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ラングリッサー2についての怪文書

怪文書

突然ですが、ラングリッサーシリーズが好きです。
すごく好きです。

そこで怪文書を書いて軽率に流そうと思います。

ラングリッサーとの出会い

それは小学4年生か、5年生の頃だったと記憶しています。近所に友達が住んでいて、よく一緒にゲームをしていたのですが、自分は「スーパードンキーコング」というゲームをクリアし、そのとき友達に「スーパードンキーコングのソフトを貸して欲しい」と言われました。(今はどうかよく知りませんが、当時の子供たちの間では、ゲームの貸し借りは普通に行われていました。ゲームのソフトの裏にマジックで名前とか書かれてましたよね。なつかしいですね。)

そのとき、快くスーパードンキーコングを貸してあげたのですが(スーパードンキーコングも名作なので、いつか怪文書を書きます)、そのときお返しにゲームソフトを貸してくれました。3本ほどソフトを貸してくれたのですが、そのなかに、デア・ラングリッサーというソフトがありました。それが、自分とラングリッサーシリーズとの出会いです。

そしてラングリッサーの世界へ

このデア・ラングリッサー、もともとはPCエンジンで発売されていた、ラングリッサー2のスーパーファミコン版なのですが、そんなことは当時知る由もありません。プレイしてみたらこれがシミュレーションRPGというもので、自分にとっては初のSRPGだったのですが、とても面白い。ハマってしまいました。なお、ストーリーについて、キャラクターについて、音楽についての怪文書はあとで書きます。長くなってますが、覚悟してください。

ラングリッサーを20年間以上に渡りプレイし続ける話

そして中学生になった頃でしょうか。ラングリッサーの1&2が、プレイステーションで発売されたのを聞きつけ、購入しました。今はプレミアがついてしまっている、プレイステーション版です。

ここから延々とプレイステーション版をプレイし続けます。特に2がお気に入りでした。

その後、中高生にかけてラングリッサー2をプレイし続けました。まあアーマードコアとかもやってましたけどね。(アーマードコアについての怪文書も今度書きます)

ただ、高校生と大学生に入ってからはほとんどラングリッサーをプレイしていませんでしたが、ラングリッサー熱が再燃する事件が起きます。

それは、PS Storeでのプレイステーション版のラングリッサー1&2、4&5のダウンロード再販、でした。

当時持っていたPSPで、つまりは携帯機でラングリッサーができてしまう、という当時としては画期的なことが起きてしまいました。携帯機でプレイできるということは、いつでもラングリッサーがプレイできてしまう。画期的です。

更に言ってしまえば、ラングリッサー4&5はソフトにプレミアがついてしまい、数万円の価格で取引がされていました。それがなんと、600円(当時の価格)でダウンロードできてしまう。狂喜乱舞しました。

そして再燃したラングリッサー熱、はじめてプレイする4&5でしたが、やはり自分はラングリッサー2が好きでした。PSVITAに買い換えた後も、ラングリッサー2をプレイし続け、いつしかラングリッサー専用機になりました。

そしてその後、PSVITAも下火になってきた頃、新たなラングリッサーの供給が起こります。

ラングリッサーモバイルの日本版のスタートです。

もともと中国版が先行リリースされており、中国版を羨ましく思っていたのですが、なんと日本語版がリリースされ始まるということに。またしても狂喜乱舞しました。

そしてラングリッサーモバイルをプレイし続け、今に至る、というわけです。まさに、ラングリッサーは人生、なのです。このまま飽きずに行くとそろそろ30年目に突入します。バカですね。

ラングリッサー2の魅力(ストーリー編)

さあここからが怪文書だ

ラングリッサー2のストーリーですが、すごくざっくりと言ってしまえば「光の勇者様の子孫達が、侵略者の悪の帝国と戦う」です。ラングリッサーは伝説の聖剣の名前でして、対となる「アルハザード」という魔剣があります。このアルハザードを帝国は既に所持しており、光の勇者様…作中では「光輝(ひかり)の末裔」というのですが、そこから聖剣ラングリッサーを奪い、手中に収めようとします。魔剣アルハザードに対抗できるのは聖剣ラングリッサーのみ。果たしてラングリッサーを手にすることができるのは光輝の末裔か、それとも帝国か。要するに聖剣の取り合いです。

ここまで書くとよくあるゲームのように思えるかもしれませんが、なんとこのゲーム、90年代のゲームにしてはめずらしく、マルチシナリオ、マルチエンディングとなっています。

主人公であるエルウィンは、最初は光輝の末裔という、光の勇者様の軍勢に所属しているのですが、敵である帝国に寝返って、もともと味方だった光輝の末裔と戦うことが可能です。

更に、帝国も寝返って、第三勢力であるモンスターの軍勢、魔族と共に戦うことも可能です。

更に更に、光輝の末裔も帝国も魔族も全て敵に回して自分一人だけの勢力として覇道を往くことも可能です。(このルートは難易度が高いがぜひプレイしてほしい!)

最終的には天界に殴り込み、神まで倒してしまいます。のちのソシャゲでガチャを渋る女神として有名な女神です。ざまあみろSRしか出さないガチャ女神め!

そしてもちろん各勢力によって仲間になるキャラクターも違いますし、ストーリーもエンディングも全て違います。なので、当時としてはかなり自由度が高いゲームでした。というかここまでルートの多い、マルチエンディングのゲームってこれが初なんじゃないか?とも思います(いつもの通り調べてないので本当に最初かはよくわかりません)

ラングリッサー2の魅力(キャラクター編)

怪文書はまだまだ続きます。

ラングリッサー2ですが、個性的なキャラクターが敵味方共に揃っており、そしてその殆どが味方として操作することが可能です。

自分の推しは帝国なのですが、帝国の皇帝や率いる四将軍に魅力的なキャラクターが揃っており、例えば帝王ベルンハルトなんかはどちらかというと北斗の拳寄りのキャラクターなのですが、帝国が力による支配を目指す裏には…ということが帝国ルートで語られたり、将軍のレオンはその帝王の忠臣として仕える、実は光輝の末裔の血を引いている大陸最強の騎士で、使用できるキャラの中でも最強に近いですし、猛将と名高いバルガスという将軍は、光輝の末裔軍に砦を襲撃されたときに産まれてきた娘のために戦うという、死亡フラグしかないシチュエーションでの戦いをしますし、女将軍のイメルダ将軍は光輝ルートでは作戦に失敗した部下さえ粛清する冷酷非道な将軍という印象を与えるものの、帝国ルートでは意外と人情派な一面を見せたり、エンディングでは帝国に支配された小国の姫、という設定も出て来たりします。そしてエグベルトという魔導師がいるのですが、このキャラが最推しで、帝王ベルンハルトと共に宰相として帝国を立ち上げた、もともと光輝の末裔の魔導師の弟子だったのですが闇に惹かれてしまい、破門されてしまうのですが、彼が闇に惹かれた真の理由とは…というのが帝国ルートで語られます。そしてエンディングでは、通称エグベルトバグというものがあり、フラグ管理にバグがあり、キャラクター固有のグッドエンド、バッドエンドというものがあるのですが、彼だけはどうプレイしてもバッドエンドにしかならないというバグが起きています。だが、それがいいんです。エンディングのあと、帝国に尽くした宰相らしい最期を遂げます。(ネタバレになってしまいますが)

まあ何が言いたいかと言うと帝国最推しってことなんですけどね。

まあ一応、光輝の末裔のほうにも、魅力的なキャラクターはいたりしますけどここでは割愛します。ぐぐってください。

と思ったけど光輝の末裔についても書きます。テーマ曲が「リアナとウハウハ」のヒロインの、そして貴重な回復役のリアナ、カルザスという国のおてんば姫で、空を飛ぶ飛兵として活躍するお姫様のシェリー、そのお姫様の家臣にしておてんばの苦労を一手に引き受ける苦労人のキース、スパロボのゲッター3を思い出してくれればいいんですが、水兵という使い所のない属性を持つレスター、名前からしていかにも弱そうな、どこかの領地の領主がお父さんとかの、特徴のないよわよわ騎兵のスコット、最初に出てくるステージで籠城してる意外にほとんど特徴のなかった、おてんば姫の先生の老兵アーロン、リアナのお姉さんで魔族に洗脳されてダークプリンセスとかいう名前の状態で出てくるラーナ、そして女神ルシリスの信者にして光輝おばさんのジェシカ。ぶっちゃけると光輝はあんまり特徴のある人も強いキャラもそんなにいません。

あと、「主人公のエルウィンがどんな道に進んでも必ずついてきてくれるキャラクター」というのがおり、それが魔術師のヘイン。見習い魔術師として出てくる最初はよわよわ魔術師なのですが、育てるとメテオという魔法を習得し固定砲台と化す、ある意味作中最強のキャラクターです。エンディングの後にムキムキの兄貴の国へ行ったことが続編の隠しステージで語られます。あとロウガとかいう傭兵が一応いますがでかい口叩く割にすごく弱いので無視していいです。あとソニアとかいう妹もいますがこちらもまあなんか、いいです。

そして忘れてはならないのが、主人公のエルウィンです。「自分の信念を貫き、故あれば寝返る系の主人公」として、更にはキャラメイクの仕様で作中最強のキャラとして君臨する、神をも倒すチート系主人公です。そして最強のジョブホッパー。のちにラングリッサーモバイルというゲームでこのキャラクターを育てるために2万円か3万円くらい俺は使いました。

ラングリッサー2の魅力(音楽編)

怪文書もラストに近づいて来ました。

ラングリッサーシリーズの音楽ですが、1から5まで、すべて岩垂徳行先生が作曲を担当されています。(一部、何曲かは別の方の作曲ですが、ほとんどは岩垂先生です。)

小学生当時、ラングリッサーを始めてプレイしたときには、誰が作曲してるか、なんて全く知りませんでした。(作曲家の名前はエンディングでしか流れないので、当たり前といえば当たり前です。)

ですが、延々とラングリッサーの音楽を聴いて、ゲーム音楽ってすげえ、と当時の自分は思っていました。当時のゲームだとよくあるのですが、裏技でサウンドモード、なんてのがあって、ゲームの音楽が聴けるやつ、ありましたよね。サウンドモードの裏技を使って、ずっと聞いていました。ちなみに大技林という本に裏技が載っていました(すごくなつかしいですね)

自分にとってのゲーム音楽の原点がまさにラングリッサーであり、まさに岩垂先生でありました。

好きな音楽、というと書ききれないのですが、とにかく名曲揃いなので音楽だけでも聴いてください。

そんな岩垂先生の指揮で、後年演奏させていただく機会が2回あり、これからアークハイブという吹奏楽団で3回目の演奏させていただく機会がいただけるのですが、まさに自分にとっては神様、仏様、岩垂様、というところがあり、実際にお会いしたり、飲み会の時にお話しさせていただいたり、一方的にオタク的にラングリッサーの話をさせていただいたりしたのですが、自分がめんどくさいオタクにも関わらずとても気さくな方なので、推せる…と思いながら演奏に参加させていただいております。いつも、岩垂先生のことは、心の中で手を合わせて拝んでいます。最推しです。

ラングリッサーモバイルについての怪文書

これで終わると思ったか?怪文書はまだまだ続くんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そしてリリースされたラングリッサーモバイルですが、最近は自分はこればっかりプレイしております。

とにかくリメイクや新作に恵まれなかった(新作で危うくクソゲーオブザイヤーを受賞しかけているのですが、詳しくはぐぐってください)ラングリッサーですが、このラングリッサーモバイルはおそらくラングリッサーシリーズのなかでもかなりの名作なんじゃないかなあと思っています。

リインカーネーションなんて無かった。いいね?

このラングリッサーシリーズ、日本よりも中国で人気があり、中国版が先行リリースされていて日本語版は中国版の後発なのですが、そのおかげで日本で特に人気がなくてもサービス終了しないという利点があります。日本でのプレイヤーが少なくても、中国のプレイヤーが課金してくれればサービス終了は免れます。

ガチャ要素はあるのですが、定期的にやってるキャラクターのピックアップガチャのピックアップが結構仕事してくれるので、ガチャに対するストレスは少ししか感じません。

デイリーミッションなどもボタン一つでできるので、時間がない人にも優しいですね。

そしてなんと、ゲーム内のクエストの一つで、ラングリッサー1から5のストーリーをすべてプレイすることができるので、今から始めてキャラクターの関係性やストーリーを知るにはもはや過去作をプレイしなくても、もうこれ一本で十分です。

そして沼とも言えるキャラ育成、SRやRのキャラクターよりSSRのキャラクターのほうが多いという、マジで豊富すぎるキャラクター、それに付随するキャラクエスト、まさに名作。

そして音楽ですが、新作もあるのですが、ほとんどが過去作のリメイクです。そして、さっき「無かった」と言ったラングリッサー新作のリインカーネーションの音楽の流用です。なので、リインカーネーションをプレイしなくても聴けるのが一番の利点です。よかったですね。

ただ、シミュレーションRPGとして難易度がかなり高いとか、ガチャがすごく渋くてガチャ女神のルシリスにイライラするとか、キャラを星6の最大まで育成するのにリアル時間で50日以上かかるとか、他のアニメとのコラボが多い割に期間限定のガチャでしかそのキャラが出ないし復刻もないとか、中国語版を翻訳しているので日本語が微妙に怪しいとかどういうわけか銀魂やポプテピピックとコラボしたりと、難しい点や欠点はありますが。

そんなラングリッサーモバイル、プレイしてね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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