • 店内の隅々まで掃除をきちっとしている

  • ショーケースはピカピカに磨いてる

  • おつりのお札用の新券を前の日に必ず確保しておく

  • 地元の契約農家さんが作った小豆以外は使わない

  • 小豆の味を感じてもらえるよう季節により砂糖の量を調整

  • 前の日に作った生菓子を次の日に売らない

  • 売り切れたらその日は店じまい

  • 饅頭を冷凍して通販で販売しない、などなど

こうした行動は、この和菓子屋さんがこだわってやっていることです。
ただ、当たり前なことすぎて、これが「バリューにつながるの?
」と思うかもしれません。

しかし、全国の和菓子屋さんが全部こういう行動をとっているかというと全然そんなことはありませんよね。

バリューは「日々の取り組みで大事にしていることやこだわり」から考える

3-3.バリュー=大事な行動を抽象化したもの


そうやって観察することで見えてきた「大事にしている各種行動を抽象化したもの」が実は「バリュー」なんですね。

たとえばこの和菓子屋さんの具体的な行動を、バリュー(行動指針)として抽象化してみると、こんなふうになります。

具体的行動:顔の見える、信頼している農家さんの小豆を使用

バリュー:地元素材へのこだわり+信頼関係を築いた農家さんを大事にする

具体的行動:顔の見えるお客様に手渡し、翌日持ち越さない、清潔感を保つ

バリュー:お客様に喜んでもらう+地元のお客様との信頼関係を大事にする

具体的行動:翌日持ち越さない、冷凍して販売しない、砂糖の量を調整

バリュー:おいしさを保証する、常にかわらぬお店の味を提供する

具体的行動:小豆の味を感じてもらうため、季節により砂糖の量を調整

バリュー:素材の味を生かす

具体的行動:その日に作った分だけ売る=売り切りじまい=無理をしない

バリュー:この地で末長く商売を続けていく

いかがでしょうか。

・具体的行動=実際に大事にしている行動、行動マニュアルの項目的なもの

・バリュー=いくつかの大事な行動の共通概念

みたいな位置付けですね。

この例のように、バリュー(行動指針、価値観)は、事業をやっている限り、ふだんの自社の/自分の当たり前の行動やこだわりの行動を観察して、言語化し抽象化すれば必ず出てくるものです。

だから、まずバリューから考えるとやりやすいんですよね。

😃コラム:A社の常識はB社の非常識
ここまで考えてきたように、その会社の当たり前が他の会社の当たり前じゃないってことって、結構いっぱいあります。
たとえば私が新卒で就職した営業会社は、「営業先での値引きは営業マンの裁量」でした。具体的には、客先で値引きを求められた際に営業課長に電話をしてお伺いを立てたら「とりあえず契約をとってこい!値引きはOKに決まってるだろ、そんなことも判断できないのか!」と怒られたのです。それで私はそれが当たり前だと思って(刷り込まれて)社会人として育ちました。
しかしその後、転職した会社では「勝手に判断するな!報連相をしっかりしろ!」といつも怒られていました。まぁそういうことです。

4.ミッションは、バリューから導く


ミッションはバリューから導く

さて、バリューが明らかになったら、次はミッションに取り組みます。
ミッションは、バリューから導くとスムーズに出来上がります

4-1.ミッション=「行動指針や価値観は何のためなのか?」


ミッションは、貴社の行動指針や価値観を明らかにしたのち「その行動指針や価値観を何のためにやっているか?」を掘り下げると、見出すことができます。

ミッションは、日常業務でバリュー(行動指針)を積み重ねる理由、「事業の目的」なのです。
ですからミッションは、単なる「やること(to do)」ではありません。
「やること」も含みますが、それより広い概念であり、「使命」や「存在意義」をも表します。

ミッション=バリュー(行動指針)を何のためにやっているか? 日常業務でバリュー(行動指針)を積み重ねる理由、事業の目的

4-2.和菓子屋さんの例でミッションを作ってみる


具体例で見ていきましょう。
さきほど和菓子屋さんの例で明らかにしたバリューのうち、重要な要素(上位の要素)を抜き出し、以下のようなミッションを2例作ってみました。

<バリューの例>
⚫︎
地元の素材にこだわり、信頼関係を築いた農家さんを大事にする
⚫︎いつでもおいしい、我が店ならではの味を保証する
⚫︎素材の味を生かす
⚫︎地元のお客様との信頼関係を大事にする
⚫︎この地で長く商売を続けていく

↓  ↓  ↓

<ミッションの例>
例①ひとくちほおばると 懐かしいおいしさが広がる和菓子を作り続ける
例②愛される おいしさを 次の百年も

<かんたんな解説>
バリューのうち、何を最上位と思うかによって、ミッションの文言は変化します(バリューのすべての要素をミッションに反映することは不可能)。

例①「ひとくちほおばると 懐かしいおいしさが広がる和菓子を作り続ける」
バリューの最上位が、我が店ならではの味=ひとくち食べただけで「ここの和菓子屋ならではのいつもの味」と思ってもらいたいのならば、このようなミッションが作れます。そういうおいしさを提供することが、この店の「目的」なのです(また、おいしさの提供=やること・todoでもあります)。 

例②「愛される おいしさを 次の百年も」
地元の農家やお客様から長く愛される関係は、おいしさに裏打ちされており、そのような関係性やおいしさを次の百年も続ける意気込みを表しています。おいしさの提供、愛される関係性、それらを百年続けることがこの店の「目的」です(また、関係性の継続やおいしさの提供=やること・todoでもあります)。 
   
これらのミッションは、言葉のチョイスの洗練度は低いですが(即席で作った例なのでご勘弁を汗)、バリューの各要素について「どれが上位のバリューなのか」を検討し、その上位のバリューを「何のためにやっているか」という視点で語っていることがお分かりいただけると思います。

4-3.バリュー→ミッションの順に策定するメリット


バリューから出発してミッションを考えると、「とってつけた感」がしないという利点があります。

どういうことかというと、たとえばコンサルタントに依頼して日常の企業活動から離れた机上でミッションを作ってしまうと、まるで絵空事のような、ミッションのためのミッションのような印象のものが出来上がってしまうことがあります。残念ながらこういうミッションは人の心を動かしません。

一方、自社の行動を観察してバリューをしっかり確認し、そこからミッションを作り上げていくと、こうした問題を回避できます。

なぜならば、バリューはミッションと密接に関連しており、ミッション実現のための行動としてふだんの企業活動の中に明確に現れているものからです。

5. ビジョン=ミッションを推し進めた先に見える世界


ビジョンは、ミッション実現の先に見えるすてきな世界♪

さてビジョンとは、
⚫︎「自社が思い描く理想の未来」
⚫︎「⚪︎⚪︎な未来を作りたい!という思い」
であると、最初の方でお伝えしました。

つまり、

ビジョンとは、ミッションを推し進めた先に見えるすてきな世界

のことです。

なので、しばしば抽象的になりがちです。
ですから会社のビジョンについて、「ふだんから考えてるよ!」という経営者のはあまり多くないと思います。

たとえば、和菓子屋の店主がふだんお饅頭を作りながら、「どんな未来を描きたいか」「どんな世界を理想と考えているか」を考えているか?というとそうではないと思います。

5-1.ビジョンに気づくにはどうしたらいいか?


しかし、立ち止まって意識して考えてみると、自社や自身のミッションを推し進めた先には何かがあるように感じられることがあります。

たとえば和菓子屋さんなら、
A.地元の素材を使ったおいしい和菓子を作ることで、家族みんなで楽しいおやつの時間を過ごし、子どもたちがきゃっきゃと喜ぶ笑顔に満ちた幸せな家族の姿を思い描いているかもしれません。

もしかすると、B.地元の農家を応援し共存共栄を図りたい、もしくはC.自分が生まれ育ったこの地においしさで恩返しすることを願っているかもしれません。

このようにミッションが達成した先に見える、すてきな世界(こんなふうだったらいいなぁと思う世界)、これがあなたの(貴社の)ビジョンです。

5−2.和菓子屋さんのビジョン策定例


ここまで例に出してきた和菓子屋さんで、ビジョンを考えた例がこちらです。ここでも2つの例を作ってみました。

<ビジョンの例>
①懐かしいおいしさで 家族の笑顔をつくり 地域に幸せを広める
②おいしさで地域の活性化に貢献し、さらに誇れる地域をつくる一員となる

ビジョン①は、上記のAで思い描いたシーンを元に作りました。
ビジョン②は、上記のBやCの願いを元に作りました。

さてここまで検討してきたミッションやバリューも並べて眺めてみましょう。
バリュー→ミッション→ビジョンに一貫性が感じられると思います。

<バリューの例>
⚫︎地元の素材にこだわり、信頼関係を築いた農家さんを大事にする
⚫︎いつでもおいしい、我が店の味を保証する
⚫︎素材の味を生かす
⚫︎地元のお客様との信頼関係を大事にする
⚫︎この地で長く商売を続けていく
↓↓↓

<ミッションの例>
①ひとくちほおばると 懐かしいおいしさが広がる和菓子を作り続ける
②愛される おいしさを 次の百年も
↓↓↓

<ビジョンの例>

①懐かしいおいしさで 家族の笑顔をつくり 地域に幸せを広める
②おいしさで地域の活性化に貢献し、さらに誇れる地域をつくる一員となる

こうやって、バリューから出発してミッションとビジョンを作る作業をやってきましたが、この方法なら「ビジョンなんてないんだけど…」とおっしゃる経営者さんでも「できそうだ!」と思いませんか。

5−3.ビジョンがあるとカッコいい!


中小企業であっても、バリューとミッションは絶対に作った方がいいと思います。しかし、ビジョンは必須ではないと私は考えます(ミッションに、ビジョン的な要素をプラスされていれば、バリューとミッションの二本立てでいけます。実は私自身もそうしています)。

ただ、ビジョンを持っているとそれだけで魅力的に映ります。
要するに、ビジョンがあるとカッコいい(笑

ビジョンを目にした人々の反応はさまざまですが、たとえばお客様なら「こんなに深いことを考えているのか。やっぱりこの和菓子屋はほかとは違うんだな」と感じるかもしれません。

従業員は「ウチの社長、いいこと言うじゃん」と感心するかもしれません。
採用活動では、「御社のビジョンに惹かれて応募しました」という人が現れるかもしれません。

5-4.ビジョンは共感を生む


このように、ビジョンは共感を生みます。
どんなビジネスにもお客様がいて、お客様は感情を持つ人間です。

貴社のビジョンを知った人たちは、
志を持ったがんばっている会社さんなんだな。そんな会社さんなら応援したいな」と心が動かされるかもしれません。

ずっと例に出してきた和菓子屋さんであれば、「地元に貢献するという思いが当社と同じだ。当社の創立30周年記念としてお取引先にお配りする特製もなかを作ってほしい」といった特別な依頼が来るかもしれません。

ビジョンは抽象的な概念ですが、企業が思い描く世界観を示すという重要な役割があります。それが共感を生むのです。

バリュー・ミッション・ビジョンは全部つながっている

6.ミッション・ビジョン・バリューを策定するメリット


MVVを、地に足をつけてしっかり考えたうえで策定し、内外に示すことは企業にとってとても大事なことです。

MVVを作ることのメリットはたくさんありますが、今まで検討してきたことを振り返っても下記のようなものが挙げられます。

  • 企業としての行動に一貫性が生まれる(何をするかで迷わない、何をしないかで迷わない)

  • 従業員に明確な方向性を示せる、それを元に従業員に取るべき行動を考えさせることができる

  • お客様や取引先に自社の良さを伝えやすくなる

  • お客様、取引先、従業員など関わるすべての人の共感を生む

  • 自社の経営に誇りと自信が持てる

  • MVVを目にするたびに経営者自身にエネルギーが沸く

などなど、いいことづくしです。

7.まとめ

以上、バリューから考えるミッションやビジョンの策定方法をご説明してきました。
多くの経営者が悩む「ビジョンがない…」状態からでも、バリューからミッションとビジョンを導き出すことで、MVVを策定することができました。
具体的な流れは以下の通りです(バリューから作ります!)。

1. バリュー:こだわり
バリューとは、企業が大切にしている行動指針や価値観です。ふだんは意識していないだけで、どんな企業にも必ず存在します。

  • 日々の業務で「大事にしていること」や「こだわり」を書き出してみましょう。

  • 複数の行動を抽象化することで、共通の概念であるバリューを見つけ出すことができます。

2. ミッション:目的
ミッションは、バリューに基づいて事業を行う「目的」です。単なる「やること」のみならず、「使命」や「存在意義」を含みます。

  • バリューを「何のためにやっているのか」を掘り下げることで、ミッションを導き出すことができます。

  • 特に、上位のバリューを「何のためにやっているのか」を考えましょう。

3. ビジョン:その先
ビジョンは、ミッションを達成した先に見える理想の未来です。抽象的な概念ですが、共感を生み出す重要な役割があります。

  • ミッションを推し進めた先にある「こんな世界になったらいいな」という理想を思い描きます。

  • ビジョンは、お客様・取引先・従業員など、関わりのあるすべての人の共感を呼ぶものです。ですので自社以外の広がりを持って考えることをお勧めします。


バリューを出発点とする方法は、中小企業でも取り組みやすい手法です。

ぜひ本記事を参考にMVVを策定していただき、MVVを作ることによるさまざまなメリットを享受していただければとてもうれしく思います。

<参考文献>
『経営者に贈る5つの質問』P.F.ドラッカー ダイヤモンド社

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?