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日本で活躍する海外女子インタビュー企画「太陽誘電」外国籍社員のCareerFlyとは-前編

「日本で働く」を実現し、自身のキャリアを広げ活躍している外国籍人材にインタビューする企画。
テーマ 「わたしのCareer Fly(飛躍する)とは」
日本で働く外国籍の方々はどのようなモチベーションを持っているのか?
昨今日本では外国籍方々の受け入れが進み、外国籍の方々それぞれのキャリア形成について注目されてきている。彼女たちの描くキャリアや日本で働く想いを紐解いていく。

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太陽誘電株式会社
経営企画本部人事部 蒼萍萍(Pingping)氏にインタビュー

中国大連出身。地元大連の日系企業で人事経験を積み、シンガポールへ。日系メーカーにて人事業務を包括的に対応する。
マルチリンガル能力と高い思考力を兼ね備え、長い人事経験を活かし太陽誘電へ入社。グローバル組織開発のための人材育成と評価制度などを担う。勉学に励むことも厭わず、MBA取得など高い学習意欲を兼ね備えている。

CareerFly 羽二生知美(以下、羽二生):改めまして、太陽誘電さんへのご転職おめでとうございます。

太陽誘電 pingping氏(以下、Pingping氏):ありがとうございます!おかげさまで、です!

日本で感じた”本気”の空気感

羽二生:日本に来て、改めて感じることありましたか?

Pingping氏 : 以前に比べて、外国籍の方々を受け入れようとする本気でオープンにしようという姿勢や雰囲気を感じています。良い意味で”びっくり”しています。私を含め外国籍の方々にとって、日本でのチャンスが広がったと思います。
今回機会をいただいた弊社(太陽誘電)については、無論Career Flyさんからご紹介いただきました。今回いただいた職務はこれまでのキャリアを十分に活かせること、また会社の成長スピードや戦略なども伺いに合わせて自分自身貢献していけると思い、同ポジションに決めました。

羽二生:実は、弊社とご一緒に転職活動をスタートして1ヶ月後には内定をもらっているのでしたよね?

Pingping氏:そうなんです。その会社からの内定は辞退させていただきました。

羽二生:理由を伺えますか?

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Pingping氏:一番は、家族の問題でした。日本での就職について、夫は同意していたものの、活動開始からすぐに日本企業からオファーをもらい、むしろ夫が動揺してしまい。(笑)そんなすぐに行くの?といった様子です。確かに、彼も準備が必要で語学のことや職探しのことも含め、家族としての準備がまだ不足していたタイミングでした。

羽二生:なるほど!そうだったのですね。

Pingping氏:もう一つの理由は、業界の違いです。これまで製造メーカーでの経験が中心でした。他業界への転身は、少しだけ覚悟が必要だったことも影響しています。30代になり、腰を据えてキャリアアップを図るためにも、焦って就職活動をするより余裕を持って行おうと思っていたため10ヶ月かけて日本への転職活動を行いました。

羽二生:そう考えると本当に弊社とは長くお付き合いさせていただいています!

5年先10年先を見据えたキャリア形成をしていきたい

羽二生:今後どのようなキャリアを積み上げていきたいとお考えですか?

Pingping氏:5年後、10年後を意識してキャリア形成をしていきたいです。”Settledown”したい、これが自分の中心にあります。

羽二生:といいますと?

Pingping氏:大都市に憧れ、エリートに囲まれバリバリ仕事をしたシンガポールでの時間。これも貴重でしたが、より仕事と生活のバランスをとりながら、腰を据えて、安定的な状況や環境下でしっかりとキャリア形成をしていきたいと考えるようになりました。

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家庭もありますので、家庭も仕事も両立でき、仕事では落ち着いて安心してキャリアを積み上げることができる会社を選べたと思っています。
羽二生:長期的にキャリア形成できる環境が整いましたね。

Pingping氏:はい、有難いことに、私の経験とスキルなど全てを考慮していただき、活躍できる舞台を整えていただいた弊社に本当に感謝しています。

羽二生:キャリアの専門性でいうと、グローバルな環境で人事の職務を高めていく、ということですね?

Pingping氏:そうですね。これまでの経験を活かしながら、初めての職務にもチャレンジしていきます。

人事部のボリュームとプロフェッショナリズムに驚いた!

羽二生:入社して1ヶ月が経ちますね。率直にいかがですか?

Pingping氏:こ弊社の人事部内の在籍人数にまず驚きました!(笑)

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羽二生:現在は、何名さまご在籍ですか?

Pingping氏:全員で50名です!本当に人数が多くてびっくりしました。
もう一つの驚きは、とても優秀な方々が集まっているな、と感じています。経営戦略から人事部全体として何が必要か汲み取り、それを人事の一人一人が自チームあるいは自己の戦略へ落とし込み、分析を重ねる。その分析結果を踏まえ、どのような方向性へいくのか、どのように課題を解決すべきか、そのためにどのような取り組みをすべきかが明確です。そのようなことができる方々の集まりでとても刺激を受けています。

羽二生:素晴らしいプロフェッショナル集団ですね。

後編へつづく

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