生活新聞 損得版: 「年金生活者支援給付金請求書」 

今回は「年金生活者支援給付金請求書」について取り上げます。

9月に「年金生活者支援給付金請求書」が該当者(年金時給者全員ではない)に送られてきているとおもいますが、速やかに手続きをした方が良さそうです。

早ければ次の年金支給日から、「年金生活者支援給付金」が上乗せされた金額が振り込まれるようになります。

「年金生活者支援給付金請求書」: 基礎年金の受給者が、年金生活者支援給付金を受け取るための書類です。

一言では: 「年金の金額が少ない人の生活を支援するための手当」が、年金に上乗せして支給される制度です。

従い、年金時給者全員が対象ではありません。

日本年金機構が該当者を決定しています。

年金生活者支援給付金請求書は、毎年9月1日から順次、年金事務所から該当者に送付されます。また、年金事務所の窓口で直接受け取ることもできます。

年金生活者支援給付金請求書には、以下の内容を記入する必要があります。

  • 氏名

  • 年金番号

  • 住所

  • 連絡先

  • 扶養義務者がいる場合は、扶養義務者の氏名、年金番号、住所

年金生活者支援給付金請求書を提出することで、年金生活者支援給付金の支給対象となります。原則として、請求書の提出月の翌月分から支給されます。

年金生活者支援給付金請求書の提出期限は、毎年12月31日です。期限までに提出しなかった場合は、その年分の年金生活者支援給付金を受給することができないので注意が必要です。

年金生活者支援給付金の支給額は、下記をご参照ください。

令和5年4月以降の給付額は、保険料納付済期間等に応じて算出されるので、各自だいぶ違ってきそうです。

令和5年度の年金額および年金生活者支援給付金支給金額の改定について|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

なお、年金生活者支援給付金は、年金と同じ口座に、年金とは別途支払われます。

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